原曲の「二輪の桜」(1938年)の作詞者は概要にある通り西條八十だが、「同期の桜」の作詞者は不明。正式に曲が成立した時期も不明であり、最も古い記録は終戦直前の1945年6月である。
なお、「二輪の桜」の歌詞には若干刺激の強い部分があるので安易に口ずさむのは避けたほうが良い。「同期の桜」にも名残のようなものは残ってはいるが。
歌詞について
歌い継がれることによって歌詞の細部が変化したこともあってか、現在吹き込まれている音源でも歌い手によって歌詞が変化し、5番の「花の都の靖国神社花の梢で咲いて会おう」の部分は「花の都の靖国神社同じ梢で咲いて会おう」となったり「春の梢に咲いて会おう」となったり、そもそも歌われなかったりする。
冒頭の「同じ兵学校の庭に咲く」も明確に航空隊がモチーフになっている部分のみ「同じ航空隊の」に差し替えているバージョンと、全番「航空隊」で歌っているバージョンもある。
同期の桜を歌った人たち
執筆者が把握しているのは以下の人物である。