概要
蓬莱島にいる四人組の妖怪。
かつて、人間と妖怪が平和に暮らしていた蓬莱島を襲撃し、そこに住んでいた多くの人々を虐殺、残された半妖の子供たちを支配した。
犬夜叉の父親とも闘ったことがあるらしく、その力は絶大で、現在は力の大半を封じられても尚、犬夜叉を圧倒出来る程である。
それぞれ四神がモチーフとなっている。
四闘神の首領。犬夜叉に刻印を施した張本人。
龍の腕を持ち風刃牙と雷刃牙を持つ二刀流使いでもある。それぞれの武器には技があり、風刃牙には地龍風隠(地に刺し攻撃を防ぐ技)、雷刃牙には天龍迅雷(天にかざし雷撃を落とす技)である。
他にも二本の剣を交差させ竜巻を飛ばすような技がある。本人の力量は龍の腕で金剛槍破を防ぎ、手を使って数人を吹き飛ばす風のような技を使える。
四闘神の参謀的存在。美男子だが、本性は残酷。殺生丸に刻印を施した張本人。
紅邪鬼を殺して奪い取った紅邪鬼扇を使い、鳥の形をした炎『灼熱鳥』が主力技である。劇中では殺生丸と戦うため、一時的に犬夜叉と対峙するシーンを除けば犬夜叉一行と関わる場面が無い。
モチーフは四神の朱雀。
四闘神では一番の怪力を持つ。頭脳戦は苦手で、肉弾戦が得意。凶羅から渡された(凶羅が斉天を殺して奪い取ってきた)斉天砲を普段の武器として使う。
モチーフは四神の白虎。
獣羅の弟で、四闘神では異色の存在。小島ほどある巨体で巨大な亀の姿をしている。甲羅に開いている穴や口からは巨大な火球を飛ばすことが出来る。本当の顔は亀の頭の額にある。
モチーフは四神の玄武。
その他
紅邪鬼(くじゃく)CV:斎賀みつき
殺生丸の回想に登場。
斉天と同じく殺生丸の父に仕えていた妖怪。四闘神の凶羅との戦いで敗死する。
武器は紅邪鬼扇だったが敗死した際に凶羅に奪われ、彼の武器にされた。皮肉にも炎を操る凶羅と紅邪鬼扇とは非常に相性が良く、これを得た事で凶羅は技に更なる磨きをかけた。
名前の読みからして元ネタは「封神演義」に登場した孔宣=孔雀明王だろうか?
斉天(せいてん)CV:陣内智則
殺生丸の回想に登場。
大砲を操る巨漢の妖怪。殺生丸の父に仕えていた妖怪。四闘神の凶羅との戦いで敗死する。
愛砲は斉天砲だったが敗死の際に凶羅に奪われ、彼を介して獣羅の武器にされた。かなり重量のある武器のはずだが桁外れの怪力と脚力を誇る獣羅は余裕で取り回しており、本来の持ち主である斉天以上に斉天砲を上手に使いこなしていた。
斉天というと「西遊記」の主人公・孫悟空=斉天大聖が元ネタか。「封神演義」では孫悟空がモデルと思しき袁洪というのも登場した。