概要
平安時代前期から中期に活躍した歌人。父は平城天皇の皇子であったが、皇位係争に巻き込まれることを恐れた父によって在原氏を賜り、臣下となった。
在原業平の兄にあたる人物である。
弟は対照的に、地方官や中央官吏を歴任するなど堅実な性格であった。
「立ち別れ いなばの山の みねにおふる まつとし聞かば 今帰り来む」
855年に初めて国司の長官に任じられて因幡国に赴いたときに詠んだ歌が、「百人一首」16番に載せられている。
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ありわらのゆきひら
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