概要
香川県東かがわ市引田駅前にあるJR四国高徳線の駅(T10)。
駅表示パネルのコメントは「讃岐和三盆とひな祭りの駅」。
高松駅からの普通列車は過半が当駅折り返しとなる。したがって、当駅から徳島県の板野駅までの間は運行本数が激減し、5時間ほど運行されないので要注意。
その上、同じ東かがわ市内でも白鳥地区・大内地区とこちら引田地区とで路線バスのエリアがまったく異なり、当駅を境に白鳥・大内は地場の大川バスだが、引田は徳島バス(以前は鳴門市営バス)のエリアである。大川バスは大川バス本社前を経て高松駅より、徳島バスは鳴門駅より乗り入れ、徳島バスはさらに当駅を跨いで、南西側の翼山温泉に発着する(1往復は引田駅折り返し)。このため、県境を跨いだ、鳴門市北灘地区からの利用者も少なくない。
駅構造
高松駅管理の無人駅だが、2022年3月12日のダイヤ改正以前は直営駅だった。駅舎には自動券売機が設置されている。ホームは単式、島式の複合2面3線で、互いのホームは高松寄りの跨線橋で結ばれる。単式ホームにあたる1番のりばが一線スルーになっているほか、南側には留置線が1線敷設されている。また乗務終了後の運転士・車掌が使用する宿舎もある。
隣の駅
「うずしお(特急)」については個別記事を参照。
【高松方面】讃岐白鳥駅(T11)/ 讃岐相生駅(T09)【徳島方面】
利用状況
2014年度の1日平均乗車人員は257人である。駅勢圏人口は、1つ高松寄りで東かがわ市役所最寄り駅の讃岐白鳥駅に比べて少ないが、乗車人員ではこちらが上回る。
乗車人員推移
年度 | 1日平均人数 |
---|---|
2008 | 320 |
2009 | 310 |
2010 | 305 |
2011 | 296 |
2012 | 271 |
2013 | 269 |
2014 | 257 |