「誤差修正! 016、012、ファイア!」
CV:小松未可子
人物像
新芦原高校に通う少女。界塚伊奈帆の同級生であり幼馴染。
ヴァース帝国第一皇女アセイラム・ヴァース・アリューシアの歓待パレードの警備に駆り出されていたところを暗殺テロに遭遇し、火星と地球との間で戦争が勃発した事から、伊奈帆や仲間達と共に火星側陣営と戦うことになる。
高校で生徒会役員をしており責任感は強く、咄嗟の行動力に秀でる他、勉学にも励んでおり、学年主席の座を奪った伊奈帆への対抗心を隠さないなど、向上心にも富んだ明朗な性格の持ち主。
カタフラクトの操縦以外にもクレーンや輸送車の操作・運転技能も有しており、腹を括れば戦闘状況の最中でもほとんど取り乱すことのない冷静さを併せ持つ。その一方で感受性は歳相応で、敵の対空砲火に怯えて身を竦めたり、仲間の危機に涙を拭いながら作戦を遂行したりする場面も見られる。また、伊奈帆に対して好意を抱いている事もあって、恋に関する話には何かと機敏。
搭乗機は当初は伊奈帆らと共に練習機のスレイプニールに搭乗していたが、正式に連合軍に編入された事でアレイオンに乗り換えている。
軍に編入されてからは界塚ユキのマスタング小隊に所属。コールサインは「マスタング1-1」。
カタフラクトの操縦はマニュアルに忠実であり、その為当初こそ動作を鈍らせる事も少なくなかったが、彼女自身第一線で戦えるだけの技量を持つ。
初陣ではスレイン・トロイヤードが乗るスカイキャリアをアサルトライフルによる狙撃で撃墜。ニロケラス撃退の際には連続長距離狙撃を敢行し、敵の足場を崩すという作戦の要を見事に果たした。2期のディオスクリアIIとの戦いでは伊奈帆との連携によりバリアを破壊、スレイン・トロイヤードの仕掛けた罠から伊奈帆を間一髪のところで救出した。