概要
上級怪人・グリードによって生み出される。
人間の欲望を糧にしてセルメダルを増やし続けるための存在であり、自我は持つが親たるグリードの指示を忠実に実行する。戦力として生み出された場合は除くがセルメダルの回収がグリードの目的である以上無事にメダルを増やし生還しても最終的には自壊しメダルに還る。
グリードと鴻上ファウンデーションの人間は、このセルメダルを狙っている。
人間の頭部に出現するメダル投入口にセルメダルを投入すと、「白ヤミー」というミイラ(MUMMY)のような包帯巻きの怪人体が出現する。
そこからさらに欲望を食わせることで、人間にセルメダルを入れたグリードに関係する生物をモデルとした姿へと変化する。
その体はセルメダルによって構成され、ヤミーが成長すると体内のメダル数も増え、逆にダメージを受けると傷口からメダルが散らばる。
各グリードごとにヤミーの成長方法は異なる。
動物をモチーフとしており、"動物の和名+ヤミー"という名がつけられる。
複数のモチーフを持つヤミーもいる。
共通デザインとしてメダルのような円の模様がある。
顔は動物のものと人のものの2つがついていて、非人型は人間の手の意匠がある。
一覧
虫系
ウヴァが作り出す。人間から分離した白ヤミーに人間の『欲望の象徴』を直接喰わせる。
言葉をしゃべれるほど高い知能を持つ個体も多い。
ゴキブリヤミー(小説)
猫系
カザリが作り出す。人間に白ヤミーを寄生させ欲望を満たす行動をとらせる。
内部に人間が囚われているため相手をするライダーにとっては救出も同時に行わなければならずそういった意味でも厄介。逆に800年前にグリードたちが王に反乱を起こした時は王を内部に閉じ込めるという目的で生み出された個体もいる。
ライオンヤミー(小説)
重量系
ガメルが自らにメダルを投入し、人間を観察して得た自身の欲望でヤミーを作る。このヤミー達から作られるセルメダルは、作られたそばから直接ガメルへと送られるため、倒したとしても入手できる数は最も少ない(劇中では1枚のみ)と、ガメルからすればローリスクハイリターンなヤミーである。
水棲系
メズールが作り出す。人間の傍に巣を作り、その欲望で卵を育てる。生まれるまで時間はかかるが一回の孵化辺りに出現する数が多く、それに比例して回収できるセルメダルも多いのが特徴。
クジラヤミー(小説)
鳥系
アンクやアンク(ロスト)が作り出す。人間から分離した白ヤミーに、人間の欲望に必要な行為をさせる。
コンドルヤミー(小説)
恐竜・幻獣系
真木清人が作り出す。人間ではなく器物にメダルを投入してヤミーを作る。欲望を消すために行動する。その目的ゆえか戦闘能力が高く特殊能力も大量の人間を一挙に殺害できるレベルのものが多い。
合成系
主にカザリが作り出す。2つの属性を持つ。個体によって違った動きをとる。