この記事は描きかけです。
「荊棘 荊棘 (うまら けいきょく)」とは、
東方九頭龍事変 第弐章「東方矛盾葎 ~ Miscellaneous Oxymoron.」に登場する3面のボスキャラのことである。
架空の昆虫である「棘有棘無棘棘(トゲアリトゲナシトゲトゲ)」または「棘有棘無棘葉虫(トゲアリトゲナシトゲハムシ)」の妖怪だが、
妖怪よりも人間の肩を持ち行動する。男勝りな性格で正義感が強く、異変の際も人間達を護ろうとして独自の結界を構築する。
が、霊夢達に異変と思われ結界は破壊され、双方誤解のまま戦闘になる。
が、幻想郷に来る前、とある人間の下で退魔師の修行を積み、鬼や悪霊に対して強い迎撃能力を有することになった。
東方矛盾葎の異変にて、暴走した龍脈からさらなる力を得たことにより、彼女なりに異変に立ち向かう。
外の世界(というか外宇宙・異次元)から侵入してきたティンダロスの猟犬を食い止めるために、
周囲の地域に存在する物体の「鋭角」を曲線にして回るが、その結果返って異変を複雑化することになるのだった。
東方矛盾葎において、彼女が象徴する形容矛盾は「棘有棘無棘棘」。
ネタのほとんどは棘(トゲ)や棘(イバラ)・サボテンに関することで構成されている。
名前 | 「荊棘 荊棘」 (うまら けいきょく) |
---|---|
二つ名 | 「鸞鳳さえ追儺す棘矢」(キング・オブ・ソーン) |
能力 | 「棘を操る程度の能力」 |
種族 | 「妖蟲」 |
登場 | 東方矛盾葎の3面 「禿山の月下美刃 (滑らかなる枳棘)」 |
テーマ曲 | 「披荊斬棘 ~ Tread a Thorny Path.」 |
スペルカード
No. | スペルカード名 | 使用場面 | スペルカード名 | 使用場面 | |
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第1符 | 棘符「桃弧棘矢」 | 3面: Easy / Normal | 棘符「披荊斬棘」 | 3面: Hard / Lunatic | |
第2符 | 棘符「荊棘銅駝」 | 3面: Easy / Normal | 棘符「枳棘非鸞鳳所棲」 | 3面: Hard / Lunatic | |
第3符 | 棘符「山颪の両刀論法」 | 3面: Easy / Normal | 棘符「メシアズクラウン」 | 3面: Hard / Lunatic | |
第4符 | 棘符「エンペラーツリー」 | 3面: Easy / Normal | 棘符「ハーミットパルム」 | 3面: Hard / Lunatic | |
最終符 | 滑符「アンチティンダロスフィールド」 | 3面: Easy / Normal | 詰照「スウィートドラゴンフルーツ」 | 3面: Hard / Lunatic |
以下詳細
名前
****荊棘 荊棘
名前の由来
「荊棘」(うまら)
「茨」とも書き、「いばら」「うばら」とも読む。
「からたちの 茨(うばら)刈りそけ 倉立てむ/万葉 3832」
「道のへの 茨(うまら)の末(うれ)に 這(は)ほ豆の/万葉 4352」
「荊棘」(けいきょく)
(1)イバラなどとげのある低木。また、イバラなどの生い茂る荒れた土地。
(2)障害・妨げとなるもの。困難。
荊棘荊棘(うまら けいきょく)は霊夢達の前に立ち塞がる障害であり、イバラを操るボスである。
予断だが東方矛盾葎の作者は、自作キャラに名と姓で同じ漢字を使う(あるいは韻を踏む)手法を好むところがある。
一面ボスの尸忌尸(よりまし かばね)も、元は「尸 尸」(かたしろ かばね)にする予定だった。
二つ名
「鸞鳳さえ追儺す棘矢」
- 「鸞鳳さえ追儺す棘矢」(キング・オブ・ソーン:King of Thorn)
「キング・オブ・ソーン:King of Thorn」
直訳すれば「いばらの王」
2010年に映画化された同名のアニメ映画と色々被ったのは偶然。
[nicovideo:sm10992307]
ゼウス神属とか出てきてないぞー。
「鸞鳳(らんぽう)さえ追儺(ついな)す棘矢(きょくし)」
意訳すれば「有徳の存在さえ追い払ってしまう退魔師」と言う意味になる。
「鸞鳳」(らんぽう)
「枳棘非鸞鳳所棲」(くきょくひらんぽうしょせい)と言う言葉に由来。
「鸞」も「鳳」も中国の想像上の鳥で、「鸞」は、五色の羽と五色の声の鳥。「鳳」は、瑞鳥、霊鳥とされている鳥。
「追儺」(ついな)
追儺とは、大晦日(12月30日 (旧暦))の宮中の年中行事であり、平安時代の初期頃から行われている鬼払いの儀式。
「鬼やらい」(鬼遣らい、鬼儺などとも表記)、「儺(な)やらい」とも呼ばれる。
追儺はもとは中国の行事であり、宮廷の年中行事となり、現在の節分の元となった行事である。
日本で、この追儺(ついな)の行事が行われたのは、文武天皇の慶雲三年(706)に宮中で初めて営まれたらしい。
慶雲三年には諸国に疫病が蔓延し多くの死者が出たので大いに「鬼儺」(おにやらい)したと記述されている。
宮中では官職の者が鬼の姿をして災害や疫病などの災いに見立て、
また黄金の仮面に矛(ほこ)や盾(たて)を持った者が豆を撒きながら悪魔悪鬼を追い払い新しい年を迎えたという。
また、「追儺」(ついな)の儀式によって鬼役をしていた方相氏(ほうそうし)のネタは、
一面ボスの尸忌尸(よりまし かばね)のテーマ曲「胸詰童子は穢悪 ~ Detestable Lamentation」に係る。
鬼や悪霊といった妖怪を退治する荊棘荊棘(うまら けいきょく)もまた、妖怪であり、
全身のトゲを伸ばして戦闘する姿は鬼そのものといっていいほど禍々しい。
「腹立たば 鏡を出して 顔を見よ 鬼の姿が ただで見られる」
「棘矢」(きょくし)
イバラの矢のことで、魔除の道具。「桃弧棘矢」(とうこきょくし)という言葉が由来。
ここでは妖怪を退治する荊棘荊棘(うまら けいきょく)自身を指す。
能力
「棘を操る程度の能力」
物質・概念としての「棘(トゲ)」を操ることができる。龍脈の恩恵もあって効果範囲は一つの地方に及ぶ。
植物のイバラを生やすのはもちろんのこと、心のトゲ(敵意・殺気)を消すこと・隠すこともできる。
そのため、揉め事の時に仲裁役をこなすことがある。
異変の際は、パニックを起こした人妖が互いを傷つけないよう人間・妖怪達の精神操作を行った。
が、その精神操作の力が霊夢達の誤解を招き、襲撃される。
また、 ティンダロスの猟犬から幻想郷を護るため、予測出現地点の物体の「鋭角」を曲線に変えたことも、
誤解された要因である。
他にも物質の凸凹だけではなく、体の凹凸(プロポーション)を操作することもできる。
術耐性が無いまま荊棘荊棘に挑む者は、自身から生えた棘に貫かれ、瞬殺される。
種族
妖蟲
棘有棘無棘棘(トゲアリトゲナシトゲトゲ)が妖怪化したもの。
弱点
元が昆虫系の妖怪なので火系の攻撃に弱い。
また、リグル・ナイトバグの「蟲を操る程度の能力」の影響を受ける。
職業
退魔師
とある人間の下で退魔師の修行を積み、一人前の退魔師に成っている。
単純な戦闘力だけでなく、鬼の力を殺ぐ戦術にも秀でている。
現在の幻想郷で、鬼退治の方法(妖術の類)を知っている数少ない人物でもある。
仲裁屋
荊棘荊棘(うまら けいきょく)の 「棘を操る程度の能力」は、他者の敵意や「トゲのある態度」も操れる。
なので、近くの集落の人々から、仲直りや揉め事の仲裁をする役を任されるようになった。
容貌
イバラの冠
キリストの被ってた冠に由来。
「棘を操る程度の能力」の影響で、自分には刺さらない。棘を伸ばして攻撃することもできる。
触覚
「棘有棘無棘棘(トゲアリトゲナシトゲトゲ)」の触覚・・・と言いたいところだけど、トゲハムシの触覚に由来。
感情が犬の尻尾よりよく表れる。
ボサボサの髪
いわゆる荊棘髪(おどろがみ)。
おどろは「棘」とも「荊棘」とも書き、髪などがぼうぼうと乱れてもつれているさまや、
草木が乱れ茂っている所、藪(やぶ)、また、乱れ茂っている草木の意味もある。
「髪をおどろに振り乱した人が /薄命のすず子(お室)」
「おく山の おどろの下を 踏みわけて /増鏡(おどろの下)」
スパイク付きの腕輪・首輪
荊棘荊棘のツンツンっぷりを象徴。自前の能力のおかげで自身には刺さらないし引っかからない。
弓矢
「桃弧棘矢」という言葉に由来。桃の木の弓と、イバラの矢、共に悪霊を払う呪具である。
荊棘荊棘(うまら けいきょく)は矢を接近戦の武器、弓を鬼や悪霊に対しての音響兵器としても使う。
短いシャツ
へそ出しで健康的な色気を表現。
自身の能力(体の凹凸も操れる)のおかげでで、プロポーション維持に、衣服による矯正はいらない。
トゲトゲが付いたスカート
棘を伸ばして攻撃することもできる。美しいバラにはトゲがある。秘密の花園はイバラによって護られているのダ。
腰に結んだ服(?)
トゲトゲ(トゲハムシ)を模した衣装を腰に結んでいる。ファンネルみたいに棘を射出し操ることもできる。
トゲの付いた靴
トゲは自由に伸び縮みさせることができる。踏まれても蹴られてもとても痛い。
性格
一人称「俺」。二人称「お前」。
男勝りでぶらっきぼう。勝気でツンデレ。根は優しく、使命感と正義感がある。
対人態度
人間にはとても友好的。恐らく退魔師としての師匠の影響。
幻想郷に鬼が居た頃、人間に味方し、鬼や悪霊を退治していた。こう見えて戦闘力はかなり高い。
鬼がいなくなった後も、妖怪退治や揉め事の仲裁役をして、人間のよき隣人たろうと努力していた。
東方矛盾葎の異変まで霊夢達と鉢合わせなかったのは、単に住んでいる地域が離れているため。
スペルカード
ネタのほとんどは棘(トゲ)や棘(イバラ)・サボテンに関することで構成されている。
棘符「桃弧棘矢」
桃弧棘矢(とうこきょくし)と読む( Easy / Normal )弾幕。拡散する矢を放つ技。
魔除(まよけ)に用いられた桃の木の弓とイバラの矢。災いを払うことを意味する。
「 桃弧」は桃の木で作った弓。「棘矢」はイバラの矢。ともに魔除けのために 用いられた道具。
出典は、『春秋左氏伝(しゅんじゅうさしでん)』昭公(し ょうこう)四年◎桃紅柳緑の候 。
類義語としては、「鳥語花香」(ちょうごかこ う)、「柳暗花明」(りゅうあんかめい)などがある。
桃の木で作った弓は、日本でも鬼や悪霊を払う儀式に用いられ、
鵺退治や節分の元になった「追儺(ついな)」とも深い関係がある。
棘符「披荊斬棘」
テーマ曲と同じ名を冠した( Hard / Lunatic )弾幕。
「披荊斬棘」(ひけいざんきょく)と読む。
意味は、棘のあるイバラの路切り開いて前進することから、困難を克服しながら前に進んでいくここと。
「披」は切り開くこと。「荊」「棘」はともにイバラのこと。
棘符「荊棘銅駝」
「荊棘銅駝」(けいきょくどうだ)と読む( Easy / Normal )弾幕。
意味は国が滅びることを嘆くこと。
真の索靖が「宮門を飾る銅製のラクダも、やがてはイバラの中にすてさられよう」と嘆いたという故事から。
棘符「枳棘非鸞鳳所棲」
「枳棘非鸞鳳所棲」(くきょくひらんぽうしょせい)と読む( Hard / Lunatic )弾幕。
『枳棘(キキョク)は鸞鳳(ランポウ)の棲む所に非ず』・・・晋書(循吏)に由来。
枳殻(からたち)や茨(いばら)の中には、鸞(らん)や鳳(おおとり)は住まない。
立派な人は低い地位にいてはならないということ。
賢人は居る場所を選ぶということの喩え。
類義語として、「大魚は小池に棲まず」「冠履は同じく蔵まず」とい言葉もある。
「鸞」も「鳳」も中国の想像上の鳥で、「鸞」は、五色の羽と五色の声の鳥。「鳳」は、瑞鳥、霊鳥とされている鳥。
棘符「山颪の両刀論法」
「山颪(やまおろし)の両刀論法(りょうとうろんぽう)」・・・「ヤマアラシのジレンマ」を意味する( Easy / Normal )弾幕。
山颪(やまおろし)
山を越えて水分を失い、乾いた状態で吹き降ろされる冷たい風。
あるいは、鳥山石燕による妖怪画集『百器徒然袋』にある日本の妖怪。
妖怪の場合、おろし金を頭に頂いた人型として描かれ、頭部にはおろし金の無数の突起が毛髪のように並んでいる。
同画図の解説文ではこの妖怪を豪猪なる獣にたとえ、
「豪猪といへる獣あり(略)此妖怪も名とかたちの似たるゆへにかく言ふならんと 夢心におもひぬ」と述べているが、
江戸時代の百科事典『和漢三才図会』では「豪猪」はイノシシのような獣とされ、
背に約1尺(約30センチメートル)の針が生えており、豪猪が怒るとこの針を矢のように飛ばすと述べられている。
これは現在ではヤマアラシのことと推察されており、石燕はおろし金の突起をヤマアラシの刺にたとえ、
このような妖怪を創作したと考えられている。
おろし金の付喪神(器物が変化した妖怪)との解釈もある。
室町時代の『百鬼夜行絵巻』には、頭に浅沓(あさくつ、男性貴族の履物)を乗せたヤマアラシ状の妖怪が登場しており、
これをもとに山颪が描かれたとの説もある。
「両刀論法」(りょうとうろんぽう)
バイセクシャルのことではなく、ジレンマのことである。
ジレンマ、ディレンマ (dilemma) とは、ラテン語、ギリシャ語においては、二つの仮定や前提(di-lemma)から導き出される、
矛盾や障害や問題を意味し、東方矛盾葎のテーマとイバラ・・・荊棘荊棘 (うまら けいきょく)に係る。
「両刀論法」は「進退両難」、「板ばさみ」という「二方向のどちらも行けない」、
「二方からの相容れない要求によって身動きが取れない」といった表現も表記されている。
転じて「抜き差しならない羽目」や「窮地」という意味にも使われるようになった。
「山颪(やまおろし)の両刀論法(りょうとうろんぽう)」とは、要するに「ヤマアラシのジレンマ」を意味するのだ。
「ヤマアラシのジレンマ」
「自己の自立」と「相手との一体感」という2つの欲求によるジレンマ。
寒空にいる2匹のヤマアラシがお互いに身を寄せ合って暖め合いたいが、針が刺さるので近づけないという、
ドイツの哲学者、ショーペンハウアーの寓話による。
但し、心理学的には、上述の否定的な意味と「紆余曲折の末、両者にとってちょうど良い距離に気付く」
という肯定的な意味として使われることもあり、両義的な用例が許されている点に注意が必要である。
なお、実際のヤマアラシは針のない頭部を寄せ合って体温を保ったり、睡眠をとっている。
棘符「メシアズクラウン」
「聖ヨハネによる福音書」に由来し、「イバラの冠」を意味する( Hard / Lunatic )弾幕。
メシアズ(救世主の)クラウン(冠)・・・キリストが処刑される前に被された「イバラの冠」のこと。
しかし、祭司長たちや長老たちは、バラバを釈放して、イエスを死刑に処してもらうようにと群衆を説得した。
そこで、総督が、「二人のうち、どちらを釈放してほしいのか」と言うと、人々は、「バラバを」と言った。
ピラトが、「では、メシアといわれているイエスの方は、どうしたらよいか」と言うと、皆は、「十字架につけろ」と言った。
ピラトは、「いったいどんな悪事を働いたというのか」と言ったが、群衆はますます激しく、「十字架につけろ」と叫び続けた。
ピラトは、それ以上言っても無駄なばかりか、かえって騒動が起こりそうなのを見て、
水を持って来させ、群衆の前で手を洗って言った。
「この人の血について、わたしには責任がない。お前たちの問題だ。」
民はこぞって答えた。
「その血の責任は、我々と子孫にある。」
そこで、ピラトはバラバを釈放し、イエスを鞭打ってから、十字架につけるために引き渡した。
それから、総督の兵士たちは、イエスを総督官邸に連れて行き、部隊の全員をイエスの周りに集めた。
そして、イエスの着ている物をはぎ取り、赤い外套を着せ、茨で冠を編んで頭に載せ、また、右手に葦の棒を持たせて、
その前にひざまずき、「ユダヤ人の王、万歳」と言って、侮辱した。
また、唾を吐きかけ、葦の棒を取り上げて頭をたたき続けた。
このようにイエスを侮辱したあげく、外套を脱がせて元の服を着せ、十字架につけるために引いて行った。
(マタイ27:20-31)
棘符「エンペラーツリー」
サボテンがトゲを散布しながら多数転がってくる( Easy / Normal )弾幕。
サボテンを漢字で書くと「覇王樹」。無理やり英訳すると「Emperor Tree」。
サボテンは〔語源には、(ポルトガル) sabo(石鹸(せつけん))と関連づける説などがある〕サボテン科の多肉植物の総称。
南北アメリカ大陸などの乾燥地に二〇〇〇以上の種がある。
茎は緑色で多肉、柱状・球状・板状等になって茎節に分かれ、茎節に葉の退化した刺(とげ)がある。
多くは夏に美しい花をつけ、観賞用として広く栽培される。カクタス。シャボテン。
[季]夏。《仙人掌(サボテン)の 奇峰を愛す 座右かな /村上鬼城》
棘符「ハーミットパルム」
気配を消して、触手のようなイバラで絡め取ってこようとする( Hard / Lunatic )弾幕。
「棘を操る程度の能力」で己の心の棘(トゲ)である「殺気」を隠して襲い掛かる技。
サボテンを漢字で書くと「仙人掌」。さらに英訳すると「Hermit Palm」。
触手のイバラは「隠者の紫」(ハーミット・パープル)に由来。
ラストスペル
戦闘中のボスのスペルカードを全てノーボム・ノーミスで凌ぐと発動するスペルカード。
滑符「アンチティンダロスフィールド」
ティンダロスの猟犬に対抗するために作り出した特殊結界を張る( Easy / Normal )弾幕。
周囲の物質の「鋭角」を無くす技であり、生物も対象になる。
龍脈の恩恵が無ければ、霊夢とて一切凹凸の無い球体か芋虫みたいな姿にされるところだった。
詰照「スウィートドラゴンフルーツ」
「詰照」はツンデレを指す。
ドラゴンフルーツは「火龍果」とも書き、覇王樹(サボテン)の一種である。
没スペルカード
棘符「針千本」
ファイナルファンタジーシリーズに登場するモンスター「サボテンダー」の使う技に由来。
棘符「茨田の堤」
古代、茨田の地にあった堤防。記紀に仁徳天皇が造らせたとある。淀川の氾濫を防いだ。
棘符「茨木ロケットパンチ」
茨木童子の切り落とされた腕に由来。
登場
東方矛盾葎の3面 「禿山の月下美刃 (滑らかなる枳棘)」
内包霊格
関連人物
テーマ曲
「披荊斬棘 ~ Tread a Thorny Path.」
「披荊斬棘」は「ひけいざんきょく」と読む。意味は「障害を除き困難を克服して前進すること」。
「Tread a Thorny Path」は「イバラの道を辿る」と言う意味。
イメージはこんな雰囲気。
[nicovideo:sm158634]
東方矛盾葎の作者はプログラミングと音楽能力がスカタンなので、単独での曲作りは絶望的である。
関連タグ
東方矛盾葎 東方 東方オリジナル 東方project オリ東方
Stage01:尸忌尸
Stage02:エノテラ
Stage03:荊棘荊棘
Stage04:古立木斤
Stage04:キュアノエイデス・グラナティス
Stage05:光軽巳重
Stage06:鎮部葎
StageEX:鋒務
StageEX:楯遁