概要
ポケモンシリーズでは主人公の名前をプレイヤーが自由に付けられるため、これといって統一された正式名称はない。
新作が発売されてしばらくすると、デフォルトネームやライバルとして登場したときなどの名前が定着していく。
それまではその男主人公の登場するシリーズ名と、この主人公♂が併用されているようだ。
アニメにおいての扱いは基本不遇。理由は男主人公のポジションは毎回サトシと決まっているためで、本編には一切登場せず映画などで一瞬出る程度。
そのため通称が定まるのは女主人公と違い、新作が発売されてから決まるケースがほとんど。
主人公が女の場合、主人公♀といわれる。
漫画作品『ポケットモンスター☆SPECIAL』では、それぞれ主人公♂をモデルとした一キャラクターとして独立している。以下記事とリンク先を参照し、混同を避けることをおすすめする。
第一世代
レッド（RGB）
ゲームではデフォルトネームがいくつかあり、正式名称がなかったために名前が決まっていなかった。
次第にデフォルトネームのなかから赤緑の「赤」から取ったレッド、ライバルは「緑」から取ったグリーンで呼ばれるようになる。
以降、様々なアンソロジー含む初代を題材にした漫画では主人公＝レッドの式が確立。
ポケスペだろうとギエピーだろうと全ての始まりとなる主人公はレッドとなった。
その影響か、彼は続編の金銀では初代と同じ服装のままレッドとしてまさかの再登場をした。
極稀にゲームのデフォルトネームの一つや、アニメの主人公から取ってサトシと呼ぶ人もいる。
リメイク版のレッドと区別を付けるためのタグとしては、初代主人公が用いられている。
第二世代
ゴールド（GSC）
この頃もこれと言った正式名称がなかったために名前が定まっていなかったが、
レッドと同じように、デフォルトネームの一つで金銀の「金」から取ったゴールドと呼ばれることが多い。（対応するようにライバルは「銀」から取ったシルバーで定着）
ポケスペで彼に相当するキャラも同じくゴールド>ゴールド(ポケスペ)(イラスト右)。
アニメでは数少ない出演権を得た主人公。ケンタという名前で登場したが、2001年末と遅い登場だったためかこちらで呼ばれる事は稀。
第三世代
ユウキ（RSE）
ゲームでは女主人公を選んだ場合、主人公をアシストする先輩キャラとしてユウキという名前で登場。
この事からこのキャラはユウキという名称で定着している。
ポケスペで彼に相当するキャラはルビーと呼ばれる。
レッド（FRLG）
初の旧作リメイク男主人公。おそらく第一世代のレッドをベースにしたキャラ。
ゲームに登場する男主人公では唯一アニメ出演履歴も一切なく、主人公名を決める際のデフォルトネームもない事から、
「ファイアレッド」から取って「アレッド」「ファイア」等というあだ名がついた。
しかしこの名義を使う者は少なく、むしろ第一世代同様レッドの方が多い。
HGSSではシロガネやまにFRLGと同じ服装のままレッドとして再登場したり、スマブラで登場した際は「ポケモントレーナー」名義で登場するなど正式名称は曖昧。
ポケスペではレッドがコスチュームチェンジする事で登場。
旧作のレッドと区別を付けるためのタグは、ファイアレッドやリメイクレッドが主流。
第四世代
コウキ（DPt）
ゲームでは女主人公を選んだ場合、主人公をアシストする先輩キャラとしてコウキという名前で登場。
この事からこのキャラはコウキという名称で定着している。
ポケスペで彼に相当するキャラはダイヤモンド（愛称ダイヤ）と呼ばれる。
ヒビキ（HGSS）
旧作リメイクの男主人公。
ユウキやコウキ同様、女主人公を選ぶとヒビキという名前の幼馴染で登場。
ポケスペはゴールドがコスチュームチェンジする事で登場。
第五世代
トウヤ（BW）
今作でも幼馴染や先輩として出るか……と思われたが、ゲームではチェレンとベルが幼馴染として登場、アニメも毎度恒例サトシが男主人公のアレンジ版衣装を着て代用したため、彼を主人公にでもしない限りは双方のシナリオでは一切絡まないキャラに。
だが、ゲームでは女主人公を選ぶとバトルサブウェイでマルチトレインを選んだ際トウヤという名称のパートナーとして登場。
以降彼の通称はトウヤで定着している。ちなみにポケスペで彼に相当するキャラはブラック。
キョウヘイ（BW2）
ゲームでは女主人公を選んだ場合、バトルサブウェイでキョウヘイという名前の相方として登場するので、そこで名前が確認出来る。
ポケスペで彼に相当するキャラはラクツ。
第六世代
カルム（XY）
2013年10月発売の新作「ポケモンXY」の男主人公。
主人公♀を選んだ場合、この名前でライバルとして登場する。
世界同時発売し、それを意識してなのか人種別に3種類の容姿が設定されている。
ポケスペで彼に相当するキャラはエックス。
