ビートルファンガイア
しょくざいのそのをぶんだんするひづけへんこうせん
「仮面ライダーディケイド」に登場する「ファンガイアの王」。
概要
リ・イマジネーションされた「キバの世界」におけるファンガイアの王（キング）。昆虫の力を持つインセクトクラスに所属するカブトムシのファンガイア。真名は「贖罪の園を分断する、日付変更線」。かつてファンガイアの掟を破って人間の女を愛し、ハーフとなるワタルをこの世に生み出した（つまり原作における紅渡とは家族関係が全く逆）。
長らく失踪し、跡を継いでキングの座に就いたワタルから隠れていたが、突如玉座に戻りキバットバットⅢ世を強奪して「人間との共存」に尽力していたワタルの願いとは全く逆の「ファンガイアによる人間の支配」を目論む。
それに対し反対したアームズモンスター三人衆を無理やり取り込み、ディケイドをドガバキフォームの力で叩きのめす。しかしそこに駆けつけ、人間であるユウスケとも友達になることを誓ったワタルの言動に動揺。スキを見てキバットを奪い返されてしまう。
追い詰められたビートルファンガイアは正体を現してキャッスルドランから攻撃を始め、ディケイドと仮面ライダーキバに変身したワタルを倒そうと目論むが、二人の協力により返り討ちにされた。
その後アポロガイストにより他の世界のボス怪人（バッファローロード、タイガーオルフェノク、パラドキサアンデッド、フィロキセラワーム、アリゲーターイマジン）共々復活、ディケイドに襲い掛かる。
しかし、ネタバレになるので詳しくは書かないが、この中で彼だけが他の怪人（弟切、鎌田、百瀬他）たちと違う目的でライダーたちの前に立ちふさがった怪人であることは忘れてはならない。