ニトロプラス
にとろぷらす
ニトロプラスとは日本のゲームメーカーである。主にアダルトゲームを製作している。
概要
エロゲに多い『萌え』路線よりも、『燃え』路線の内容が多い。もちろん萌えが全くないわけでもない。
でじたろう(社長)が虚淵玄の才能に惚れ込み『Phantom -PHANTOM OF INFERNO-』を世に出すためだけに設立されたという経緯がある。
初期のころはミリタリー系雑誌にも広告を出すというエロゲ会社としては珍しい宣伝方式をとっており、ミリタリー系雑誌手特集が組まれたこともある。
コミックマーケットや秋葉原などで頻繁に見かける女装した太めの広報担当ジョイまっくす(性別:♂)も有名。
現在フリーのイラストレーターとして活躍する中央東口は、デビュー当時ニトロプラスに在籍していた。
近年はアダルトゲームの制作を続けつつ、一般アニメ・特撮などへの参加も行い活動の幅を広げている。
作品一覧
- Phantom -PHANTOM OF INFERNO-(2000年2月25日)
- 吸血殲鬼ヴェドゴニア(2001年1月26日)
- 鬼哭街(2002年3月29日、2011年5月28日にリメイク版が発売)
- "Hello, world."(2002年9月27日)
- 斬魔大聖デモンベイン(2003年4月25日)
- 沙耶の唄(2003年12月26日)
- Phantom INTEGRATION(2004年9月17日、『Phantom』のリメイク作)
- 天使ノ二挺拳銃(2005年1月28日)
- 塵骸魔京(2005年6月24日)
- 刃鳴散らす(2005年9月30日)
- サバト鍋-Nitro Amusement Disc-(2006年2月3日)
- 機神飛翔デモンベイン(2006年5月26日)
- 字祷子D 妖都最速伝説(2006年8月11日)
- 月光のカルネヴァーレ(2007年1月26日)
- 続・殺戮のジャンゴ -地獄の賞金首-(2007年7月27日)
- ニトロ+ロワイヤル -ヒロインズデュエル-(2007年9月28日)
- スマガ(2008年9月26日)
- スマガスペシャル(2009年6月26日)
- 装甲悪鬼村正(2009年10月30日)
- アザナエル(2010年12月17日)
- ソニコミ(2011年11月25日)
- 君と彼女と彼女の恋。(2013年6月28日)
コラボレート作品
- Fate/Zero(小説。TYPE-MOONとのコラボ)(2006年~2007年)
- フェノメノ(所属ライター一筆による小説およびビジュアルノベル。星海社FICTIONSとのコラボ)(2012~2013年)
- ギルティクラウン
- ギルティクラウン ロストクリスマス(2012年7月26日)
- ギルティクラウン プリンセス・オブ・デッドプール(2012年4月25日)
- 伏 銀華と氷刃の猟奇録(伏 鉄砲娘の捕物帳のスピンオフドラマCD)(2012年9月12日)
- 進撃の巨人 悔いなき選択(進撃の巨人とのコラボ。この他にもBD特典の映像作品などにも参加)(2013年)
5pb.×Nitroplus
- CHAOS;HEAD(2008年4月25日)
- CHAOS;HEAD NOAH(2009年2月26日)
- Steins;Gate(2009年10月15日)
- ROBOTICS;NOTES(2012年6月28日)
アニメ作品
- アーマード・コアFTS (ゲストメカデザインの予定だったがViewworksが制作を中断して頓挫。)
- 熱風海陸ブシロード(脚本を担当していた吉田直の突然の死により長らく休止状態だった。スタッフを改め2013年放送)
- ブラスレイター(GONZO共同制作作品)(2008年)
- Phantom 〜Requiem for the Phantom〜(2009年)
- 咎狗の血(2010年)
- 魔法少女まどか☆マギカ(製作委員会として参加。所属の脚本家も脚本、ストーリー構成に参加)(2011年)
- Fate/Zero(TYPE-MOONとのコラボ小説のアニメ化。製作として参加)(2011~2012年)
- PSYCHO-PASS(2012年~2013年)
- 翠星のガルガンティア(原案および製作委員会として参加。)(2013年)
- そにアニ SUPER SONICO THE ANIMATION(2014年)
- 楽園追放(東映アニメーション共同制作作品)(2014年)
他社との協力作品
- 処女はお姉さまに恋してる(製作協力、広報、プロデュース等)
- マブラヴシリーズ(アージュ)(戦術機、メカデザイン協力)
- ウルトラ怪獣擬人化計画(円谷プロ)(キャラクターデザイン)(2013年~)
- 仮面ライダー鎧武(東映)(コスチュームデザイン、インベスデザイン協力、メインライター:虚淵玄)
関連タグ
二次創作について
版権元の中ではかなり細かいガイドラインが定められている方である。
2014年6月および7月に公式のガイドラインが改定されている。6月時点の改定では「同人誌の書店販売を禁止」と受け取れる文書だったため波紋を呼んだが、7月に代表のでじたろうが文の表現に不十分な点があったとして後日一部修正を行った。
特に所謂「立体物」や、利益が大幅に出そうな大手に関しては許可申請が必要になってくる可能性が大きい。
但し、元々スタッフ自身も同人誌出身者が多いため二次創作自体を認めないわけではないと明言しており、今後もガイドラインの修正が随時行われる可能性が高いため、不明な点は公式をこまめにチェックするか問い合わせをすることをおすすめする。