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ロストエイジの編集履歴

2015-01-24 10:30:27 バージョン

ロストエイジ

ろすとえいじ

2014年に公開されたトランスフォーマーシリーズの実写映画4作品目で、第2部の最初の作品。 原題は『Age of Extinction』。恐竜絶滅とダイノボットがメインテーマの一つとなっている。

以下、本作のネタバレ注意


あらすじ

中生代白亜紀末期の地球に謎の宇宙船団が出現。それに乗っていた者たちが投下した謎の兵器により、当時地球を支配していた恐竜達は肉体が金属化し絶滅に追い込まれた。それから約6500万年後の北極にて金属化した恐竜の化石が発見された。


シカゴの惨劇から5年、ディセプティコンは壊滅同然となったものの、この一件でアメリカ政府はオートボットとの同盟を解消、オートボット達は行方不明となっていた。テキサス州に住むへっぽこ発明家ケイド・イェーガーは仕事先の映画館の中で謎のトレーラートラックを見つけ、それを自宅に持ち帰る。さっそくケイドはそのトラックを解体しようとしたが、それがトランスフォーマーであると判明した。


一方アメリカ政府はCIA主導でディセプティコンの残党狩りを進めていたが、CIA長官ハロルド・アッティンジャーは全てのトランスフォーマーの抹殺を画策しており、ジェームズ・サヴォイ率いる特殊部隊「墓場の風」を組織し、さらに両軍どちらにも属さない賞金稼ぎのロックダウンと結託してオートボット討伐を開始、ラチェットなどオートボット幹部を次々と殺害していた。


ケイドはトランスフォーマーの技術を研究しようと娘のテッサや従業員のルーカスが止めるのも聞かずにトラックを調べようとしたが、このトラックこそロックダウン達に追われていたオートボット総司令官オプティマス・プライムであり、図らずも彼を再起動させてしまったケイド達はやむなくオプティマスを自宅に匿う事にする。しかし、ルーカスが賞金目当てに警察に通報した事でCIAにオプティマスの居場所を知られてしまい、ケイド一家は墓場の風とロックダウンの襲撃を受ける。ケイド達はオプティマスやテッサの恋人シェーンの助けでどうにかロックダウンおよび墓場の風から逃げ切るも、ルーカスはロックダウンに殺されてしまった。


逃げおおせたケイドは事の真相を暴こうと、墓場の風から奪った小型偵察機を解析して得られた情報から大手技術開発企業“KSI”がこの一件に関わっている事を突き止める。ケイドはビークルを再スキャンして新たな姿になったオプティマスや残ったオートボットたちとシカゴに向かい、社員になりすましてKSIに潜入する。そこで彼が目の当たりにしたのはKSI社長ジョシュア・ジョイスが仕留めたオートボットやシカゴで回収したディセプティコンの遺体を解体して「トランスフォーミウム」と呼ばれる特殊金属を造り、それを元に人工のトランスフォーマーを製造している光景であった。さらにジョシュアはアッティンジャーとも結託し、ロックダウンが持つトランスフォーミウムの大量生産が可能な“ある装置”を提供してもらうためロックダウンと手を組んでいた。この状況をケイドを通じて知ったオートボット達はKSIに突入し、研究施設を破壊して再び逃走を計るが、KSIの差し向けた人造トランスフォーマーのガルバトロンスティンガーの追撃に遭い、しかも再び現れたロックダウンによってオプティマスは捕まり、それに巻き込まれる形でテッサもまたロックダウンに連れ去られてしまう。


ロックダウンの船「テメノス」に収容されたオプティマスはロックダウンから地球に来た理由を聞かされる。自分たちを生み出した「創造主」なる者立ちに命令され、彼はオプティマスを捕縛しに来たのだ。仕事を終えたロックダウンは約束通りトランスフォーミウムを生み出す「シード」をKSIに渡して地球を去ろうとするが、その隙にオートボットとケイド達はテメノスに入り込んでオプティマスとテッサをを助け出し、地球から飛び立つ寸前に収容されていたブロックを船本体から切り離した小型船として使う事でテメノスからの脱出に成功する。


オートボットは地上に戻りKSIから助け出したブレインズから恐ろしい事実を聞かされる。彼によると、頭部だけになってもなお生きていたメガトロンがKSIを利用してガルバトロンとして復活したこと、シードを横取りして恐竜絶滅と同様のことを人類にもしようと企んでいるのだ。

オートボットはこれを地球での最後の戦いとして奪った小型船でガルバトロンが運び込まれたKSIの香港支社へ向かう。一方香港では自分たちのしていることにジョシュアは疑問を感じていたが、ガルバトロンが本性を表しスティンガーを始めとする50体もの人造トランスフォーマーを新たなディセプティコンとして操って反乱を引き起こしたことでようやく目が覚める。アッティンジャーと決別しシードを持って香港中を逃げ回り、なんとかオートボットと合流。ジョシュアを救出しようとした所でディセプティコンの攻撃を受けて船は大破し、香港市外にまで吹き飛ばされてしまう。地上に残ったケイドとバンブルビーハウンドはシードを守るためディセプティコンと戦うも、サヴォイとアッティンジャーの妨害や、数で勝るディセプティコンに次第に追い詰められていく。


一方、オプティマスは事態の打開にはさらなる戦力が必要として、船内に囚われていた伝説の騎士“ダイナボット”を開放、リーダーであるグリムロックに自身を主と認めさせたオプティマスはダイナボット達を率いて香港市内に突撃。戦況を逆転させると、シードを街から離れた場所に運ぼうとする。だがそこにまたしてもロックダウンが来襲、無差別攻撃の末オプティマスとの一騎打ちが始まった。オプティマスは一瞬の隙を付かれて窮地に陥ってしまうが、ケイドとバンブルビーの参戦で状況は逆転。オプティマスはテッサとシェーンの活躍で体勢を立て直し、遂にロックダウンは倒された。


軍団を皆破壊されたガルバトロンは敗走、サヴォイとアッティンジャーも倒されたことで戦いは終結した。オプティマスは約束通りダイナボット達に自由を与え、他のオートボットにケイド達を守るように命令。自らは二度の創造者の手が地球に及ばぬようシードを手に創造者の元へ向かうのであった。


(参照:Wikipedia)


登場人物

人間

  • ケイド・イェーガー

演:マーク・ウォールバーグ(吹:土田大

主人公。テキサスにて修理解体工を営む発明家だが、失敗作ばかりで収入も少ない。テッサの大学進学の資金を得るため部品取りに買い取った廃車のトレーラートラックが実はオプティマスだったことから戦いに巻き込まれることになる(途中で気づいていた)。しかし技術者としてはかなり優れた才能を発揮しており、第一部の主人公のサムと比べ身体能力も極めて高く、勇敢で頼もしい人物でもある。


  • テッサ・イェーガー

演:ニコラ・ペルツ(吹:中川翔子

ケイドの娘で卒業間近の女子高生。ケイドには内緒でシェーンと交際している。過保護な上失敗ばかりの発明にうつつを抜かすケイドに呆れはてているものの、母が亡くなってから男手一つで自分を育ててくれた彼の事を本心では想っており、決して嫌っているわけではない。


  • シェーン・ダイソン

演:ジャック・レイナー(吹:早志勇紀

テッサの彼氏で、アイルランド系アメリカ人のレースカードライバー。運転技術は天才的で頼もしさもあるが、いざと言うときヘタれてしまう一面も。アイルランド人風の外見からかケイドに「アイリッシュパブ」呼ばわりされる。


  • ジョシュア・ジョイス

演:スタンリー・トゥッチ(吹:梅津秀行

反トランスフォーマー組織的な側面を持つ一流ロボット工学企業「KSI」の経営者。アッティンジャーの指示と支援を受けて「KSI」を設立し、人造トランスフォーマーを開発した。彼自身はトランスフォーマーを生物ではなく機械として認識している。

完璧主義者のため理不尽でヒステリックな面もあり、加えてアッティンジャーの悪事にも(殆ど騙されていた節があったとはいえ)積極的に加担していたため心象は悪い。

しかし根は「世界をより良くしたい」という極めて真っ当な志を持った発明家である。

自分の行動が結果的に人造トランスフォーマーの全ディセプティコン化を招いたことが切っ掛けで改心し、終盤では一転してケイドたちに全面協力した。

モデルはスティーブ・ジョブズだと思われる。


  • ハロルド・アッティンジャー

演:ケルシー・グラマー(吹:仲野裕

CIA高官。密かにオートボット討伐隊「墓場の風」を設立、「KSI」設立にも携わっていた。地球の恩人であるオートボットすらも騒乱を招く不法滞在者とみなし、国家安全の名目で地球上に残る全てのトランスフォーマーを殲滅しようと企む。

だがそれは口実であり、実際は人造トランスフォーマーを兵器転用して金儲けを企んでおり、KSI設立もCIA引退後の天下り先として利用するためであった。

冷酷非情な卑劣漢で、「必要悪」として民間人の犠牲を全く重要視していない。ある意味前作のディラン以上の外道である。

しかも「墓場の風」は表向きにはディセプティコン残党討伐が主任務ということになっており、要は私欲のために政府と「KSI」を騙していたのだ。

その悪質さ故に、「人間を殺さない」ことを信念とするオプティマスですら憤怒と殺意を抱いた。


  • ジェームズ・サヴォイ

演:タイタス・ウェリヴァー(吹:広瀬彰勇

オートボット討伐隊「墓場の風」の現場指揮官。

「シカゴの惨劇」で姉が犠牲になったことから、結果的に敵討ちをしてくれたオートボットすらも憎悪の対象としている。

上司のアッティンジャー同様に命令であれば民間人に手を掛ける事も辞さない冷酷非情な性格。

それでいて同じトランスフォーマーであるロックダウンだけはほぼ対象外として扱っているなど、劇中ではアッティンジャーとセットで非常に悪質な人物として描かれている。


オートボット

ラチェット


ダイナボット


ディセプティコン

1台のいすゞ・ギガ型ごみ収集車から3体(緑の大型個体・白の中型個体・黄土色の小型個体)に分離変形する量産型。

  • KSIボス

ややシュモクザメに似た頭部に、シオマネキを彷彿とさせる右腕のブレードが特徴の量産型。


ロックダウンとその部下たち

上官のロックダウンに酷似した姿をしているが、変形機能があるかどうかは不明。

  • 解体専門の部下

捕虜の死体や廃棄物の処理を担当する。アニメチックな風貌とは裏腹に獰猛な性格。


「創造主」

  • 創造主

トランスフォーマーの創造主を名乗る謎の有機生命体。白亜紀末期の地球に飛来し、有機物を金属化する兵器「シード」を用いて恐竜を絶滅させた。

G1シリーズのクインテッサ星人との関連が示唆されている。


関連タグ

実写TF ダイノボット 恐竜 トランスフォーマー

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