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  1. 死人の顔の型を石膏や蝋などで取ったもの。
  2. 漫画「デビルマン」に登場する悪魔ジンメンの甲羅。
  3. 漫画「聖闘士星矢」に登場する黄金聖闘士。本項目で説明。

概要

年齢23歳
身長184cm
体重82kg
誕生日6月24日
出身地イタリア
修行の場シチリア島
CV田中亮一平田広明(LegendofSanctuary)

蟹座(キャンサー)の黄金聖闘士。本名は不明だがイタリア人らしい。

蟹座の散開星団プレセペの中国における呼び名である積尸気にちなんだ技を操る。

おのが正義を貫くためなら無関係な人々を平然と巻き添えにする残酷・残虐・残忍を体現したような人物で、彼の守護する巨蟹宮は彼が今までに殺めた者の顔“デスマスク”で埋め尽くされている(彼の呼び名の由来)。

「力こそが正義」をモットーとしている為にその悪事を知っていながら、あえて強大な力を持つ教皇側についた。

五老峰にて紫龍と戦い、黄金聖闘士としての実力で圧倒。消える際には超能力のような異能まで発揮して力を見せつけた。ムウとはこの頃から相性が悪かった。ムウほどではないが、超能力を使用することも可能。

巨蟹宮での再戦では黄金聖衣の防御力を有効活用し更に己が殺めた人たちの魂を自分の手で黄泉比良坂に落とす冷酷無比な性格と、それを成立せしめた頑強極まる精神力で紫龍を慄かせた。

しかし皮肉にもそれが原因で聖衣に見放され、最期は紫龍に敗れる(セブンセンシズの概念が完全に確立するのが後の処女宮での話なので、覚醒前の青銅聖闘士に倒されたのはデスマスクだけである)。

蟹座の聖衣が彼を見放すシーンは黄金聖衣の正義の心意気を示す名場面なのだが、如何せんそれに至るまでの被害が大きすぎた為に『人を見る目が節穴』との批判を受けることも。

但し前任がこういう人だった事が後に判明しているので、見る目がないというより単にアバウトなだけなのかもしれない。

後にハーデス編にて復活するが、死んでいた数ヶ月間で何があったのかのりP語使いに進化した。

(文庫版・OVAではカット)

しかし性格は生前と相変わらずで、星矢に殴られた上にその狼藉に怒ったムウにあっさり倒される。

そして冥界で命乞いまでしたがラダマンティスに死後の世界に突き落とされるなど、相変わらず作中での扱いは悪かった。

しかし嘆きの壁の破壊時に魂が復活、他の黄金聖闘士らと共に星矢たちに協力した。

星座カースト制度でブービー状態のアフロディーテとはハーデス編でなぜかコンビのように扱われたが、実際仲もそれなりにいいらしくPS2のゲームではそれぞれ戦闘前のセリフが衣装によって4通りも用意されるという謎の優遇が起きている。

またパチンコ版で冥界モードというデスマスクのモードが用意されていたり

キャラクターエンドでまさかの教皇に出世とメディアミックスでは優遇されている。

近年では派生作品(詳細は後述)・OVA・ゲームなどでの活躍により、彼のキャラクター性を見直すファン・若年層のファンも増加しており、人気は上昇傾向にある。

小説版「聖闘士星矢 ギガントマキア」には弟子の髪の毛座の盟が登場する。

意外にも師匠としては優秀だったらしい。

二次創作で料理上手だったりナンパが上手いなどの描写が時々見られるが、原作のデスマスクは要所のギャグ以外は意外と硬派なキャラであり、そう言った設定はお国柄故の二次設定である事に留意されたし。

星座カースト制度蟹座が最下層に位置づけられてしまったのは、だいたいこいつのせい

あじゃぱー!

アニメ版

作画崩壊も多々あったアニメ版では珍しく登場回で作画に恵まれ、顔がやや美形化されたりあじゃぱーなど可哀想な悲鳴がない為に原作よりダーク悪役として面目躍如している。

しかしやはり聖衣は脱げるが

ハーデス十二宮編OVAでは、上記の冥界逆戻りシーンでアフロディーテと共に黄泉比良坂でラダマンティスに後ろから撃たれて2人揃って死界行きの穴に放り込まれるシーンが追加されるなど、原作通り扱いは悪かった。

(OVA版ではシオンらと共に汚名をかぶることを鼻こすりで了承したり、嘆きの壁破壊シーン前にムウと和解するシーンが新たに追加されるなど若干フォローもされたが)

また劇場版「真紅の少年伝説」でアベルにより蘇生するがそちらでは聖衣もろとも紫龍にボコボコにされるという、ある意味定番の扱いだった(その映画の場合カミュシュラの退場の早さを考えるとある程度戦闘に尺のあっただけマシともいえるのだが……)。

エピソードG

7年前の16歳の姿で登場している。

性格は原作の残忍さはそのままで幼い少女のリトスにも冷たく、

「どんな相手でも殺すことができる。それがオレの強さの根源なんだ」と明言するほど突き放した人間観の持ち主であり、人間が悪であると認めた反面、自分自身も「かなり邪悪」と認めている。

だが戦闘描写では人間の持ちうる悪で神に対抗し、悪鬼には悪鬼なりの美学と正義があると言わんばかりの強い心を見せつけるなど「あじゃぱー!」と悲鳴をあげた男と同一人物とは思えない活躍を見せている。

本編最終回で敵軍の生き残りを野放しにしている描写があり、本編で暗黒聖闘士が野放しにされている要因をデスマスクが間接的に作っていたともいえる。

元々教皇=サガが変装した偽者であることに気づいてはいたが「絶対的な力で正義となった者が世界に君臨すべき」という己の思想に当てはまる人物と目し、あっさりと恭順を誓った。

そのせいか、サガの入浴中に乱入という暴挙に及んでも怒られないくらいにはサガ当人からの信頼を得てはいるようだ。

セインティア翔

本作でも「手段を選ばない残酷な面」が強調されたキャラとなっている。

邪精霊達の残党を始末するために派遣されていたが、邪精霊が聖アカデミーの候補生達に取り憑こうと狙っているのを知り、彼女ら毎始末しようとの判断の元アカデミーを襲撃、候補生の女生徒や教官達を皆殺しにしてしまう。激怒したエルダの攻撃を軽くあしらい、邪精霊を倒すための餌として彼女を冥界の入り口に落とし現れた霊体状の邪精霊を倒す。

アカデミーの生徒達を惨殺した件は「ああするのが手っとり早かった」「教皇への反逆者として全員殺されても仕方ががない」と嘯きつつも、格上の相手にも怯まなかったエルダを殺さず見逃して帰る等一応評価の姿勢も見せている。

Legend of Sanctuary

外見からして別人と化している

隻眼に顔に顎鬚を生やし、筋肉質な体型にタトゥーが刻まれており、ワキ毛・腕毛も生えているなど、

原作以上に柄の悪いデザインへと変更された。

本作におけるデスマスクは、「殺戮を最上の喜びとする」「サディスティックで残虐な性格」と設定されており、それらを正義のための必要悪として認識していた原作と比べるとだいぶシンプルな性格になっていることが伺える。

以下ネタバレ

巨蟹宮では風船で降りて来て珍妙なミュージカルを披露し

(中の人過去に声を当てた俳優へのオマージュだろうか)

コーラスを行う死に顔たちの一つを潰して「おめーも運がねーなー」と皮肉る。

原作通り、紫龍積尸気冥界波を浴びせ、

(この時、氷河も冥界波を受けたが、カミュの小宇宙によって宝瓶宮に転送された)

黄泉比良坂で紫龍をボコボコにするも、紫龍の渾身の一撃で黄金聖衣が脱げてしまい腕の骨が折れる。

(紫龍曰く「蟹座の黄金聖衣が貴様の邪悪な心を見限った。…聖衣は貴様を斃す者をずっと待っていた。」とのこと。無条件のまま外れた原作とは若干異なる。)

その後黒ビキニパンツ一丁で命乞いをし、呆れた紫龍が背を向けた瞬間、

ハサミを模したチョップを彼に叩きこもうとするが、あっさり見破られてしまう。

そして紫龍がお約束の脱衣を披露し(この時、紫龍に「貴様はクズだ!」と罵倒されている)、

より威力が高められた廬山昇龍覇を受けてマグマの谷に落とされるという、自身の後輩と同じ様な最期を遂げたのであった。

しかし本作でのデスマスクは出番・戦闘シーンの尺も比較的長く、扱いについての賛否も分かれている。

また書籍インタビューにおいて、上記のミュージカル演出は、「ちょうど巨蟹宮のあたりが観客の集中力が切れる頃であり、展開に変化を付けたかった」という意図が語られている。良くも悪くも映画的には、大事な見せ場を任されたキャラクターであることは間違いない。

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編集者:mo
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