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天城(艦隊これくしょん)の編集履歴

2015-02-23 17:53:40 バージョン

天城(艦隊これくしょん)

あまぎ

艦隊育成型シミュレーションゲーム『艦隊これくしょん』に登場するキャラクターの一人。なお未成艦であるもう一隻の「空母・天城」にも触れる。

お断り

検索は「天城 艦 これ」で。

ただし、2015年2月6日の実装以前のものはオリジナル艦娘である。

なお、旧日本海軍空母「天城」は2隻存在する。実装されたのは雲龍型空母のものであるが、もう一隻の「赤城」の姉妹艦で未成艦となった「天城」についても相当数が投稿されており、後段で触れることにする。


雲龍型空母・天城

艦名天城
図鑑No202→229
艦級雲龍型2番艦
艦種正規空母
CV堀江由衣
絵師くーろくろ

センシティブな作品


DMM.comより配信中のブラウザゲーム艦隊これくしょん』に登場する正規空母の1隻である。

2015年2月6日に開始されたイベント『迎撃!トラック泊地強襲』が初登場である。

元ネタとなった空母自体については天城(空母)、艦型については雲龍型空母を参照。



概要

モチーフは、改マル5計画で建造された「雲龍型」姉妹の2番艦・天城である。


雲龍型は飛龍の小改良型であり、緑色のカラーリングをしている。

ミッドウェー海戦南雲機動部隊こと赤城・加賀・飛龍・蒼龍の空母4隻を失った事で、失った戦力を補うため急ピッチで量産が進められたが結局竣工した1944年には情勢が悪化して殆ど活躍出来なかった悲劇の空母シリーズである。

彼女が竣工したのは1944年8月10日。瑞鶴がエンガノ沖海戦で囮として沈んだ、瑞鶴が図鑑で言うところの「文字通り、最後の機動部隊が壊滅するその日」の直前だったのである。


天城は空母でありながら対空砲台として扱われていたが、呉空襲で横転着底して沈んでしまう。

だが妹の葛城は終戦まで生き残り、現存する数少ない大型艦艇の復員船として最後の奉公を成し遂げた。


ゲーム中では、姉の雲龍は建造終了時は03:00の時報などで「天城」について触れる事があり、実装が期待されていた。

そして実際に2015年冬イベントのE5報酬として登場。甲作戦だと連合艦隊ステージでは史上最難度だが、乙作戦・丙作戦でも彼女を手に入れることは可能。それでも困難な甲作戦(トリプルダイソン)に挑み、甲種勲章と天城の両方を手に入れることを「天城超え(越え)」と言う提督もいるとか…


時報では姉の雲龍や妹の葛城について触れると同時に、蒼龍飛龍をさん付けで呼び、自分達の元になった二航戦を尊敬している事が伺える。

赤城・加賀との関係はゲーム中では触れられていない。


なお『新生・第一航空戦隊』を名乗っている。

艦これにおいてはゲーム中で『第一航空戦隊(一航戦)』を自称した空母は赤城と加賀に続いて天城が三隻目である(いわゆる新一航戦の中核だった翔鶴型はゲーム中では五航戦を名乗っており、大鳳は自らの所属をゲーム中で語らない)。


また後述の先代天城と同じ名前だということで、赤城との絡みも期待されていたが、ブラウザ版での絡みは一切なかった。ただし二次創作では両者の絡みを期待する動きもある模様(→赤天)


ノベライズ『鶴翼の絆』の作者である内田弘樹提督はプレイ開始当初から雲龍型がお気に入りである事を明言しており天城の名前もよく出ている。3巻時点ではまだ鎮守府に着任していないが、瑞鶴がどう雲龍型に先輩風を吹かせるのかなど期待がかかる。


容姿

センシティブな作品

長い茶髪をポニーテールに纏め、前髪左を赤い花型の髪飾りで耳後に留め、タレ目気味の瞳は薄茶色。左目尻には泣き黒子がある。

上は松・道路・土・擬装網の柄をあしらった緑色の振袖を着用。腰帯も飛行甲板の迷彩を再現したパターンを採用している。

くーろくろ氏のツイートによると、飛行甲板を帯として使用しているのは、擬装によって飛行甲板としての機能が失われていることの再現であるらしい。

足には白足袋を履き、その上から高下駄のような主機を靴として履いている。

今までも和風の服装(弓道着巫女服っぽいもの)を着用していた艦娘はいたが、ここまで純和服を着用した艦娘は(正月イベントの曙を除けば)初めてとなる。

ちなみに他の正規空母にもれず、見事な巨乳の持ち主。(瑞鶴? 知らない子ですね)

ただし、くーろくろ氏のツイートによると若干着膨れしているらしく、本来の胸の大きさは重巡並のイメージで描かれている。

胸が重巡並なのは重巡と同じ機関を採用しているからであるらしい。


艤装は腰からシールド状の装甲ユニットが左右から前にせり出し、その外側面には対空機銃座が設けられている。また右装甲の内側面には艦橋らしき構造物も見受けられる。

他の空母娘に見られるような(弓や巻物のような)甲板に相当するものは見受けられず、代わりに黒い布袋を背負っているのが伺える。

この布袋には改になって手に持つようになる旗竿が収納されているらしい。


天城改

以前の和服を見事に脱ぎ捨て、姉である雲龍に似た胸開き+腹出し+ミニスカと一気にはっちゃける。

具体的には胸元の大きく開いた緑迷彩柄の半袖ビキニアーマー(なお鉄製であるようだ)を、胸下を赤紐で縛るように着用し、下は袴のように左右臀部の露出した緑色のミニスカートを履いている。

結果的に腹部が大きく露出。

足には太腿部分に迷彩柄、脛部分には鼠色の布を着用。ソックスとは違うようで、関節部でしっかりと分かれている。また膝当ての装甲も完備。

足先は以前同様白足袋に高下駄型の主機を履いている。

ちなみにこの高下駄は、史実でのネーミング元になった天城山の天狗伝説からとられたものであるらしい。


艤装は以前同様の左右シールド型だが、対空機銃座が増設されている上、右シールド内面にあった艦橋ユニットをアサルトライフル(PDW)のように右脇に抱えている。これが最初から分離可能だったのかは不明。

左手には改造前に布袋に入れて背負っていたと思わしき姉の雲龍同様の幟型飛行甲板と、右手には旗竿を持つ。ただしこちらの杖先は、雲龍の杖が龍玉がついた祈祷杖であったのに対し、神楽鈴となっている。


改とそれ以前で劇的に服装が変わるが、改装前の中破絵でも、振袖の下に改衣装を纏っているらしいことが見て取れる。この振袖は、史実において、米軍からの空爆を避けるために甲板上に草木で偽装を施していたことが由来と思われる。

なおこの偽装は米軍側からはバレバレであり、あるとき「甲板上の植木が枯れかかっていますよ。新しいものに交換してはいかがでしょう?」と書かれたビラを撒かれるという屈辱を味わっている。

改で振袖を脱ぎ捨てたのは、偽装を外し戦装束で実戦へと赴く、彼女の決意の現れであろう。


とはいえ、貴重な和服美人枠が失われたことを残念がる声があるのは致し方ないことなのかもしれない。


ちなみに下着の着用は確認できない。中破絵から、下半身はともかく上はノーブラの可能性高し。もしくは姉の雲龍同様に黒紐による網目状の下着を着けている可能性はある。


後述の性格からもあまりこういった露出の多い格好は好まないと思われるが、本人が姉の姿に強い憧れを抱いていることから、姉に習っている可能性もある。


なお中破絵は改修の前後で共通したポーズで、力ない表情で横たわっているものとなっている。

これも史実における最期が、空爆による浸水で横転、そのまま終戦を迎えたというものに由来するものと思われる。

雲龍型航空母艦


ただそのような由来以前に、「どう見ても事後」であるともっぱらの評判である。

また、そのポーズを _(:3」∠)_ のAAで表現されることもある。


性格

育ちのよい箱入り娘といった雰囲気の、清楚で気立てがいい大和撫子タイプ。

真面目に、それでいて朗らかに、日々の雑務をこなす様子が時報で見て取れる。

提督のセクハラにも新型艦載機の配備であるという言葉をアッサリと信じてしまうあたり、天然で世間知らずな面も伺えるが、改になると若干疑問を呈するようになる。

なお、おさわりを敵襲と勘違いして対空射撃の命令を出した後に、それが提督であることに気付くことも。提督は機銃掃射を浴びたであろうことが予想されるが、因果応報である。


質素な姉に比べて、彼女は朝食には味噌汁、昼食に和風カレー、夕食にカツレツとコーンスープ、と料理は和洋問わず得意なようで、昼食の台詞から察するにボリュームも相当なものであるようだ。


また朝餉では自分の料理が提督に気に入られたことで小声でこっそりと「…よかった」とつぶやき、間宮のオヤツを一緒に摘み、夕日のように綺麗だと褒められては盛大に照れ、深夜には提督がお化けを怖がる天城を驚かしてイチャつくなど、もはや末永く爆発しろといったレベルのイチャイチャぶりである。


放置ボイスでは函館に懐かしい響きを感じ取りつつも気のせいだと思い直しているが、これは戦後になって、青函連絡船の修理用ポンツーンとして使用する案が出て、実際に函館まで曳航された史実に基づく台詞である。

ただし実際に使用されることはなく、そのまま解体処分となっている。


関連タグ

天城(無印) 雲龍型空母 天城(空母)

艦隊これくしょん 空母娘 雲龍型(艦隊これくしょん)

雲龍(艦隊これくしょん)




赤城型空母・天城(オリジナル艦娘

航空母艦(予定)だったけど怪我して背骨折って解体されちゃった人

第二次世界大戦に関連する「天城」の名を冠した空母はもう1隻ある。それが赤城型空母・天城であり、元々は八八艦隊天城型巡洋戦艦のネームシップであり同級の1番艦である

天城型航空母艦一番艦 天城 
天城


ワシントン海軍軍縮条約に基づいて廃艦されかかった経緯がある。

(やや話は逸れるが、当時の日本の財政を考えるなら軍縮がなければむしろ経済的に自滅してた可能性も指摘されており、赤城や天城、加賀らにとって逆風であったとしても悪いことばかりではなかった)


だがこのワシントン軍縮条約では「未成戦艦2隻を空母に改造する事」が許されていたため、2番艦の妹赤城と共に「正規空母」へ改造される事が決まった。要するに赤城の姉である。

しかし改造途中に関東大震災にあってしまい竜骨(人間における背骨)を破損。建造続行が不可能になったため、廃棄処分命令が下されていた戦艦加賀が天城の代用として空母に改造される事が決まった。


加賀が艦これ内の図鑑において「様々な運命のいたずら」と表現しているが、それは天城の破損がなければ彼女が空母に改造される事も赤城と共闘する事もなかった事を指していると思われる。


なお、その後は残骸の一部が浮き桟橋の材料となり、2007年3月の空母ジョージ・ワシントン配備に伴う改築まで横須賀でほかの艦を見守り続け、以降はIHI横浜事業所磯子工場(現・ジャパンマリンユナイテッド横浜事業所磯子工場)で現役の浮き桟橋として活躍中である。


余談

加賀にも戦艦としての妹の「土佐」が居たが、彼女は改造される事なく廃艦処分で沈められている。


天城・赤城が本来そうなるはずだった「天城型巡洋戦艦」だが、実は天城と赤城の下に2隻の妹が居た。それが愛宕と高雄である。

「天城型巡洋戦艦」としての愛宕と高雄は空母への改造計画も成されぬまま廃艦が決定している。艦これにおける愛宕と高雄はお馴染み重巡洋艦としての愛宕高雄だろう。

高雄&愛宕


また似たような例として、鳳翔の妹として作られるはずだった空母の名前が翔鶴であったがこちらも軍縮で起工すらされず取り止めになっている。「翔鶴型」はのちの計画で作られたまったく別の空母である。

いってらっしゃい


艦これと同じく「萌えミリタリ」の題材で共通している『ストライクウィッチーズ』の世界観では関東大震災が起こらなかったパラレルワールドでもある事から、「赤城型空母2番艦」として天城が存在している。


関連タグ

オリジナル艦娘

赤城(艦隊これくしょん) 加賀(艦隊これくしょん) 土佐

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