概要
CV:阪脩
『トランスフォーマー2010』に登場するサイバトロンの一員。(イラスト右)
メンバーの中では年長者であり、過去に様々な経験を重ねてきたからかその体験談を仲間達に語って聞かせるのを好むが、時に長話が過ぎる事もあり、若年のサイバトロンから嫌がられる事もあるという。
後の『ザ☆ヘッドマスターズ』にも引き続き登場を果たしている。
因みに当時発売されていたLDBOX付属のブックレットによれば、名前の由来は彼が博識な事にちなんで「ティーチャー」から来ているとの事。
ビークルモードはセイバートローニアン風のピックアップトラックで、英語名のカップ(Pickup Truck)はこれが由来とされている。
当時発売されていた玩具は、タイヤがゴム製の初期生産版とコスト削減の為にタイヤをプラスチック製の物に変更した後期生産版があり、日本では後者の仕様が出回っていた。
また、海外では後に銃に変形可能なターゲットマスター・リコイルを付属した玩具も発売されており、後年の日本でもミニボットのウィーリーとリコイルを同梱し、前期海外版の仕様に戻したチャーの復刻版が発売されている。
All Hail Megatron
IDW社より発売されているアメコミ『All Hail Megatron』に登場するカップ。
同作は「オートボット(サイバトロン)がディセプティコン(デストロン)との戦いで敗北したら…」というifを描いた別世界となっている。
外見はG1版とさほど違いはないが、好々爺としたG1版とは打って変わって、荒くれ揃いの精鋭部隊レッカーズをまとめ上げる歴戦の鬼軍曹的なキャラクターとなった。(アメリカさんってこういうちょい悪系の軍人キャラホント好きだね…)
因みに彼が口に咥えている葉巻(シーガー)は幻覚症状を抑える為の投薬器という設定。かつて惑星チーシで鉱石の放射能”オーア8”により発狂し再起不能となったはずであったが、士気を保つための英雄を必要としたプロールにより、封印技術であるプリテンダーを応用し体を最新のものに再生。また思考もプロールの意思に沿うよう記憶操作と洗脳が施されているが、脳が放射能依存状態となっているため、シーガーに微量のオーア8成分を含ませカウンタードラッグとしている。
マイクロン伝説
英語圏での名前はナイトビート(Nightbeat)。
ヘッドライトが顔に、前輪後輪がそれぞれ両腕に、排気筒が脚となる独特の体形をしている。
ビークルモードのステッパーにエボリューション(合体)するとトレインモードとなり、高速で走行する事が可能となる。