概要
CV:山寺宏一
常に付き人兼目付役のウイスを従えている。
見た目は猫の頭を持った紫肌の亜人。古代エジプト風の衣装を身にまとっており、ズボンは尻尾を出すために尻の部分に大きく切り込みが入っている。
宇宙全体のバランスを保つために存在する神であるが、気に入らないことがあると周辺の星々や生命体を全て滅ぼし尽くすため、界王はおろか界王神からも恐れられている。
かつて、サイヤ人が気に食わないからという理由で、代行者に選んだフリーザに惑星ベジータを滅ぼさせたことがある(ゲーム『ドラゴンボールゼノバース』ではフリーザとの掛け合いがあり、フリーザは「自分もサイヤ人が気に入らなかったから滅ぼしただけで部下として破壊したわけではない」と話しており、一部の書籍にも書かれてあったがフリーザ自身、最初からサイヤ人を滅ぼそうとしていた様子)。そのフリーザを倒したという孫悟空らサイヤ人の生き残りの存在を知り、予知夢で見た超サイヤ人ゴッドの存在を確かめるため、界王星や地球に降臨することになる。
威厳と風格のある立ち振舞いをしていながら、性格は子供っぽく無邪気でワガママで気分屋。しかし決して邪悪な存在という訳ではなく、頭が冷えれば自分の非を正しく認めることのできる一面もあり、『神と神』での騒動が収拾した際には騒動の過程で殴ってしまったブルマに対し謝罪している。
この騒動以来、地球の食べ物のとりことなり、地球を滅ぼすことを止めている。ただし、事あるごとに地球のおいしい食べ物を悟空やブルマ達に要求するようになっている。
これらの行動に初出のポスターや予告などでの恐ろしげなイメージとのギャップを感じ、萌える人が続出している模様。
モデルはネコの一品種「コーニッシュレックス」+古代エジプト神話の猫の神バステトあるいは冥府の神アヌビス。
名前の元ネタは、初期設定ではウイルス(ヴィールス)だったが、紆余曲折を経てビールに納まった。
ドラゴンボール超では双子の兄弟シャンパが登場する(ちなみにウイスの姉ヴァドスも登場)。
なお、シャンパは第6宇宙の破壊神を務めている。
破壊神の強さ
鳥山明先生曰く「ビルスを10とするならゴッド化した悟空は6でウイスは15」との事。
最初のビルスとの戦闘で悟空は超サイヤ人3で挑むもデコピンと手刀合わせて2発で戦闘不能にされている。
寝起きのイライラで放ったエネルギー弾一発で恒星を二個破壊するほどの途轍もないパワーを有し、地上波で放送された特別編ではその後悟空はベジータと合体してもビルスには勝てないと発言している。
ビルス曰く戦闘力が表面化するようでは神の域に達したとは言えず、神の域に達していない者にはビルスが発する神のような質の高いクリアな気は感じ取ることはできない。
同じ神である界王や界王神は悟空の瞬間移動の際にその気を感じ取られているが作中の描写からその類の気とは別であることが分かる。事実ビルス達が移動している時、同じ神である界王や界王神はその動きを把握できたが悟空は気配を感じることができなかった。
「復活のF」ではウイス曰く超サイヤ人ゴッドSSになれる悟空とベジータがタッグを組んで戦えば何とかビルスとも互角に渡り合えそう、とのこと。
「ドラゴンボール超」ではブルマを殴られブチ切れたベジータはビルスの本気のわずか1割。
悟空の超サイヤ人3に至っては1割未満の実力に過ぎないとされる。
また超サイヤ人ゴッドとなった悟空との戦いでは、その戦闘の余波だけで宇宙そのものを消滅させかけた。
ヴァドス曰く、破壊神シャンパよりも強い。
メインビジュアルだと…
なお、その姿が初めて明らかになった映画のメインビジュアルでは顔つきが本編中とはだいぶ異なっている。
先述の通りモチーフは猫だが、こちらはむしろウサギを思わせる。
丸く飛び出ていて薄く開いているのがなんとも不気味な目玉は、
鳥山氏がかつてキャラクターデザインを手がけた格闘ゲーム『TOBAL2』のボスキャラ、ウダン皇帝に似ていると言われたりした。
関連イラスト
関連タグ
破壊神 ビルス 孫悟空(ドラゴンボール) ベジータ フリーザ 予言魚
シャンパ:双子の兄弟。
ウイス:ビルスの付き人。そして、一方で実は…。
ヴァドス:ウイスの姉でシャンパの付き人。
プリン:ある意味今回の騒動の元凶。