ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

中将の編集履歴

2016-06-13 19:49:02 バージョン

中将

ちゅうじょう

「中将」とは、軍隊における階級の一つ。 「将官」に区分され、大将の下、少将の上に位置する。

曖昧さ回避

  • 明治~戦前の日本軍における階級。諸外国の軍における階級の訳語にも用いる(本記事で説明する)。
  • 近衛中将。律令制における左右の近衛府の次官(本記事で説明する)。

近代日本軍における階級

明治維新以来の日本軍における階級。

陸軍では主に軍司令官、軍団長等(准将が無い陸軍では師団長)を務める。

位階は正四位に相当した。

海軍では主に艦隊の司令長官、司令官等を務める。位階は陸軍同様、正四位に相当した。

欧米各国の階級を訳すときにもほぼ同様な基準で「中将」の語を用いる。同様に空軍では、主に航空軍司令官等を務める階級を「中将」と訳す。

英語では、陸軍中将をルーテネント・ジェネラル(lieutenant general)、海軍中将をバイス・アドミラル(vice admiral)と称する。


また、准将を置かずに「上級大将・大将・中将・少将」の将官4階級制を採る軍隊においては「大将」が一般的な中将に相当するとされる(上級大将


少将の上、大将の下の将官であり、将軍あるいは海軍(及びフィクションにおける宇宙軍などでは)提督などとも呼ばれる。

 中将の階級では、陸軍では軍団長、海軍では(フィクションにおける宇宙軍などでも)艦隊司令長官(名称については艦隊司令官とされる場合も多い)をなどを勤める。

 他に総司令部の参謀長クラスも中将ないし大将の階級が多い。


 時代の差異や、フィクションではその物語の設定にもよるが、おおむね1万人以上の将兵の上に立つ役職となることが多い。


律令制における近衛中将

律令制における左右の近衛府の次官。

官位相当は従四位下。正三位や従三位の者が在任している場合、三位中将と称された。

蔵人頭を兼ねた場合、頭中将と称した。

蔵人頭(定員2名)は天皇への上奏を取り次ぎ勅旨を下すという天皇秘書的な要職であり、官庁を指揮する弁官を兼ねた頭弁が実務官僚から選ばれたのに対し、頭中将は上流貴族出身者が選ばれた。

この為、頭中将は将来は大臣となるエリートコースの役職であったと言える。


なお、『源氏物語』に「頭中将」という登場人物がいるが、当然、任じられた官職からきているものであって、彼の氏名を設定したわけではない


主な中将

実在の人物

南雲忠一(日本)

架空の人物

アレックス・キャゼルヌ(銀河英雄伝説)

ガデル・タラン(宇宙戦艦ヤマト2199)

シェパード(CoD:MW2)

スモーカー(ONEPIECE)

ダスティ・アッテンボロー(銀河英雄伝説)

ティアンム(機動戦士ガンダム)

フリット・アスノ(機動戦士ガンダムAGE第2部)

パエッタ(銀河英雄伝説)

ムライ(銀河英雄伝説)

ライオネル・モートン銀河英雄伝説

ラルフ・カールセン(銀河英雄伝説)

モンキー・D・ガープ(ONEPIECE)

米田一基(サクラ大戦シリーズ)

ワルター・フォン・シェーンコップ(銀河英雄伝説)


関連リンク

中将 - Wikipedia

関連タグ

 軍隊 軍人 階級


階級一覧

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました