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CV:新井量大

自由惑星同盟軍中将。

経歴

宇宙暦798年、フェザーン回廊より侵攻してきたラインハルト・フォン・ローエングラム元帥率いる帝国軍に対する為に残存艦艇を掻き集めて急遽編成された艦艇が定数割れの状態である第15艦隊の司令官に就任し、その折に中将に昇進した。

宇宙暦799年、自由惑星同盟軍宇宙艦隊司令官アレクサンドル・ビュコック元帥の指揮のもと、第1次ランテマリオ会戦に参加。三倍以上の帝国軍を相手に勇戦するも自由惑星同盟軍は敗北。

敗退後はヤン・ウェンリー元帥率いる艦隊に合流し、ヴァーミリオン会戦に参加。

ハイネセンにおける世情不安を口実としたローエングラム王朝皇帝となったラインハルトの再度の侵攻を受け、宇宙艦隊司令官に復帰したビュコック提督の艦隊に参加。

宇宙暦800年、マル・アデッタ会戦に参加。

小惑星帯内に布陣し、ブルーノ・フォン・クナップシュタインアルフレット・グリルパルツァー両大将の攻撃を翻弄するビュコック提督本隊を背後から追い出そうとしたアーダベルト・フォン・ファーレンハイト上級大将の艦隊に対して、カールセンは伏兵として潜んでいた小惑星帯から出撃してその後背を衝き後退させ、そのまま帝国軍の背後に迂回してラインハルト本隊を衝こうとした。

追撃するファーレンハイト、そして前途にはナイトハルト・ミュラー上級大将の艦隊が立ち塞がり、カールセンは挟撃を浮ける事となったが、小惑星帯を抜け出たビュコックの本隊がファーレンハイト・ミュラー艦隊をやり過ごしラインハルト本隊を衝こうと動いた為、ミュラーは艦隊の三割を割いてこれを阻止しようとした。その為に薄くなったミュラー艦隊をカールセン艦隊の一部は突破、ラインハルト本隊に肉薄するが統帥本部総長オスカー・フォン・ロイエンタール元帥の的確な指示による砲撃で壊滅。カールセンの本隊もミュラーとファーレンハイトに挟撃され壊滅状態となり、その激しさは帝国軍が同士討ちを恐れて射撃を控える程であった。

未だ奮戦するカールセンとビュコックに対しエルンスト・フォン・アイゼナッハ上級大将の艦隊も戦闘に参加し、更に到着が遅れていたフリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト上級大将の艦隊も戦場に加わった。

力戦奮闘したカールセンもファーレンハイト艦隊と交戦を始めて凡そ7時間後の23時10分に戦死を遂げた。この時点で同盟軍の八割は喪われていた。

余談

全軍死兵と化して突撃し、鉄壁ミュラーを突破してラインハルトに肉薄する最期の戦いの描写が強い印象を与える人物。人によっては自由惑星同盟軍最後の闘将と言う。

アニメ版での旗艦はディオメデス

アニメ版でスタッフがライオネル・モートン提督と混合したのか、カールセンが刀折れ矢尽きたディオメデス艦橋で部下に士官学校に行けず、軍のエリートへの意地で戦ってきたし、こんな時代でなければ艦隊司令官にもなれなかったが、最後にラインハルトに肉薄するまで戦えたのだから良い人生だったのだろうと述懐する名シーンがある。

その為か如何かは不明だが原作外伝「ダゴン星域会戦記」の徳間書店のものでは自由惑星同盟軍士官学校の卒業生として名のあったカールセンが、最近の東京創元社のものでは除かれているとのことである。

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ラルフ・カールセン
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