名古屋テレビ
なごやてれび
概要
愛知・岐阜・三重の三県を放送対象地域とするテレビ朝日系列局。デジタル放送のリモコンキーIDは6。略称はNBN。ただし公式には用いられていない。
トヨタ自動車の持分法適用会社でもあり、中継車がトヨタ自動車と関連の深い日野自動車やいすゞ製が多くを占めていたり、社用車の大半がトヨタ製だったりする。1970年代後半~1980年中盤頃にはガンダム初期三作部や『無敵超人ザンボット3』、『無敵鋼人ダイターン3』等を初めとする富野由悠季作品も放送されていた。そして在名民放や地方局で最初に深夜アニメの制作に参入している。在名民放で唯一CS放送のチャンネルを持っている。
放送局概略
ニュース系列 | ANN |
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番組供給系列 | テレビ朝日ネットワーク |
略称 | NBN |
愛称 | メ~テレ |
コールサイン | JOLX-DTV |
呼出名称 | なごやテレビデジタルテレビジョン |
親局 | 名古屋22ch |
ネットチェンジ
1962年4月1日に開局した際は日本テレビとNETテレビのクロスネット局としてスタートした。1966年にNNNに加盟。1969年4月に現在の中京テレビにあたる「中京ユー・エッチ・エフテレビ」(以後CUTと表記)が開局した後も1973年までNNNに加盟していた。
CUT開局後、NETテレビと日本テレビの人気番組をメ~テレが放送し、残った番組をCUTが放送する変則的な番組編成を採っていた。
1970年にはCUTと共にANNに加盟。2年後にはNNSにも加盟し「NNS加盟局、ANN加盟局が同一放送エリア内に2局ある」という状態が発生した。
1970年に日本テレビとメ~テレの間で結んだ協定(ゴールデンタイムは日テレの番組に固定する協定)をメ~テレが破って1972年10月の番組改編より土曜19時30分からの2時間枠をNETとの同時ネットとする事を発表。これに日本テレビ側は激怒し裁判沙汰にまで発展。同年の年末に日テレ、NETテレビ、メ~テレ、CUTの社長および副社長が会談し、ネットチェンジが決定。
1973年4月1日よりCUTがNNN/NNS系列局として、メ~テレがNET系局として再スタートした。
番組編成について
- 全国のテレビ朝日系の中で最も水曜どうでしょうClassicの放送が遅れており、番組改編期には頻繁に時間変更を行う。そのため自社ホームページのお問い合わせのカテゴリの中の上位に名を連ね、多くの意見が寄せられる。
- 在名民放5社で最も女子アナに力を入れており、女子アナを起用した番組を多く制作している。しかし女子アナの新卒入社は少なく、雇用面でも契約社員扱いとなるためフリーに転向する者も多い。
- テロップによるニュース速報を知らせる音は、略称NBNのモールス信号「-・ -・・・ -・」である
アニメについて
ニチアサキッズタイムに1枠だけながら自社制作枠を持っており、テレビ朝日系フルネット局で放送されている。
以前は深夜枠でUHFアニメも盛んに放送しており、「CODE-E」や「もっけ」などでは制作にも関与、その他自社制作非関与の深夜アニメも放送していたが、その「もっけ」終了を機に深夜アニメの放送から事実上撤退した。ただし、その後も単発的に「がんばれ!おでんくん」(ミニアニメ、朝日放送との共同制作)や「SERVAMP」を垂れ流している。
実は、キー局以外で深夜アニメのホスト局を務めたテレビ局である。1969年4月から9月まで、ウィークデーの23:10-23:15に放送された「六法やぶれクン」と言う、法律ネタミニアニメがそれ。しかも、名古屋に本社をもつテレビ局が初めてホスト局を務めた作品だったりする。しかもこの作品、日本テレビ系列の大部分ばかりか、河田町(当時)のお友達約1局でも垂れ流された。しかも、地域によっては日曜のお昼にまとめて(30分番組として)放送していたという。