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シーボーズの編集履歴

2017-06-23 21:30:05 バージョン

シーボーズ

しーぼーず

円谷プロの特撮番組『ウルトラマン』に登場した怪獣。

シーボーズとは、円谷プロ特撮番組ウルトラマン』に登場した怪獣である。


登場回35話「怪獣墓場
呼称亡霊怪獣
身長40m
体重3万t

概要

 宇宙空間のウルトラゾーンに存在する怪獣墓場から、ロケットにしがみついて飛来した怪獣。肉食恐竜が白骨化したような姿をしている。

 いわば気力や活力を失って久しい、死体のような怪獣で、本来であれば怪獣墓場で永眠しているはずだったが、何かの間違いでロケットに興味を示してしまったようだ。


 登場直後は見慣れない環境に驚いたのか、市街地で暴れていたものの、常に悲しげな鳴き声を上げ、基本的には破壊衝動や戦闘意欲は皆無。調査によって、一連の活動の理由が、ただ墓場に帰りたがっているだけと判明した後は、科学特捜隊によって宇宙墓場への帰還作戦が実行された。

 七難八苦はあったものの、最後には、科特隊が用意した帰還用のロケットにしがみつき、ウルトラマンの誘導によって、無事に怪獣墓場に還されて再び眠りについた。


シーボーズ

 ウルトラマンとは一応、一戦交えているが、やはり戦闘には非常に消極的であるどころか、叩かれたりするとしょげ返ったり、駄々をこねたりと、行動自体が非常に子供っぽい。

 知能も高くなく、人類が用意した帰還用のロケットの意味も理解できず、ウルトラマンの誘導を受けても拗ねた様に振舞うのみと、本当に子供っぽい。結局ロケットには、ウルトラマンに散々鉄拳込みの誘導を受けた末、ようやくしがみついた。

 しかし、消極的な割に体力そのものは結構高く、駄々をこねた末に一度はウルトラマンをエネルギー切れに追い込んでしまった


 上記の行動からウルトラ怪獣萌えの一体に数えられている。

……え? 骸骨の怪獣に萌える要素?見ればわかる(ニコニコ動画)


 ちなみに、『ウルトラマンメビウス』第21話「虚空の呼び声」に、怪獣墓場の怪獣として再登場している。40年以上前に貰ったウルトラマンロケットを今も大事にしており、抱き枕のように抱きしめたままのんびりと眠っていた。

 やはり萌えるしかない怪獣のようだ。


35話の影響

 余談だが、シーボーズが登場した回の冒頭では今まで倒した怪獣の葬儀が執り行われている最中であった。またこの前後に、円谷プロでは本当に怪獣たちへの葬儀が執り行われており、多くのウルトラマンファンが弔問に訪れている。


ウルトラファイト

 『ウルトラマン』登場時とは違い、好戦的で粗暴な性格

 怪獣界一のサッカーの名手と言われており、イカルスと親善試合を行ったこともある他、不完全ながらもウルトラセブンの「宇宙陰陽の構え」を繰り出すこともできる。


レッドマン

 シーボーズ自身は登場しないものの、中盤以降、シーボーズの鳴き声が使用されている回がある。

 その悲しげな鳴き声が余計にレッドマンの容赦なさを際立させているのだが……。


大怪獣ラッシュ

 プラズマ怪獣ライトニングシーボーズとして登場。骨以外の体が全てプラズマソウルへと変質したボス怪獣となっている。


ボーンザウルス

 ニンテンドーDS専用ソフト『怪獣バスターズ』及びそれの完全版『怪獣バスターズ パワード』に登場するで出来たティラノサウルスのような外見の小型怪獣の一種。


 その外見通り怪獣墓場のみに棲息しており、走って飛び掛かったり、噛みついて攻撃してくる。

 なお、その場で横たわり一見死体の様に見える個体もいるが、此方から接近しなければ動き出すことはない。

 ちなみに同じような姿のシーボーズとの関連は不明(というより、明らかにこちらの方が凶暴の様な気がする)。


ウルトラ怪獣擬人化計画

電撃版

センシティブな作品

 円谷プロ公認(!)の擬人化企画により、美少女化されたシーボーズ。

 骸骨の意匠を施されたゴスロリ風の服を着た少女の姿をしている。また、劇中で散々駄々をこねていたことを反映してか、半べそをかいた表情をしている。

 デザイン担当は渡まかな氏。


 原作でも人気の高い怪獣であったが、原画展で行われた人気投票でも10位にランクインしている。


小説版

 2016年4月から連載開始予定の小説版では、記念すべき第1回目の主役に抜擢される


 怪獣の因子を持って生まれてきた、“怪獣娘”と呼ばれる人間(所謂ミュータント)の1人で、本名は滑川シイナ

 大怪獣ファイトのファイターの1人であるが、闘争本能の強い怪獣娘の中では比較的温厚な部類であり、それ故他の怪獣娘たちに対しコンプレックスを抱いていた。

 しかし、初戦の相手である黒田ミカヅキとの会話を通じて、気持ちに整理がつき、ファイターとして生きていくことを決意する。

 幼少時からサッカーをしていた(これは恐らく『ウルトラファイト』へのオマージュと思われる)ためなのか、身体能力自体は高かったらしく、その後は数々の名勝負を繰り広げる人気ファイターになったという。


POP版

 風上旬氏の漫画では、『メビウス』の時と同様、ロケットにしがみついたまま怪獣墓場を漂っていた(こちらでは擬人化されておらず、元の姿のまま)。

 怪獣少女たちの間でも有名な存在らしく、メフィラスからは「奴を見ると宇宙に出たって感じがするな」と言われていた。


 ちなみに、風上氏のTwitter上にて、このシーンのメイキングが公開されている


関連タグ

ウルトラマン 怪獣

亡霊 萌え

ステゴン ムードン:骨怪獣つながり

モンスターX:シーボーズをモデルにしたという説あり。

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