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アイゼン(TOB)の編集履歴

2017-09-30 13:07:02 バージョン

アイゼン(TOB)

あいぜん

ゲーム『テイルズ オブ ベルセリア』のキャラクター。

概要

性別男性
年齢1000歳(外見年齢30歳)
身長187cm
武器無し(腕武具)
一人称
種族聖隷
デザイン岩本稔
CV森川智之

テイルズオブベルセリア』のキャラクター。

アイフリード海賊団副長にして、周囲に不幸をもたらしてきた経緯から「死神」と呼ばれる男。

大半の聖隷が対魔士によって自我を奪われ使役聖隷にされている中、人間社会にいながらも使役聖隷になっていない珍しい聖隷である。

行方不明となった船長の捜索中にベルベットに出会い、共通の敵である聖寮に対抗するため、ベルベットと協力して旅をする事になる。


人物

「死神の道連れとは、こういうことだ。悪く思うな」


聖隷でありながら自分の流儀を貫き通すその生き様から、部下達からは絶大な信頼を寄せられている。航路でさえ聖寮に管理されている現状において、アイフリード海賊団は唯一自由に海を渡り歩く船であり、その生き様から海の男たちからも憧れを抱かれている。また各港に「船止め」の協力者がおり、情報と見返りに商船として港に停泊できる他、裏社会にも通じている。


女神マーテルと魔王ダオスが描かれたコイン「カーラーン金貨」を所持しており、自らが業魔化するのを防ぐための器にしている。

このカーラーン金貨は遺跡から発掘された物であるらしい。


経歴

とある地脈から聖隷として生まれ、同じ地脈から生まれたがいる。聖隷には人間のような血の繋がりはなく、他にも同じ地脈から生まれた聖隷がいながらも、アイゼンが特別気にかけていたのは彼女だけであり(妹も同様)、お互いに兄妹として暮らすようになる。

しかし妹が成長した後、妹の周りで不幸な事が起こるようになる。自らが聖隷としてもたらす筈の加護を反転させ、自他に際限なく不幸を振り撒いてしまう特異体質「死神の呪い」を持つことを知ったアイゼンは、妹に「死神の呪い」が降りかからないよう離れて暮らす決心をし、自分の呪いを解くために旅に出た。


旅の途中でミッドガンド王国が異大陸へ渡る為の船を造ったと聞き、呪いを解く手がかりを得られればと思ってその船に乗り込むも、自身の体質で船長と副船長と船長代理代行が次々と死んでしまい、呪われた船として破棄されかかる。それを嗅ぎつけて船を掻っ攫ったのが、「異大陸へ行ける呪われた船」というのに惹かれた変わり者の海賊バン・アイフリードであり、聖隷が見えるほどの高い霊応力を持っていたアイフリードに存在を認識され、呪いを含めてアイゼン自身なのだと諭された上で、仲間として迎えられた。


以降自分を呪いを含めて受け入れたアイフリードと行動を共にするようになり、姿が見えない他の団員たちからは「死神」として存在を受け入れられた。「降臨の日」以降全ての人間が聖隷が見えるようになった事でアイフリード以外の団員たちにも姿が認識され、副長と呼ばれるようになる。

人間は穢れを発する生き物であるが、自分が好きなように生きるために、いつかは穢れにあてられた自身がドラゴンとなることも覚悟した上で団員と共に旅をすることになる。


アイフリードに諭された事で「死神の呪い」を解く方法を探す事はしなくなったが、呪いのせいで妹とは直接会うことができず、現在は手紙のみでのやり取りになってしまっている。


ちなみに「若く見えて実はすごく長生き」という類のキャラとしては珍しく公式プロフィールの時点で1000歳であることが明記されているが、実際に作中の人物にそれを明かすのはかなり後の方だったりする。



性格

パーティメンバーでは最年長。目的のためなら手段を選ばないアウトローではあるものの、ライフィセットなどの同族や、一度敵対しても認めた者であれば、気にかけたり助言をするなど、情に厚く面倒見が良い男性。ベルベット一行のしっかり者枠の1人だが堅物という訳ではなく、マギルゥの突拍子の無いノリにも前向きだったり(ただし悪ふざけが過ぎると鉄拳制裁を下す)、ビエンフーやライフィセットをからかったりするノリの良い一面もある。


基本的に物静かだが説明好きで、長命故に豊富な知識と経験を持ち、ベルベットに助言したり、自我を持ったばかりの同族ライフィセットに対して兄貴分のように接し、導く事もある。一方で熱くなりやすいため、一人で突っ走ってしまうことがある。

見守る大人同士ということもあってか、ロクロウ・ランゲツとは心水(酒)で盛り上がったり、しょうもないことで対抗し合う(クワガタ派のロクロウにカブトムシ派として対抗意識を燃やしたりとか)など、つるむことが多い。ただし業魔であるロクロウやベルベットとは本来は相性が悪く、彼らに触れると穢れが蓄積されやすくなるため、緊急時以外は自ら触れたりしない(幻惑の正体を探るために強烈な腹パンをロクロウに食らわせたり戦闘中に業魔や喰魔相手に格闘戦を行ったりするが)。


上述の会えない妹のことは大切にしており、旅の途中も気にかけている。「妹さんにも一度会ってみたい」と興味本位で言われると「妹に手を出したらブッ殺す」と返すのがお決まりらしく、部下の海賊達の間でも定着している模様。


ちらほら柄が悪いところが見受けられるが、字は達筆で手紙は行儀が良い。かなり几帳面なようで、細かいところまで拘りを持っている。また価値のある美術品や骨董品が関わると暴走しがちになるなど、風変わりな情熱もある。かと思いきや、実は知識が古い状態で止まったままであるせいで、エレノア・ヒューム加入後は聖寮で最新情報を勉強してきている彼女にちょくちょく訂正を入れられて解説キャラが形無しになってしまったりと、基本的にカッコ良い男ではあるのだが、三枚目要素にも事欠かない


「死神の呪い」は筋金入りで、コインは必ず表が出ない(両表コインでもグリフォンに盗まれたり爆撃されたり)、潜入した先で業魔病が蔓延している、釣りをするとまともな物が釣れない、武器を使うと動作不良を引き起こす、ババ抜きをやると必ずジョーカーを持っているなど、まさに「死神」の名に相応しい不幸をもたらす。

本人もその体質を嫌っていたが、そんな自分を呪いを含めて受け入れてくれたアイフリードたち海賊船の仲間のことを誇りに思っており、自慢げに話すこともある。海賊団やベルベット一行からは、死神のおかげで大体考えうる限りの最悪な事が起こると常に思っており、楽観視による油断がないという事で半ばありがたく思われている。(この加護は、アイゼンの成長を促す試練のようなものである)

アイゼン自身も戦闘中の台詞で「死神のお通りだ!」やら「これが死神の力だ」などと言い出すばかりか、料理当番を任せると「死神料理をとくと味わえ!」、サブイベントでマギルゥと漫才講演をやることになった時は「死神のクールな笑いを見せてやる」……とかいった具合で、今となっては忌むべき不幸体質すら積極的に持ちネタにしていくという謎の逞しさを発揮している。


得意料理はガッツリした肉料理に、意外なことにスイーツ。ひっくり返すタイプの料理は「死神の呪い」のせいで苦手……だが、ちゃんとフライ返しを使用することで克服した。また、メタい話だがシステム上のアイゼンの不得意料理は刺身・海鮮丼と海賊に関わるものである。副長……。


ちなみに、実は海賊のくせに泳げない。地属性の聖隷は水に浮かないため、という止むに止まれぬ事情は一応あるが……おかげで浮き輪は必須らしい。


戦闘スタイル

武器はブレスレット。戦闘タイプは拳闘士で、格闘術で戦うほか、攻撃やサポート、回復の聖隷術も使いこなすオールラウンダー。

使用武器のことごとくが「死神の呪い」で戦闘中に動作不良を起こして使い物にならなかった為、このスタイルに落ち着いたとのこと。実質的に従来作で言うところの魔法剣士のような性能。

特筆すべきはブレイクソウル(通常技に使うソウルゲージを一本潰して発動する技であり、通常技と秘奥義の間に位置する必殺技といった所)の「ドラゴニックドライブ」で、「敵が気絶、もしくはダウンしている状態でしか発動できない」という条件が課されている代わりに威力が非常に高い+攻撃範囲も広いという代物であり、雑魚敵が密集している乱戦の最中にでもブッ放せば丸ごと消し飛ばせる。

更に「気絶した敵限定」という条件はアイゼン以外の味方が気絶させた敵にも反応しに行けるようにもなっており、彼の操作をCPUに任せている場合などはプレイヤーが眼前の敵を気絶させた途端に超反応で彼方からアイゼンがカッ飛んできて「隙だらけだ!!」と叫びながらトドメをかっさらっていくという現象も多々。

(……ただ、彼のブレイクソウルと二番目の秘奥義は「身体を半分ドラゴン化させて力を解放する」という演出になっているため、こんなヤバそうな技を乱発してて大丈夫なのかという気も……。)


……実はパーティメンバー中で一番体格が良いのに物理防御力が最低という弱点を抱えており、「気づいたらアイゼンだけやられてた」という報告もしばしば。

なんか前にもそんなオッサンがいたような……。


また、散々死神死神と連呼しておきながら意外なことに戦闘不能を回復する蘇生技は彼(とエレノア)が習得する……するのだが、本作は全面的にHP回復技の性能がすこぶる悪いゲームバランスになっているため、彼のレイズデッドは「詠唱時間がひたすら長い上に回復量も雀の涙」という有様(エレノア側も同様)で、一応あったらあったで助かるとは言え、「習得後はライフボトル要らず」とまでは到底言い難い。


容姿

髪型は黄色がかった色合いの金の髪で、青緑色の瞳。体格はガタイが良くがっちりしている。肌が白く、本人は少し気にしているらしい。目付きがすこぶる悪い。

服装は黒を基調としたスーツ風の服を着崩している。

また、戦闘中に半分ドラゴンになることが原因なのか、服の翼が生える部分は破られている。



テイルズオブゼスティリア

前作『テイルズオブゼスティリア』のパーティキャラクターの天族・エドナの兄で、彼女の名付け親でもある。


ゲーム本編(テイルズオブゼスティリア)

本編開始の時点で穢れに侵されドラゴン化しており、『ゼスティリア』では彼の生前の人物像は断片的にしか語られなかった。彼自身はドラゴンになってしまうことを覚悟しており後悔はなかったが、残される妹のことが唯一の心残りであり、友人であるザビーダにはエドナのためにも「もし自分がドラゴンになったら殺して欲しい」、ノルミン・フェニックスにエドナを穢れやドラゴンから守ってほしいと頼んでいた。また五大神のひとりマオテラスとはかなり親しい間柄であり、彼の人格形成に大きな影響を与えた人物でもあった。

更にザビーダが語った殺す事が救いになるという流儀は自分のようにドラゴン、業魔(憑魔)となり自分らしさを見失い大事な物に気づけなくなり、また自分の大事な人がそうなったものに囚われてしまう事を恐れるためでもあった。

ちなみにエドナが履いているブカブカのブーツや右手のグローブはアイゼンのお下がり。


穢れを祓う力を持つ導師でも、実体化する程のドラゴンとなった天族を元に戻すことは不可能と言われている。アイゼンにはもはやかつての記憶もなく、妹のことも認識できなくなっている。

そのため妹の必死の訴えにも耳を傾けることなく容赦のない攻撃を加え続け、最終的にヘルダルフに対抗する力を温存する理由で、浄化を断念したスレイ達の手により哀しい最後を迎えてしまった。


ベルセリアの設定資料集では、アイフリード海賊団と共に過ごしていたのだが、ゼスティリアの字だの200年前に現れた災禍の顕主をドラゴン化と引き換えに喰い殺したことが語られた。



テイルズオブゼスティリアザクロス

アニメ版では顛末がゲーム版と大きく異なる。

神依化したスレイを叩きのめし、危うくエドナを殺してしまうかと思われたアイゼンは、ギリギリのところで吐きかけた火球を飲み込み、戦意を解いて飛び去っている。

彼はまだ、自分の舵を手放してはいないのかもしれない


そしてヘルダルフとの最終決戦の後の世界を描いた最終回では、スレイがマオテラスを浄化することによって結果的にグリンウッド大陸全体を浄化しているため、穢れの量が減り適正量になった事で、姿こそドラゴンのままだがアイゼンとしての自我を取り戻して言葉が話せるようになっていた。


余談

担当声優の森川氏は『ファンタジア』ではダオス、『シンフォニア』ではユアンを演じていたためカーラーン金貨の女神マーテルと魔王ダオスは一種のファンサービスだと思われる。


他作品への出演

現時点では『テイルズオブベルセリア』と『テイルズオブゼスティリア』以外の出演作品は無い。


しかし、『テイルズオブザレイズ』において第1回「推しキャラ投票キャンペーン」で上位にランクインしたため、参戦の検討が決定した。

そして、第10章でアイゼンの手袋をライフィセットが発見している。

2017年9月末のイベントでライフィセットと共に参戦、魔鏡技は「アングイッシュ・ペイン」「リバティ・リヴェリィ」



関連イラスト

地兄妹



関連タグ

テイルズオブシリーズ テイルズオブベルセリア / TOB

アイゼン(曖昧さ回避)


ベルベット・クラウ ライフィセット ロクロウ・ランゲツ エレノア・ヒューム マギルゥ

エドナ ザビーダ


地兄妹

残念なイケメン ドラゴン オタク 海賊 料理上手 シスコン 死神 不幸

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