概要
同世界において災いの源と恐れられた者達で、言わば「魔王」とも言える存在。
古くから災いの裏には常に災禍の顕主がいたとされ、導師の究極の目的はこれを鎮める事である。
記録に残っている最古の導師と災禍の顕主の争いは『ゼスティリア』の時代から約1000年前だが、メルキオル曰く、以前にも災禍の顕主に当たるような存在が度々世に現れていたらしい。
通常人間の憑魔化の最終段階に着くと、人間は膨大な量の「穢れ」によって理性を失い自我もまた失くしてしまう。
だが稀に自我を失わず、強大な力だけを得て、容姿も完全に業魔とは化さない場合がある。これらの多くが災禍の顕主となる。
歴代災禍の顕主
パクス・メリオダス | メリオダス王 | 約1800年前の時代。メリオダス王が大陸を統一し消失の時代から続いた人間同士の戦乱を終わらせる。 |
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アスガード戦国期 | ディンドラン | 約1300~1100年前。大陸の覇権をめぐる継承争いが勃発、ディンドランは百戦将軍と呼ばれ活躍した。 |
アスガード統一期 | ベルベット・クラウ | 約1000年前。導師アルトリウスと「災禍の顕主」ベルベットによる争い。記録に遺されている最古の災禍の顕主。 |
デス・エイジ | 名称不明 | 約200年前。アイゼンにより当代の災禍の顕主は喰い殺された。 |
未知の時代 | ヘルダルフ | 約20年前から続く災厄の時代。導師スレイが災禍の顕主ヘルダルフと決戦を繰り広げた。 |