概要
条件反射のようなものであるが、それ以上に素早く人間の物とは思えない反応をとる事を指す。
転じてゲーム用語として「人間では不可能な程のコンピューターによる迅速な反応」の事を指す。格闘ゲームなどでよく用いられる表現。
ゲームだけに限らないが、人間の場合行動のプロセスというのは感覚で感じた事に対し、脳が命令をする事で始めて行動というものが起きる。例えば車の運転中に脇道から子どもが飛び出してきたとして、その「飛び出してきた」という情報を目でキャッチし、それが脳に伝わり、避けるためにハンドルを切る(またはブレーキを掛ける)という行動を取るべく手足を動かす命令が脳から出されるわけである。その為普段は意識する事はそれほどないだろうが、感覚と行動の間には若干の時間差が生じる。
しかしながら、ゲームのコンピューターはプレイヤーの行動(情報の入力)に対して機械的に瞬時な反応をする事が出来る。この為「超反応」という言葉がゲームで使われる場合は大抵が否定的な意味を持ち、対処しようの無い理不尽な反応を指す。
例えばプレイヤーの行動に対して超速でカウンターなどを見舞ってくる、というのはその良い例である。特に1990年代のアーケードの格闘ゲームでは超反応を持つCPUが結構いたといえる。
ちなみに超反応をしてくるキャラクターの中にはみんなのトラウマと言われる奴も居たりする。