基礎データ
進化
外見
大きなコブを背負ったイノシシのような外観に変貌。
体毛は長く、目は隠れてしまっているが、技のモーションや動きなどでちらちらと見え隠れする。
その体格らしからぬつぶらで小さく可愛い目をしている。
概要
初登場は『ポケットモンスター 金・銀』(第2世代)。
ウリムーがレベル33で進化。進化と同時に「みだれづき」を覚える事が出来る。
こおり・じめんという非常に珍しいタイプの組み合わせだが、双方の弱点をこおり以外打ち消せないことから、弱点はかなり多め。
こうげきとHPが高くぼうぎょは平均的、それ以外は低い。
「れいとうビーム」などをタイプ一致で撃てるものの、肝心のとくこうはイマイチ。登場当時はこおり物理技なんてものがないせいで使い勝手は今一つだった。
にもかかわらずレベル100までに要する経験値が125万(第2世代当時は一番必要経験値が多いグループ)とかなり多い。
それでも第2世代ではでんきタイプ、特にサンダーへのストッパーとしての役割が確立されており、こおり技がタイプ一致であることから処理速度が他のじめんタイプを上回っていた。
サイドンなどと異なり「めざめるパワー」で弱点を突かれにくいのが最大の強みだった。
だが第3世代にはその役割すら安定しなくなり大きく失速することに……
しかし、『ダイヤモンド・パール』で進化形マンムーが登場し、一大強化を受けることになった。
そして『ブラック・ホワイト』からはイノムー自身も「しんかのきせき」の恩恵を受けられるようになり、進化後を上回る耐久力と「じわれ」「ステルスロック」等の技で前線に復帰した。
特性は「あついしぼう」なら弱点が1つ減る他、「どんかん」は『XY』以降「ちょうはつ」を受けなくなったことで「ステルスロック」が展開しやすくなった。
ポケモンGOでは
進化前イノムーが珍しいポケモンということもあり、入手難易度は高め。
どちらかといえば山岳部や傾斜地の出現が多いだろうか?
性能面で見た場合、何と通常技「こなゆき」のゲージ蓄積率が物凄く高い上に、ゲージ技「ゆきなだれ」が攻撃速度で「れいとうビーム」を上回っている。
そのためこの2つを覚えられるこいつはゲージ技をガンガン使いまくる超高速こおりタイプアタッカーとして名乗りを挙げている。
最大CPこそ並程度だがこおり弱点のポケモン相手では無類の強さを誇る。カイリュー殲滅要員の筆頭候補の1匹である他、対サンダーも原作同様に強い。
ただし当然というべきか技厳選は必須なので育てる場合は覚悟すること。