「見せるぜ! 衝撃!!」
データ
身長 | 51m |
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体重 | 3万5千t |
概要
ウルトラマンジードのスピード形態で、ウルトラマンコスモスとウルトラマンヒカリのウルトラカプセルをフュージョンライズさせて変身する。
『ウルトラマンフュージョンファイト!』での属性は「斬」。これはウルトラセブンやウルトラマンゼロなどと同じである。
コスモスとヒカリは共に青トラマンであり、人間態は地球人との同化によるもの。
「過去に守ろうとしていた星を滅ぼされ、その犯人を追って地球へ飛来した」という悲しい共通点もある。
形態名に使われているアクロの意味はギリシャ語で「最上の、最高の」ラテン語で「鋭い」またアクロスでも「交差」という意味がある。坂本監督のインタビューを参考にすれば「アクロバトル」とのダブルミーニングもあるのかもしれない。
スマッシャーは(技名も考えると)おそらくスマッシュだと思われこちらは「撃破、粉砕、打ち破る、強く打つ」である。ちなみに合体元のコスモス・ルナモードの技にはムーンライトスマッシュが存在している。
ぐんぐんカットはヒカリの線状の閃光が現れた後に、コスモスのピンクと光のオーラが現れる演出となっている。渦の色は青と白。
容姿
メインカラーは青。
頭頂部が青くなっているのが特徴。他の形態よりスマートな体型で装飾はあまりない。
全体的なフォルムはハンターナイトツルギに近い。
劇中ではスタイリッシュでクールな形態として女性に支持されている。
能力
超絶速度の動きを発揮し、光の剣スマッシュビームブレードや興奮抑制スマッシュムーンヒーリングなどの多彩な光線技を持つ。
坂本監督のインタビューによれば「アクロバトルが得意で軽業を使いながら戦うタイプ」とのことで、直前スペシャルでのテレスドンとの戦いではスピードを駆使した身軽で華麗な動きで翻弄しながら戦っていた。
着地の際は土砂を巻き上げず、静かに着地する。
……コスモスはほぼ毎回おもいきり土砂巻き上げてたとか言ってはいけない。
戦闘力はジードの基本三形態の中でもトップクラスで、ジードクローと高速移動を合わせ、一度は敗北したサンダーキラーやギャラクトロンを相手に優位に立ち回り打ち破るという戦績を上げている。
使用技
主な技
- アトモスインパクト
ヒカリのナイトシュートと同じ構えで放つ光輪状の波動光線。
破壊力の有無は不明だが(児童書では破壊力を持つ事が明記されており、『ウルトラマンフュージョンファイト!』では破壊力を持つ普通の必殺技扱いになっている)、衝撃で相手を押して周りに被害が出ない安全な場所へ移動させる事ができる。
SEはナイトシュートのものが使われている。
- スマッシュビームブレード
右手に光の剣を形成して相手を斬る技。早い話がジード版ナイトビームブレード。
ギャラクトロン戦では高速で切りつけるという技を披露した。
- スマッシュムーンヒーリング
両手から興奮抑制の効果を持つ光線を放ち、凶暴化した怪獣を大人しくさせる。
コスモスのフルムーンレクトと同様の技だが、ルナファイナルのように両手で放つ。
ただ、明確な悪意や敵意を持っている怪獣でないと効果がないのか、単にじゃれついてきただけだったザンドリアスに対して使用した際には、命中こそしたものの一切効果がなかった。
ジードクローを使った技
- ディフュージョンシャワー
詳細はジードクローを参照。
余談
戦闘時の構えのポーズ(メイン画像)が、物陰からのぞき見をしているようにしか見えないと、発表時にネタにされたことがある。また、ニコニコ動画やツイッターなどでアクロ襖ッシャーと呼ばれこれまたネタにされている(ポーズが襖を開けているようにも見えるからとか)。ついには開けろ襖ッシャーとか(OPに登場するタイミングから)ジープ…僕は強くなるとか呼ばれてしまうことに。
さらに初登場回のサブタイトルが「あいかた」だったためこのポーズに引っ掛けて「あけかた」ともネタにされていた。この回の監督を担当した市野龍一氏のツイートを見る限りでは公式サイドも認知、ないし確信犯の様子である。
上記以外にもコスモスとはまた違った独特のポーズを複数持っている。
関連項目
ルナミラクルゼロ - 同じくコスモスの力を受け継いだ形態。色が青く、能力も似通っている。
ナイトリキデイター - 前作における青トラマン同士の組み合わせ。