データ
身長/199cm(巨大身長/49.8m)
体重/赤219kg(巨大体重/547.5t)、青230kg(巨大体重/575.0t)
犯罪歴/器物大損壊
犯罪技/カメクダーク(赤)、カメク弾(青)
概要
デストラ・マッジョが所有する、ワニガメに似た疑似生命体。甲羅を思わせる岩石状の上半身を持ち、ワニガメの頭を思わせる両腕が特徴。
見た目に違わず全身が頑強な装甲に覆われている上、肩先に生えたクリスタルの作用でエネルギーを溜め、装甲の硬度を底上げする能力を持つ。赤個体は両手の頭部の口『カメクダーク』で掴んだ相手を噛み砕く(正確には掴み潰す)肉弾戦を得意としている。
別個体として青い個体も存在。こちらは肩部のクリスタルに溜めたエネルギーを両手口から発射する『カメク弾』を用いた砲撃戦を得意とする。その分あまり動かない為か、体重が赤い個体より増えていて若干鈍重。
掌サイズのドリアンに似た見た目の特殊ユニット弾に圧縮・携行する事が可能で、デストラはこの状態で取り出して召喚する。デストラの命令を忠実に聞くように調整されており、彼の敵対者へ躊躇無く襲い掛かる。
活躍
#5
自身を差し置いて勝手に逃げ出したブンドルト・ペギーに憤慨・興醒めしたデストラが撤退する際、VSビークルを持ち去ったルパンレッドの後を追わせるべく、赤い個体を召喚する。
これに対し、パトレン1号の戻って来たパトレンジャーがふらっと現れたグッドストライカーの力を使いパトカイザーを繰り出して交戦。銃撃を浴びつつも頑丈なボディで防ぎ、デストラとの戦闘で疲労していたパトレン2号とパトレン3号が操縦の手を休めた隙を狙って攻め立てる。
しかし、先程ルパンレッドに負けた悔しさを内に抱えた1号の操作による銃撃を受けて怯んでしまい、最後は隙の出来た所へパトカイザー弾丸ストライクを撃ち込まれて爆散した。
#9
シザー&ブレードダイヤルファイターを手に入れ搭乗したルパンレッドに対し、目的の物を手に入れ損なったデストラが青い個体を召喚。カメク弾を発射しながら相手を追い回す。
これに対しブレッツ・アレニシカをルパンコレクションごと撃破したパトレンジャーはふらっと現れたグッドストライカーの力でパトカイザーを繰り出し対抗。だが目の前で飛び回っているシザー&ブレードダイヤルファイターを撃墜するのを恐れたグッティは消極的で、これで少々動きが鈍った所を見逃さなかったゴーラムは集中砲火を浴びせて合体解除へ追い込んだ。
だがその隙に新ビークルの構造を理解したレッドは分離機能を発動。これで登場したシザーダイヤルファイター、ブレードダイヤルファイターの挟撃を喰らい爆散した。
#22
デメラン・ヤトミスのピンチに召喚された紫色っぽい個体。
カメク弾を発射する。
エックスエンペラースラッシュからエックスエンペラーガンナーとなった巨大ロボの前に圧倒されてしまい、エックスエンペラーガンナーストライクを受けて爆散した。
余談
デストラの配下である為か、腕の部分に手榴弾の意匠を持つ。また、ギャングラー共通の骨の意匠はデストラと同じく両脚(膝部分の装甲)にある。
関連項目
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー ギャングラー デストラ・マッジョ
デスワーム、牛型汎用破壊兵器ゼロ号:前年の喋らない複数回登場怪人枠。と言うより、『巨大戦も出来る疑似生命体』の設定が前年登場した量産戦力達全ての要素をひっくるめた物だったりする。
ダマラス:ワニガメを思わせる姿の幹部戦隊怪人。こちらもデストラと同じく、屈強な体格へ違わぬ戦闘力に頭の切れを持ち合わせる。
ゴウラム:『仮面ライダークウガ』に登場する同音キャラクター。
カプセル怪獣:ちょっとやめないか