概要
呼称が定まるまでは「湖三神」といった表現も見られた他、外見からやや蔑称気味に「三クラゲ」などと呼ばれる事もある。
また、各種報道でもしばしば「湖の三体」といった表現が用いられたため、「三鳥」から続く伝統的な俗称として「三湖」と呼ばれる。
また、「ユ(U)クシー・エム(M)リット・ア(A)グノム」で「UMA(未確認動物)」であり、外見も同文字をかたどったものになっているため、「UMAトリオ」と呼ばれることがある。
ちなみにダイヤモンド・パールのディレクターと作曲を担当した増田順一氏は公式ブログにて、この三体をひっくるめ「UMAコンビ」と呼んでいた(コンビは本来2人組なので呼び方としてはトリオが正しい)。
実際にはみずタイプ要素は全く無く、3種とも単エスパータイプである。6世代現在、準伝説トリオで唯一タイプの差異がない組み合わせとなっている。
詳細は各ポケモンの記事を参照してほしいが、準伝説の中でも戦闘能力に直接反映されない「裏設定」が多く、自傷他害を厭わないネガティブな側面を持つ。専用の戦闘曲も「(ディアパルとの対比で)ダウナーな雰囲気にした」と語られており、意図的な方向付けのようだ。
アニメに登場した際にも、自分達を狙うポケモンハンターを乗っていた飛行艇ごと湖の中に沈めており、そのまま二度と浮上させなかったため異例の殺人シーンに発展させている。
反面、気に入ったトレーナーにはとことん懐くようで、プレイヤーがゲットした時のなつき度は全ポケモン中トップの140に達する。「ヤンデレ」とかそのあたりの属性を持ち合わせているのだろうか…
現在までに『DPt』・『BW2』・『ORAS』と外伝の『ポケダン時・闇』・『超ポケダン』に登場している。
準伝説としては並の出演数であるが、あまり他のポケモンや人と関わらない傾向があり、トレーナーからの注目度はさほど高くない。特にNPC・モブの手持ちに入る機会がほとんど無いという点は特筆される。
『ポケモンGO』においては、2018年年末~2019年年始にかけて開催されたウィンターイベントの告知画像に3匹揃って映り込んでおり、近日中に実装されるのではないかという予想が立ったが、蓋を開けてみればイベント開催期間中のボス交代の際に実装されたのはヒードランであった。告知画像に書かれていたあの3匹は一体…。
ヒードランの後にはパルキア→ディアルガといったシンオウ三龍が続いており、恐らく三湖の実装はこの後になるものと推測されている。