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スーパーまつかぜの編集履歴

2019-03-19 00:08:26 バージョン

スーパーまつかぜ

すーぱーまつかぜ

JR西日本が運行する特急列車の愛称のひとつ。本記事では国鉄時代に存在した「まつかぜ」についても説明する(メイン画はキハ181系「まつかぜ」時代のもの)。

もしかして→松風天馬


概要

鳥取駅~米子駅・益田駅間を結んでいる。1日7往復で、このうち3往復は鳥取~米子の区間運転となる。

国鉄が分割民営化されJR西日本となった翌年にあたる1988年、「くにびき」の名で運行を開始し、当初はキハ181系で運行されていた。

2001年キハ187系が導入され、2003年に現在の愛称に変更している。

山陰本線の高速化事業に基づいて作られている現在のキハ187系は最高時速120キロ/hで走り、単線非電化である鳥取~米子間でも平均時速90キロ/hで走行するなど、一昔前のローカル線特急のイメージを完全に一新している。


停車駅

          益田系統米子系統
鳥取
鳥取大学前
倉吉
伯耆大山-※1
米子○(止)
安来※1-
松江-
玉造温泉※1-
宍道※1-
出雲市-
西出雲※1-
大田市-
仁万※1-
温泉津※1
江津-
波子※2-
浜田-
三保三隅※1-
益田-

※1:上下とも一部停車

※2:下りのみ一部停車

○:全列車が停車


旧「まつかぜ」

もともと「まつかぜ」は京都駅を起点に、大阪駅から福知山線山陰本線関門トンネル鹿児島本線経由で博多駅までを結ぶ、キハ80系による特急列車で、山陰本線系統では伝統ある愛称である。

山陰本線では初めての特急として、1961年に運行を開始した当時は京都~松江のみの運転で1日1往復だったが、1964年に博多まで延長された。

のちに新大阪~福知山線~米子の「やくも」(初代)を統合し1日2往復体制になり、宝塚・三田・篠山口の各駅に停車するようになった一方で、現嵯峨野線経由の特急「あさしお」の運行開始にともない京都駅乗り入れが中止されている。

1985年に、系統を米子で分離し、米子~博多間は「いそかぜ」として運行、まつかぜは大阪~米子のみの運行となった。また同時に車両もキハ181系化され(関西以西ではキハ80系使用の最後の列車であった)、食堂車も連結されなくなった。

電化区間が大阪~宝塚の間のみだった福知山線全区間および山陰本線福知山~城崎温泉(当時は城崎)間の全面電化が決まったこともあり、1986年、当時存在した急行「丹波」全列車と「だいせん」の夜行1往復を除く全列車を統合して運行区間を現・城崎温泉駅まで短縮した上で、「北近畿」に改称し、ここに「まつかぜ」の愛称は一度は消滅した。


蛇足だが、現在、旧「まつかぜ」より切り離された「いそかぜ」はすでに廃止されている。


関連タグ

鳥取県 島根県

JR西日本 スーパーいなば スーパーはくと スーパーおき やくも

はまかぜ:同じくキハ181系による、大阪~米子を結んでいた陰陽連絡特急で、こちらは播但線を経由する。現在はキハ189系で運行されるが、最長で鳥取駅までの運行に短縮されている。

北近畿こうのとり:「まつかぜ」の後身にあたる電車特急。

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