ネペンテス星人
ねぺんてすせいじん
CV:新垣樽助
概要
漫画『ULTRAMAN』に登場。
エースキラー率いる“超一流の殺し屋”集団の軍師を務める異星人。
植物に似た生体組織を持つ種族で、軍師を務めているだけありその知能は極めて高く、地球言語以外にも、約五千にも及ぶ他星の言語を巧みに使いこなせるとされる。
戦闘時には背中にある蕾状の器官の根元から無数の枝によく似た触手を伸ばし、これを束ねて強力な打撃性の武器として用いたり、締め上げたりして攻撃する。
また、熱帯を好む種族で、彼らの現れる場所は決まって酸素濃度が上昇するという特徴を持つ。
口調は慇懃で、エースキラーへの忠誠心は誰より高く、北斗にエースキラーが深手を負わせた際には激しい怒りを露わにしていた。
また、プライドが高く地球人を下等な種属として見下している節があり、重傷を負った北斗の事を気に掛け、自身を無視する進次郎に不快感を抱いていた。
エースキラーが北斗に倒されたのを見た事で、普段の冷静沈着な態度からは想像がつかない程に激昂し、北斗を抹殺しようと攻撃を仕掛けるが進次郎に阻まれてしまい、最後はウルトラマンとして完全覚醒した事で“ウルトラマン因子”を制御し、自らの意思でウルトラマンスーツのリミッターを外した進次郎の放つ『スペシウム光線』を受け跡形も無く消し飛ばされ絶命した。
ウヴェルヴ星人
エースキラー率いるプロの殺し屋傭兵集団の部隊の異星人の1人。
本来は温厚で、自ら進んで攻撃を仕掛けるような種族ではない為、星団評議会から地球への移住を許可されているが、決して戦闘能力が低いという訳ではない。
その為、レッドは以前から戦ってみたいと呟いていた。
平均身長が3mと大柄な種族だが、自身が危機的状況に陥った際はその巨体からは想像がつかない程に俊敏な動きで相手を翻弄し、持ち前の怪力を用いて外敵を排除する。
なお、知能は高いが地球言語を話すことが苦手な為、会話はもっぱら母星の言葉で話す(その為、普段は異星人の街から外へと出る事はないと思われる)
傭兵部隊に参加していた個体は例外的に好戦的な性格の様で、部隊の前衛務めており、エースキラーの凶行から進次郎を救おうとした諸星に襲い掛かっていた。
エースキラーやネペンテス星人と共に進次郎と諸星を窮地に追いやるが、ジャックと共に2人の救援に駆けつけたレッドの不意打ちを喰らい、そのままレッドと交戦。
一度ウヴェルヴ星人と戦いたかったと息巻く彼の怪力の前に圧倒され、最後は渾身の一撃を頭部に受け倒された。
その後の詳細は不明だが、事件解決後のエドの発言から推測するにそのまま息絶えたか、科学特捜隊に拘束され監禁されたと思われる。
その他のエースキラー事件の関係者
アワゾ星人
異星人の街では下層種族に当たる異星人。
下半身がナメクジ、あるいは蛇の様な姿のエイリアンで、異星人の街では下層種族に当たる。
劇中で登場した人物は星団評議会の暗部を請け負っており、その為なのか下層種族とされている割には街の上層特区に住居を構えているなど、けっこう優遇された扱いを受けていた。
評議会の何者か(ULTRAMANの12年前の飛行機事故=星団評議会の要人暗殺未遂事件や今まで起きた異星人たちによる事件の裏で暗躍する真の黒幕にして、全ての元凶)の指示を受け、12年前の航空機爆破事件の生き残りの1人である北斗の抹殺をエースキラーたちに依頼した張本人だった為、北斗たち事件の関係者を護る為(あるいはそれプラス地球を護る為)に事件の黒幕を探っていたベムラーに襲撃を受けるが、彼もまた真相を何も知らされていない組織の末端の人物出会った為で、自分に指示を出してきた人物の正体は本人も把握していなかった。