「俺の親父を殺した仇を取るのだ‼」
登場作品:『仮面ライダーX 』
最終回『さらばXライダー』登場
CV/山下啓介
概要
(モチーフがモチーフだけに悪人にして良いのか甚だ疑問であるが)GOD悪人軍団の1人にしてGOD機関最後の刺客。
以前斃されたサソリジェロニモの息子でXライダーが所持する9枚のRS装置の奪取と(個人的恨みも含め)打倒Xライダーの使命を持つ。
鳴き声は父親が「アワワワワ・・・・」に対し、息子は「ホホホホホ・・・・」。
父親との外見的違いは顔の模様が赤から黄色に変わっているほか、胸に大きく息子を意味するJRの文字が描かれている。生前のジェロニモの子供が改造人間となったものなのか、改造人間としてのサソリジェロニモの子として生まれた存在なのかは不明。
能力的にはサソリに化身できるほか、通信機が仕込まれたサソリを操るなど父親であるサソリジェロニモの能力を引き継いでいるようだが、父親が戦斧を主な武器と使用していたのに対し、息子は投槍を主な武器と使用しており、その名手でもある。
また、元がインディアンの血を引く人物をベースに制作された改造人間であるため、バイクの高い操縦テクニックは目を見張るものがあり、おやっさんが「まるで馬に乗るようにマシンを扱っている。」と唸らせる程の腕前を持つ。
更に本人曰く打倒Xライダーの為に再改造を受け、パワーアップしているらしい。
なお、彼が率いるGOD戦闘工作員のコスチュームはアメリカン・インディアン風のコスチュームを着込んだ部隊である。今だったら親衛隊共々アウトを喰らっていただろう。
おやっさんとチコとマコを人質にし神敬介=Xライダーから全てのRS装置の設計図を奪い取り、一旦はライダーを退けることに成功。その功績からGOD総司令こと呪博士の信頼を得たらしく、特別にキングダーク内部の警護と総司令の身辺警護を任される。
そしてキングダーク内部に乗り込み、その中枢部にて呪博士と共に待ち受け、博士の命を受け、今度こそXライダーに引導を渡そうとするが、力及ばず最後は博士諸共ライドルホイップで「覚悟の上だ!! 二人とも死ねぇーッ!!!」と腹部を貫かれ、瀕死の重傷を負い、キングダーク諸共爆死して果てた。
仮面ライダーSPIRITS
魂を持たぬ傀儡としてバダンに復活させられる。父や他の悪人軍団と共に、山口県沖から島根に向かう神啓介とコンラッド・ゲーレンを襲撃するもSPIRITS第十分隊に邪魔され、最後は洋上でXキックを受け爆死した。
ウェイ・ペイの台詞によればかなり最後の方まで生き残っていたようで、こいつが死んだ頃にはあらかた悪人軍団も片付いていたらしい。
余談
すがやみつるの漫画作品にはイカファイアの息子であるイカファイアジュニアが登場している。
『HEROSAGA MASKED RIDER DEN-O ロスト・トレイン』では剣崎一真/仮面ライダーブレイドから「胸にJRって書いてあんじゃねえか、お前も電王と同じ電車の怪人なのか!?」と平成以降の視聴者の多くが突っ込んだであろうネタを振られていた。(もちろん、1974年当時はまだ国鉄解体前なのでサソリジェロニモJr.や呪博士には全く伝わらなかった)
関連タグ
仮面ライダーX GOD悪人軍団 サソリジェロニモ GOD機関