概要
特殊部隊SPIRITS隊員。原作『仮面ライダーシリーズ』には登場しないオリジナルキャラ。
元は海軍所属の軍人で、バダンのコマンドロイド部隊による襲撃を受け、顔の右半分と右足(膝下)を失う。
バダンに激しい憎悪を抱いており、隊長の滝和也に対し「改造人間になっても構わない」とまで言っている。義足には対再生怪人用の特殊ライフルを仕込んでおり、HEAT成形炸薬弾を装填することもできる。
当初はXライダーを支援する第5分隊所属で、同じくバダン総攻撃による傷痍軍人であるユン&ハリオムと共に行動することが多かった。山口県の秋芳洞へバダンによって復活させられたGOD悪人軍団討伐に向かうも彼らにより第5分隊は皆殺しにされ、唯一コンラッドだけがXライダーに救われた。
タイガーロイドとの戦いで重傷を負い変身が解除された神敬介を救い上げ、クルーザーを駆り島根沖に向かう最中、啓介から自らを改造したのが亡き父・神啓太郎であることを告げられ、やがて憎悪に凝り固まった心に熱き正義の魂を燃え上がらせることとなる。
第10分隊と合流すると、RS装置による月の牢獄の破壊を目論むキングダークにクルーザーで向かっていき発射を阻止。直後に月面からVジェットに乗ってワープしてきた仮面ライダーZXによりキングダークの頭部は大爆発した。マントにしがみついていたコンラッドは戦闘ヘリより降下してきたがんがんじいに救われ、外壁をHEATで破壊してコックピットに乗り込む。そこで呪博士により生体CPUに仕立て上げられた滝を自分ごと爆砕してキングダークを止めようとするも、すんでの所でキングダークに残存していた啓太郎の意識に救われる。
かくしてXライダーの活躍により3人は救助され、キングダークも啓太郎とXの絆の証・真空地獄車で粉砕。コンラッドは第10分隊に加盟することとなり、その顔にも笑顔が戻るのだった。
その後は沖縄でのガランダー帝国討伐や東京湾でのショッカー及びデルザー軍団との戦いにも参加している。