図鑑データ
「お疲れさまです。Fletcher級駆逐艦ネームシップ、Fletcher、着任しました。
マザー、ですか? いえいえそんな……。皆さんのお役に立てるよう、頑張ります!」
概要
2019年5月21日より開始した期間限定イベント「発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」」。
その後段作戦開放(後段開放は5月25日早朝)と同時に実装された駆逐艦娘
前回のイベントで実装されたDD-557ジョンストンは妹にあたる。
また、分かる通り175隻のフレッチャー級の長女である。
入手に関しては第四海域「E4.北太平洋ハワイ諸島戦域」のみでのドロップ入手となっている為、ジョンストンと同様に提督のリアルラックが試される。
アメリカ海軍の駆逐艦としては前述のジョンストン及び護衛駆逐艦サミュエル・B・ロバーツに続く3隻目。
駆逐艦を有する海外艦としては現状最多となる。(ドイツ海軍・イタリア海軍がそれぞれ2隻。賠償艦を含めればソ連海軍も2隻。他はイギリス海軍が1隻。フランス海軍・スウェーデン海軍は現時点では駆逐艦を有していない。)
事前にフレッチャー級の実装自体は運営よりアナウンスされていたものの、これまで実装されたのがタフィ3所属しかも全員戦没艦だった為、事前の予想では同じくフレッチャー級で同海戦で戦没した「ホーエル」が最有力視されていた。
史実
詳細は実艦の記事も参照。第三次ソロモン海戦では、日本戦艦「比叡」を自沈に追い込むのに貢献した。その後もアトランタ級軽巡洋艦2番艦「ジュノー」を撃沈した伊26の追跡する(これは取り逃がした)など、ソロモンの海で日本海軍と死闘を繰り広げた。ルンガ沖夜戦で日本海軍の第二水雷戦隊と対決した一隻でもあるなど、多くの戦いに参戦している。
容姿
金髪(ジョンストンと違って完璧に金色)に青眼(見方によっては藍色や黒にも見える)。
頭にはカチューシャ状に艦橋をのせており(フレッチャー級前期型の艦橋を模していると思われる)、
服に関してはジョンストンと同じだが真ん中のリボンが金色(黄色)になっている。
スカートは灰色。妹と同じく谷間が見えるほどにはある。
網を持っているのはノーザンプトンの乗組員を救助した話に由来するもの。
早くも秋刀魚漁要員とみなされる例も見受けられる。
性格
一人称は「私」。はきはきしている妹と比べるとお嬢様のようなおっとり感を持つ。
料理については朝昼夕の三食はもちろん
提督との仲は良く、また、遭難者の救助に当たる優しい子。
妹のジョンストンが頑張っているのに安心している場面も。
とある艦隊に関してはジョンストンとは違い巻き込まれておらず提督室から見守っていた。
とにかく妹が多い事を話のタネにしており、「会った事のない妹が多い」とぶっちゃけてたりもする。
性能
終戦まで生き残ったので最初から運が30とジョンストンよりも高い。それ以外は妹と同じ。
初期装備や改への改修の資材も同様。
改造するとジョンストンより高かった運は向こうが追いついて二人とも40となるので性能差は殆どなくなる。
余談
13日の金曜日に行われたある戦闘において無傷だったこと、およびそれ以外にも13と関わりが深かったにもかかわらず不運に見舞われなかったことからLucky13の異名がある。
(西洋での13は伝統的に不吉な数字とされ、漢字圏での4のように避けられる傾向が強い)
艦名は大多数のアメリカ駆逐艦と同じく人名に由来し、彼女の場合はアメリカ海軍の提督フランク・F・フレッチャー大将に由来する。
なお、フランク・F・フレッチャー提督の甥は、同じくアメリカ海軍の提督として太平洋戦争初期~中期にかけて空母機動部隊を指揮したフランク・J・フレッチャー提督(ファーストネームが同じであるため、少し紛らわしい)。彼はコロラドの副長を勤めた経験もあり、また第二次ソロモン海戦ではサラトガに座乗して指揮を執っている。
第一次世界大戦前は叔父のフレッチャー提督の指揮下に甥のフレッチャー提督がいたこともあり、1914年のベラクルス占領作戦には双方が参加している。
二次創作において「ママ」なキャラ付けをされる艦娘は数あるが(一部違う方向でママにされているが)、彼女は実艦の時点で「マザー・フレッチャー」のあだ名が付けられており、史実においても「マザー」であった。
駆逐艦「フレッチャー」は親元を離れて暮らす新人の乗員達にとって、まさに敬意と親しみを持てる母親のような存在だったのが理由だと言われている。
関連イラスト
関連項目
ジョンストン(艦隊これくしょん):同型の妹。1つ前のイベントで実装された。
サミュエル・B・ロバーツ(艦隊これくしょん):妹と同じ任務部隊(タフィ3)所属の護衛駆逐艦。
レーベレヒト・マース、ジャーヴィス(艦隊これくしょん)、マエストラーレ(艦隊これくしょん):海外艦の駆逐艦一番艦の子たち
タシュケント(艦隊これくしょん):海外艦の駆逐艦で現状唯一同型艦を持たない(そもそもタシュケントに同型艦はないのも大きいが)
フランク・F・フレッチャー:艦名の由来。
フランク・J・フレッチャー:由来となった人物の甥。