図鑑データ
「Nice to meet you. Lucky Jervis、来たわ!
そう、もうゼッタイよ! 任せておいて!」
概要、任せておいて!
2018年2月17日未明に完了したアップデートにて実装された。同日より開催の2018年冬季イベント『捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)』のE4にてドロップが確認されている。
その後は2019年夏イベント『欧州方面反撃作戦発動!「シングル作戦」』の最終海域ボスマスと2020年秋イベント『護衛せよ!船団輸送作戦【欧州編】』第2海域の道中及び輸送ゲージボスからのドロップ入手が確認されている。
モチーフとなったイギリス海軍のジャーヴィス(J級駆逐艦)は第二次世界大戦中、地中海を中心に活躍し、主だった海戦だけでも13回を数えながら一度も戦死者を出した事がない幸運艦として知られ、「ラッキー・ジャーヴィス(Lucky Jervis)」と呼ばれていた。
初実装時から確定入手手段が存在しないので、艦隊に迎えられるかは提督のリアルラックが試される。
Darling!容姿も、あたしに任せて!そこね!
腰まであるストレートの金髪に青眼。さらに頭には白地に黒いリボンを巻いたイギリス海兵帽を被っている。
服装はボアコートに似た白のミニスカートワンピースを着、その上からみぞおち部分から下を切り取ったような、紺地に青襟で白のラインの入った半袖セーラー服を着ている。リボンの色は黒。これは英国海軍水兵服の一つ「Blue No. 1 dress」をモデルにしているのではないかと考察されている。
両手にはペタルカフスの付いた白の手袋を付け、足にはフリルの付いたソックスを履き、靴は固定紐が黒のリボンになった白のメリージェーンのようなものを履いている。ちなみにかかと部分は喫水線を意識した赤になっているほか、かかと部分が舵になっている。
艤装は腰を挟む様な固定具で背後に艦尾を模した基部ユニットが取り付けられており、その基部ユニット下面には舵が見える。基部ユニット上にはマストとその後方に煙突があり、そのマストの先端には菱形の「FM3 MF/DF(中波方向探知機)」のアンテナが描かれているのが確認できる。
固定具後方両側にはジョイントがあり、そこには艦種を縦に両断したような装甲ユニットが取り付けられており、その甲板上には53.3cm5連装魚雷発射管が設置されている。
その右手には拳銃のような45口径12cm連装砲が握られている。
艤装のカラーリングは竣工時から本国艦隊にいた1940年前半頃のスタイルに近いようで、塗装が「AP507Bミディアム・グレー単色」だと思われる。
中破グラフィックではドイツの対艦ミサイル「Hs293」で被弾した時の再現として左艦首ユニットが吹き飛んでいる。
「改」になると煙突に「第7駆逐艦戦隊」を表す二本の白線が引かれているほか艦番号が「G00」に変わっているのが確認できる。なおこれ等が確認できるのは中破グラフィックになった時で、通常時では違いが確認しづらい。
Personality!あは♪
常にハイテンションに騒がしく、明くノリの軽いお転婆。誰に対しても物怖じせず、明るく社交的に振る舞う一方、外見年齢相応にいい加減で面倒くさがりなところもあり、MVP時などにもらった戦闘名誉章を何処かにやってしまったときは笑ってごまかし、秘書艦の報告書作成では面倒くさいと嫌がる。
「ラッキージャービス」と呼ばれていたことを誇りとしており、「ラッキー」が口癖。
時報ボイスと聞くと、朝食にサンドウィッチを用意をしてくれる。英国艦として紅茶の時間は大事。また時雨からグリーンティ(緑茶)ももらっているようで、直後に提督に「淹れてあげる」と言っているが緑茶の淹れ方を知っているのだろうか?(念のため補足すると、紅茶の適温は沸点ちょうどに対し、緑茶は少し冷ました80度くらいが適温とされる。)
提督にはとても好意的で甘えん坊。改では提督のことをダーリンと呼ぶようになり、かなり積極的にスキンシップをするようになる。
その声帯の妖精もあってその姿は某提督LOVE勢筆頭を想起させ、一部ではリトル金剛なんて呼ばれていたりもする。その愛らしさから着任早々ケッコンカッコカリをした紳士たちもいるとか…
関連艦娘
「Hi, Lady. Lucky Jervisは健在よ!もちろん!」
ウォースと呼んでおり仲は良好。彼女とウォースパイトは地中海からノルマンディーまで多くの戦いを共にしており、ウォースパイトが「フリッツX」で損傷を受けた時も麾下の駆逐艦を率いて後退する彼女を守りつづけた。
最初に公開されたグラフィックからウォースパイトのメイド或は侍女といった印象を持った提督も多かったが、史実を見てもあながち間違っていない解釈である。
2019年艦これカレンダー12月をウォースパイトとジャーヴィスの2人が担当。二次創作等で2人が一緒に描かれたイラストでは上記の様にウォースパイトが膝の上にジャーヴィスを乗せて描かれるパターンが多いのだが同じような構図が公式作品でも採用された。今後2人をセットで描く場合この構図が一種のお約束となるだろう
「あら、Ark!元気そうね。あたし?あたしはもちろん、元気一杯よ!」
同郷。「アーク」と呼んでいる事から、大型艦相手でも気の知れた相手は愛称で呼んでいるようだ。
- ケリー
「Ah, Kelly?彼女は…そうね…う~ん、大丈夫よ!」
同じ造船所で生まれたジャーヴィスの双子の妹ともいえるK級の嚮導艦ケリーの事である。
ケリーは幸運艦のジャーヴィスと対照的な不幸艦で、ヴィクトリア女王の曾孫として知られる「伯爵ルイス・マウントバッテン大佐」に率いられ第5駆逐艦戦隊旗艦として各地で奮闘したものの、1941年5月23日にクレタ島南方で敵機の空襲によって戦没。僅か21か月の短い生涯を閉じた。この21か月の間に触雷・衝突事故・雷撃による4度の損傷・長期修理等も経験している。
ちなみに英国本土ではジャーヴィスよりもケリーの方が知名度や人気が圧倒的に上らしい。日本で言うと戦後になって大和の知名度が異様に高くなったようにその短い劇的な艦生が人々をひきつけるのだろう。その大和の最後の戦いを本にしたあるイギリス人ジャーナリストはこう言った。「偉大な勝利より英雄的な敗北を高く評価するのは、世界でイギリス人と日本人だけにちがいない」 ジャーヴィス、きっとケリーもすぐ艦これに出るぞ!
「Janus?ああ、そうね…大丈夫。いつか、会える。なにか、そんな気がするの…。ね、darling?」
J級5番艦。1944年1月22日に勃発した「アンツィオの戦い(2019年夏イベント「欧州方面反撃作戦発動!「シングル作戦」」の最終海域モチーフとなった)」において、「フリッツX」の餌食となり撃沈している。
実装後のジェーナスの時報内で一緒にティータイムを楽しんだり夕食を一緒に間宮で食べたりと姉妹の仲の良さが描かれている。
「んん?やや?あそこで騒いでる重巡達…見覚えが…Hey!Hey you!おっ?おお~~!」
間宮で夕食時に見かけた相手で「騒いでる重巡達…見覚えが…」と語っている通りイタリア重巡洋艦姉妹の事である。
マタパン岬沖海戦でポーラに止めを刺したのは他でもないジャーヴィス自身であり、その後ポーラの乗組員を救助する為に乗り込んだら、酒を飲んでいたと報告したのもジャーヴィス自身で、現在のポーラの性格を決定付けたのは他でもないジャーヴィス自身とも言える(でも沈まなかったからと艦に戻って暖をとる為にと飲みだすポーラの乗組員も大概であるが)
Performance! 出るわ!行っけ~!
運の初期値は無印で50、改で55と高水準である。
lv45で改に改造可能となり、無条件で先制対潜が可能となる(駆逐艦としては初)。
火力:52、雷装:90と夜戦火力は142で初霜改二より1高く(実装時。イベント終了後の初霜改二のステ改定で初霜改二の夜戦火力が144となったため2低い。時雨改二と比べ3低い。)、魚雷2本、ソナーの装備構成で魚雷CIと先制対潜の両立を比較的低レベルで実現できる。
余談
艦名は英国海軍の提督ジョン・ジャーヴィスに由来する。英国海軍艦でJervisの名がつけられたのは、後にも先にも彼女のみ。
アメリカ海軍にもカナ表記で「ジャーヴィス」となる駆逐艦が3代にわたり存在したが、こちらは綴りが異なり”Jarvis”である。
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5番艦:ジェーナス
6番艦:ジャヴェリン
雪風改二/ウォースパイト改/時雨改三 - ジャーヴィスの時報内にも登場する艦これを代表する幸運艦たち。ジャーヴィスと合わせ、4隻の運の合計値は243(それぞれの改や改二・改三などの初期値の合算)。更に「奇跡の船」である宗谷を加えると320までになる。
グレカーレ(艦隊これくしょん) - 運の最大値がジャーヴィスを上回る駆逐艦娘(初期値では及ばない)。
金剛(艦隊これくしょん) - 直接的には関係ない………はず。一部でリトル金剛と呼ばれる