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ミラ(ダイハツ)の編集履歴

2019-08-18 02:22:44 バージョン

ミラ(ダイハツ)

みら

ミラ(Mira)とは、ダイハツの軽自動車ラインナップのひとつである車種。

概要

ダイハツが製造・販売していた軽自動車(いわゆる軽セダン/軽ボンネットバン)である。長らくハイゼットムーヴと並ぶダイハツの看板車種であり、後述のように多くの派生車も存在する。

最初はフェローの流れを汲むクオーレの派生車種「ミラクオーレ」で、その後4ナンバー(バン)のミラ・5ナンバー(セダン)のクオーレという住み分けだったが、1989年に物品税が廃止されたことを受けて5ナンバー車もミラに統一された(これはアルトとフロンテの関係と同じである)。


当然ながらスズキアルトと販売競争を繰り広げていたが、両社とも軽トールワゴンの台頭によりかなり勢いを失っているのが現状である。


2011年にエッセの後継としてe:Sを発売。

なお、ミライースの登場に伴って販売される仕様が整理され、なんと現代の日本で販売される乗用車としては異例なことに(スポーツカー以外では当然唯一)、クラッチペダルのあるマニュアル・トランスミッション仕様だけが販売されていた(商用車では大型トラックの殆どがMTであるし、2015年6月生産分までが販売されたランドクルーザー70もMTのみが用意される)。なお、4ナンバーバージョンに関してはCVTも用意されてはいた。


2018年2月に衝突安全基準が強化されたことから生産を終了した。翌月には販売も終了、1980年6月の製造・販売開始以来38年近い歴史に幕を下ろした。


派生車

ラパンが売れればココアを出し、e:Sが売れればエコを出し・・・と言った具合に、やっぱりミラとアルトは永遠のライバルなのである。


ウォークスルーバン/ミチート

ざっくりと言えばミラを無理矢理クイックデリバリーにしたようなもの。そのスタイルからウォークスルーバンはデリバリー業務や移動販売業務でもたまに見られる。ミチートの場合はクイックデリバリーと言うよりはエスカルゴと言った方がいいかもしれない。


クラシック

4代目ミラのバリエーションカーとして1997年に登場したレトロスタイルカー。丸型ライトにバンパーやホイールキャップ、ドアミラーなどをメッキ化し、インテリアをライトブラウンで固めてMOMOステアリングを装備という、当時としては今っていつだっけ?(A.平成時代です)とツッコミを入れたくなってしまう、昭和テイストにあふれまくった、こだわり過ぎた車。

しかし、そのレトロ設計は一部の層には大受けし、のちにはミラジーノ(後述)へと受け継がれていく。


ジーノ

・・・どう見ても"ダイハツ・Mini"です。ありがとうございました。

1999年に登場した5代目ミラのバリエーションカーとして、前述したミラ・クラシックのデザイン思想を受け継いだモダンカラー車。初代は通常車との差はレビントレノくらいの差でしかなかったが、2004年にモデルチェンジするとミラとは異なるプラットフォームを用いられた、全く別のクルマになってしまった。

ちなみに、初代には1000ccの登録車仕様もあった。しかしジーノターボに押され、当然売れなかった。2009年に生産中止。後継車種はココア(後述)だが、少し残念なことにココアではムーヴラテの影響からシンプライズとコンパクト性が追従されたため、それと相反するレトロスタイルに関しては、受け継がれる事はなかった。

……のだが、クラシックからジーノへと継承されたレトロデザインテイストは16年後、別の車へとセルフオマージュの形で継承される事となった。



e:S

ミライースの項目も参照。


低価格・低燃費という軽自動車が本来あるべき姿を具現化したモデル。以下のコンセプトから葉っぱをイメージした専用エンブレムが用いられている。

マツダデミオSKYACTIVと並んでマスコミ等で「第3のエコカー」(高効率の内燃機関車。第1がハイブリッドカー、第2が電気自動車)として紹介されることが多々ある。

大物俳優を起用しておきながらツッコミどころ満載のCMも笑える。

そのエントリーモデルで80万円を切る低価格とは裏腹に、軽ボンバン仕様がない。

そしてこれが登場した直後、アルトからエコが登場した。

親会社のトヨタにもピクシスエポックとしてOEMが開始されたが・・・

今度はスバルでもプレオプラスとしてOEMとなり、3姉妹車種となった(ハイゼットでも同じ例)。


ココア

勿論元ネタは飲み物のココアである。専用エンブレムあり。


小悪魔(ここぁ)と絡めた痛車が出てきそうなネーミングだが、今のところその情報は確認されていない。

上述のジーノの後継であるが、上述の通りジーノがクラシックから受け継ぎ信条としてきたレトロスタイルはココアではほぼ廃され、それとは逆を行くムーヴラテ系列のシンプライズ&コンパクトデザインへと回帰した。

で、そのスタイルなんですが・・・狙いはズバリ、ラパン(アルト派生)潰しですか?


なお、ミラの製造・販売終了に合わせ、こちらも製造・販売を終了した。


ミラトコット

ミラトコット・G"SAⅢ"(LA550S)

ミライースの派生車種として製作された。上記のミラココアの実質的な後継車でシンプライズデザインを一層推し進めた姿となった。そのやりすぎすら伺える質実剛健デザインは発表当初SNS上で車好きたちから「共産圏の車みたい」といわれてしまうも、発売一か月での受注数は目標の3倍に当たる9000台に達している。


OEM、ライセンス生産

日本ではスバルの軽自動車自社生産中止に伴い、プレオとしてOEM供給された。

またミライースも親会社のトヨタピクシスエポックとしてOEM供給されているが、販売力の差から言って本家が食われてしまう可能性は非常に高い。


マレーシア・プロドゥアによる現地生産車

マレーシアではダイハツと現地資本の合弁であるPerusahaan Otomobil Kedua(通称Perodua)によりカンチル/クリサ/ビバという名称で生産されている。ちなみにこのプロドゥア・クリサはあれだけミラTR-XXアヴァンツァートを褒めちぎっていたジェレミー・クラークソンによって酷評されてしまっているのだが、そもそもTopGearだから仕方ないね


ミラパルコ

1980年代に販売された特別仕様車だが、車よりもCMソングの方が有名になった。

なお、実際にこのCMソングを歌っていたのは後に早乙女優美役を演じるよしきくりんである。

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