概要
『仮面ライダーW』に登場するガイアメモリの1つで、仮面ライダーWが最終フォームであるサイクロンジョーカーエクストリームに強化変身するために必要なキーアイテムである。
登場してから終盤に至るまで、ストーリーの重要な局面に関わるキーアイテムとして大きな役割を果たした。
ファングメモリと同様「ライブモード」を持つ自立行動型ガイアメモリであり、黒い鳥のような姿を持つ。そして必要に応じてWのもとに自動的に飛んでくる。
通常のメモリとは異なり地球の記憶を内包しておらず、他のメモリを取り込み強化する上に地球の記憶と直接データリンクするという機能に特化している。
もう1つ重要な機能として、フィリップの肉体をデータ化して取り込むというものがある。
内部はガイアスペースと呼ばれる特殊な電子空間となっており、フィリップの体を保護しダメージを回復する他、ここから現実世界を覗くこともできる。シュラウドが内部に入り込んでいたこともあるが、どういう仕組みで入っていたのかは不明(何らかの手段で精神体となっていたのかもしれない)。
この状態でダブルドライバーにセットし(これも自動的にセットされる)、展開することでダブルをサイクロンジョーカーエクストリームに強化変身させる。
変身後の状態でメモリを閉じ再度展開させることでマキシマムドライブを発動する。
単体でもファングと同等以上の戦力を有しており、劇中ではウェザー・ドーパントの竜巻をはね返して牽制する、クレイドールエクストリームの隙を付いて事実上のトドメをさす等の活躍も見せた。
T2エクストリームメモリ
「劇場版 仮面ライダーW AtoZ/運命のガイアメモリ」に登場。
他のT2ガイアメモリと同形状のUSBメモリ型で、前述の特殊機能も有していない。
他のメモリと同じく仮面ライダーエターナルが持つマキシマムスロットに挿し込まれてマキシマムドライブが発動されている。Wの使うものと同等である場合、特定の記憶を持たないメモリで発動しているわけだが、描写から他の25個のメモリを強化・増幅している可能性がある。
また、このメモリ単体でライダーやドーパントに変身可能なのかも、今のところは不明である。
余談
エナジー・ドーパントに翼を傷つけられるもその後自己修復したと思われる節がある等、エクストリーム自身も一種のデータ生命体のような存在と思わしき描写がある。
また、アルファベット表記は"EXTREME"ではなく"XTREME"に改字されており、公式媒体で登場したガイアメモリの中では唯一イニシャルがXのメモリである。
他にXから始まる単語としては「XANADU(桃源郷)」「XYLOPHONE(木琴)」「XUANWU(玄武)」等がある。
なお、ライブモードが鳥型のためか一部のファンから、『エクス鳥ームメモリ』と呼ばれることも。
関連タグ
サイクロンジョーカーエクストリーム サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム サイクロンアクセルエクストリーム
最終・最強フォームへの変身に必要なパワーアップアイテム繋がり
ラウズアブゾーバー
コズミックスイッチ
インフィニティーウィザードリング
極ロックシード