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サイクロンマグナムの編集履歴

2019-10-29 11:05:08 バージョン

サイクロンマグナム

さいくろんまぐなむ

サイクロンマグナムとは、フルカウルミニ四駆の一種で爆走兄弟レッツ&ゴーの主役マシン。

概要

爆走兄弟レッツ&ゴー!!の主人公、星馬豪の三代目マグナム。

二代目ビクトリーマグナム(以下Vマグナム)のフォルムを引き継ぎつつ、よりF1に近くなった。

Vマグナムで着脱可能だった後部カウルはオミットされ、前輪後輪共に後部カウルがむき出しの形状になった。


歴代マグナムで豪が最も長く使っていた(アニメ放映期間だとほぼ一年間)マシンだったのもあってか、一般的に「豪の代表マシン」「フルカウルミニ四駆のマグナム」と言うと本機(かマグナムセイバー)を真っ先に思い出す人が多く、劇場版で豪が使っていたのもこのマグナムだった。

誕生の経緯

原作とアニメでは誕生の経緯が全く異なることでも知られている。


【原作】

原作ではブロッケンGに破壊されたVマグナムをなんとその場で豪と兄のがZMCの粒子が入ったパテを使ってVマグナムの破片を接続・改修して作られた。モーターとギアボックスは烈が担当し、豪はボディの形成を担当して作業していった。

 がボディは加工途中でパテが硬化してしまい作業が難航、豪は蒸気でパテを柔らかくして加工するという方法に出た。(お前、小学四年生なんだよな?)豪の手は火傷を負ってしまったため、烈が代わろうとしたが 『マグナムを復活させるのは俺の役目だ!』 と続行させ、烈と共に完全復活させた。

フロントカウルやウイングなど、キットと少し違いがある。

こちらもダウンフォースはそんなにかかっていない。

世界グランプリロッソストラーダ戦でディオスパーダに破壊されてしまった。


【アニメ】

アニメ版では大神の切り札レイスティンガーに貫かれる形でVマグナムは最期を迎える。

当初は「Vマグナムのデータ」と「Vプロジェクトマシン」、「壊れたVマグナムの残骸」を用いてVマグナムを復活させる方針であったがそのデータは『最初の頃のVマグナム』のため『豪が育ててきたVマグナムではない【もう一つのVマグナム】』を誕生させることになってしまうことに豪が復活を拒否したため方針を『豪が自身の手で新たなマグナム生み出す』に変更。(烈は最初、「気のせい」と言うが、Jは豪の言い分を理解した)


豪とJはVマグナムのデータをベースにしたバーチャルシミュレートマシンを用いて設計を行う。このマシンは自分がミニ四駆に乗った感覚でマシンセッティングを変えられるというもの。

この時に如何にマグナムが【かっとびマシン】になっていたのかを体感し『こんなに乗りにくかったんだなぁ!』と喜びの声を上げながら Jや烈と共に新マグナムを構築していく。

しかしシミュレート中に大神軍団の一人沖田カイ(※小学生です)がデータにハッキングしシミュレーターにウイルスを送り込んだため一度サイクロンマグナムのデータが消失している。お前みたいな小学s(略。やっぱりアニメ版も非現実的だった。


明くる日、豪が自分の記憶を頼りに徹夜して描いたサイクロンマグナムの落書きによって無事復旧出来たがオータムレース間近になってトラブルが発生、藤吉の助太刀によって再稼働し完成した。そしてビクトリーマグナムの形見であるボディキャッチが付けられ、「本物のマグナム」となった。



豪と歩んだ戦の歴史

※ここでは、アニメ版での活躍をメインとする


原作とは違い、アニメではスーパーダウンフォースマシンと呼ばれており、一度軌道に乗り出すと強力なダウンフォースが発生しマシン全体を空気が覆い、とてつもない加速力を誇る。マグナムトルネードは健在。

また、このマシンに触発された烈も後にハリケーンソニックを生み出している。


  • デビュー戦・オータムレースではマシンに問題があったためゴール前でトラブルを起こし、4位。その後も色々と問題はあったが、解決していった。SGJCでは総合優勝を果たした。

  • オータムレース終了後、土屋研究所にてJと烈と協力して調整を施そうとする。

その時に欠点として、【スーパーダウンフォースが発生するまで時間がかかる】こと【一定時間発動させた場合、ボディが吹き飛んでしまう】ことが判明。

豪はスタートの加速を良くするために『空気砲を取り付けよう!』と一つの案を出すが、これが一つの亀裂を生んでしまったが豪が間違いに気づいたため謝罪し、再びJと共に調整をしていく。


  • 第44話にて、Vソニックと自宅までレース。しかし、カウルにダメージが入ってしまったため豪は急いでJの所へ向かい診断を受ける、すると【カウルの強度不足】であることが判明。二人で試行錯誤しながら、耐久テストを繰り返すが 土屋博士が開発した【対バトルマシン用 プラスチック硬度強化剤】を噴きつけたことで問題はクリアされた。

  • 第45話にて、烈が生み出した新たなソニックと大神研究所のテストコースにてレース。当初はバトルマシンになっていたのか不安だったが、本機がソニックを進化させる大きな役割を果たしていたことに気づかされた。

  • 第46話にて、佐上模型店のコースと土屋研究所テストコースでハリケーンソニックとレース。※前者ではコースアウトをしてしまった。 後者では、プロトセイバーEVOのテストランに参加した。

  • 第48話にて、SGJCのAセクションのスタートが遅れる。(というもの、豪がバッテリーの装填方向を間違えたため。) プロトセイバーEVOのブロックにより、無事スタート!

  • 第49話にて、SGJCのAセクションでは高速重視のセッティングが災いしタイヤ交換が早くなってしまうが一位をキープした状態だった・・・が、レース終盤でバースト、六位に転落してしまったが無事完走した。

  • 第50話にて、SGJCのBセクションでは雪に足をとらわれていたが、後半でマグナムトルネードを発動し距離を詰める。 しかし、それでも雪に足をとらわれ過ぎてピットインしながらゴールし4位に入賞した。

  • 第51話にて、「コースアウトしないように」と安定したローラーセッティングを施すものの、それが仇となって本来の走りが出来ず周回遅れになってしまう。トラブルがあったもののローラーに助けられて無事ピットに入り、烈のメッセージ(ほぼ挑発)でセッティングを戻して周回遅れを取り戻す。 自身が来るのを待っていたレイの【軽量化されたレイスティンガー】と一騎打ちに挑み勝利 更にSGJCも優勝を獲得した。



【WGP】では


NAアストロレンジャーズバックブレーダーとレース。(といっても練習試合だが)

三国ブランドの部品を組み込んだことで勝利はしたものの、耐え切れず自壊してしまった。



WGP開催一日目、ブレット機のバックブレーダーとレース。SDFを発動させ、横風をものともせず追い上げていったがストレートコースでの一騎打ちにて敗北してしまった。



豪の独断行動や気合いの空回りなどでリタイヤ・トラブルが多く、目立ちはするが成績はそれほど良くない。

85話でロッソストラーダに破壊されてしまった。それでも諦めようとしない豪を見て仲間達の協力で合体マシン、サイクロントライコブラエヴォリューションハリケーンマグナムとして復活。結果的に負けではあるが、ディオスパーダすべてを圧倒した。しかし、結局ゴール直後に壊れてしまう


ちなみに


名前の由来はシミュレーション中に豪が「トルネードみたいのがいい」と言ったことから。豪が「サイコロじゃなくて~」 『・・・サイクロン(Cyclone)か?』と烈の言葉により「サイクロン」と単語が出て「サイクロンマグナム」となった。


長く使われていたこともあってか、作画ミスが多い。基本的にはカウルなど一部の塗り忘れや塗り間違いだが、49話や51話など、一部のシーンでは作画崩壊レベルの物も。


アニメで使われたバーチャルシミュレートマシンは後継機、ビートマグナム開発時も使われた。ただしバージョンアップされており、乗るタイプではなくレース時みたいにマシンと走るタイプに変わっている。


Return Racers!!では

3話・4話に登場。クラッシャージローに勝負を挑まれる。途中ジローがどさくさに紛れて、マグナムを守るために犠牲になったハリケーンソニックを修理・バトルマシンに魔改造してしまい、2対1の状態になってしまい、その後ソニックもろとも破壊されてしまう。烈・豪の手でハリケーンソニックと合体した。

ちなみにこちらはキット寄りのデザインになっている。


中学生編で再び登場。とあるレースの際、グレートマグナムRが修理中で使用できず、ジュンの提案で旧マシンのリメイクとして選ばれ、ブルーメタリックバージョンとして登場。従来のカラーリングとは異なり、ブルーメタリックボディにイナズマカラーとなった。また、この時はARシャーシであった。



原作読み切りストーリーにて


「激走!3大マグナム!」の 豪の夢の中で、使い手は違うが初代二代目とレースをすることになる。


だが、それは『如何に高性能なマシンでも、整備を行ってはならない』という警告で

実際、追い抜かれたり 十八番である「マグナムトルネード」を使用されて離されてしまっていた。



商品の説明

1996年9月にフルカウルミニ四駆として発売。数あるマグナムマシンの中でも劇場版や世界グランプリ開催時に使用していたのはこのマシンであり、ミニ四駆ファンの間でも非常に人気が高い。

当時最新だったスーパーTZシャーシを採用しており、リアモーター式シャーシでは作中のマシンに使いまわされていたスーパー1シャーシから初の世代交代となった。

当時のミニ四駆ブームの熱もあってミニ四駆では歴代4位の売上を持つ。実は2位は同じマグナム系列のVマグナムなのだがあまり話題にならないのはおそらく現在でも指摘されるウイングのあまりの脆さに買いなおした人が多いという不名誉な理由があるからだろう…


翌年2月にはファイターマグナムVFX以降恒例のマイナーチェンジマシンであるサイクロンマグナムTRFが発売された。VFXと違いこちらはミニ四ファイターのマシンではなくTRFのマシンという設定。


時は流れ2013年12月、ステッカーのアレンジを大胆に変更し成型色も豪奢にしたサイクロンマグナム 21st Century editionがプライズ限定モデルとして発売。


そして2014年11月にはステッカーを原作準拠に変更し、ARシャーシを初めとする最新技術をふんだんに取り入れたサイクロンマグナムプレミアムが発売された。

また、コロコロアニキ2018年号にて前述のブルーメタリックバージョンが応募者全員サービスとなった。


2019年11月にはフルカウルミニ四駆25周年を記念してボディをポリカボディ化した特別仕様が発売。

後付けでポリカボディ化されたのはガンブラスターXTOに続き2車種目になる。

ホイールはガンブラスターXTOプレミアムで導入されたばかりのスパイラルタイプ、シャーシはポリカABS製で25周年ロゴ入りのスーパーTZ−X(白)を採用。


2019年にツイッターで行われたミニ四駆総選挙ではエンペラーと並んで同率2位を獲得した。


関連タグ

爆走兄弟レッツ&ゴー!! 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 星馬豪 マグナム系 ミニ四駆

ビクトリーマグナム-前マシン

ビートマグナム-後継機

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