概要
艦娘と提督ののんびりした毎日を送っており、任務もマイペースにのんびりこなしている。
そのため、2艦目の着任が100隻目を超える、600隻目を超えても1-4をクリアしていないなど、他の艦これ漫画と比べて、話の展開がかなりゆっくりしている。
1話完結で通し番号がある本編と、一つのストーリーに沿って話が進む大長編に分けられる。
本編は提督と艦娘達の日常を描く形で進行し、大長編ではゲストキャラが登場して艦娘達と共に強大な敵に立ち向かうのが基本になっている。
キャプションには、毎回魚の名前が登場する。
初めはモノクロだったが、二百八十一隻目からはカラーになった。
その後313隻目からは、デジタルで作成されている。
なお、登場キャラの顔はデフォルメされているが、これは仕様であり、作者がリアリティの高い絵を描けないわけではない(下記のイラスト参照)。
登場人物
登場順に記載。
鎮守府
このシリーズの舞台となる鎮守府。小規模な鎮守府であり、長らく駆逐艦が数隻のみ在籍する状態が続いた。
長い間正式名称が不明だったが、388隻目で舞鶴小部屋コブ此奈鎮守府に決定した(読者アンケートの結果、提案されたものを全部繋げた)。
430隻目で爆破するも、次の回には元に戻っていた。しかも、喋る機能まで付いてきた。
この鎮守府に着任した提督。山梨県出身。
顔は「提督」という文字で表されており、喜怒哀楽は漢字や字体の変化で表される。
結構大柄に見えるが、体重は48kgとのこと。
大の麻雀好きで、いつか鎮守府を大きくして、麻雀を艦娘達と楽しむのが夢(六隻目より)。
その後、三十一隻目では、麻雀機雷を作った(上手く作動せず誤爆)。
初期の頃は、吹雪と共に戦おうとしたこともある(砲が扱えない、水蜘蛛で浮こうとして沈むなどしたため断念)。
この鎮守府の初期艦。
提督の相方なのだが、作者からは空気扱いされている。
割と素直な性格であり、提督の奇妙な行動に突っ込むこともしばしば。
四十六隻目では、建造を希望している(が、提督は「また今度な」と先送りにした)。
百六十六隻目で、誤認がトラウマである事が判明した。
360隻目では、金剛パンチを披露する(が、弾いた砲弾が長波の顔面に命中する)。
百四隻目で、吹雪の建造により着任(それまでは提督が建造していたが、失敗するか、別のものが出来るかだった)。
割と優秀であるが、艦載機がトラウマだったり、長波に様付けをさせたり、落ち度のある行動を取ったり、ツンデレ気質を見せたりと、フリーダムさも併せ持つ。
463隻目では、フィギュアの不知火が出現した(しかも喋る)。
二百十三隻目で着任。
ドラム缶から手足が生えた状態で登場したため、提督からドラム缶星人と間違われ、不知火からは砲撃を食らう。
なお、ドラム缶から足が生えた状態だったのは、ドロップ待ちの間にかくれんぼをしていたら、ドラム缶から抜けられなくなったとのこと。
最初は海上で立てなかったが(本人曰く、心の問題)、直ぐに慣れて走れるようになった。
作中では不知火と絡むことが多い。
二百二十二隻目で着任。駆逐イ級を倒したらドロップしたが、余りにカオスな状態にドン引きした(因みに、ここで漸く1-1クリアである)。
割と常識人であり、フリーダムな仲間達に突っ込むことが多いが、周りと同じく、ゆるい鎮守府生活を満喫している。
537隻目で着任。
イベントに出撃する際に、駆逐艦4隻では心もとないということで、大型艦建造を回したら出てきた。
陸軍の方が海軍より優れていると主張する、何かにつけて嫌味を言うなど、割と腹黒い性格。
提督の敵たる羅針盤。この世界では頭が羅針盤の状態で登場する。
先に進むためには頭を回すのだが、回すと外れてしまい、キャッチしないと強制失敗になる。
隣の鎮守府
軍子提督
隣の鎮守府の女性提督。
司令官レベル70に達し(百九十隻目より)、カスガダマを攻略する(二百二十四隻目より)など、先輩というべき存在。
提督の誘いに乗って節分大会をするなど、割とノリは良い。
初期艦。軍子提督の相方としてよく登場する。
百二十二隻目で吹雪と演習を行う際に、改になっていることから、少なくともレベル20以上である。
だが、その演習で、クリティカルヒットを貰って大破敗北する、エリア1の駆逐イ級に中破させられる(百九十隻目より)など、割と抜けたところがある。
隣の鎮守府に所属する艦娘達。
百五十二隻目から登場する潜水艦。海のスナイパーであり、自分の後ろに立つ人間は有無を言わさず攻撃する。
百九十三隻目の不知火の台詞にて、その存在が言及される(登場はしない)。
373隻目にて登場。
636隻目で初登場。鎮守府同士の模擬戦で、いきなり味方に誤射してしまう。
深海棲艦達
艦これの世界での敵であるが、この鎮守府近辺では割と艦娘と共存していたりする。いわば、裏の主人公勢である。
各話での振る舞い
七十七隻目:コミケで新刊を売る。因みにその内容は、『大型艦から狙われない方法』という、駆逐艦としては割と切実な内容だったりする。
百二十九隻目:ヲ級が深海魚に怯えることから、本当は深海に行ったことがないのではと提督に追及される。その結果、追い詰められたヲ級が、毎回3000フィート以上の深度から浮上するのは正直私達でもごめんだとぶっちゃける(つまり、この鎮守府付近では、人類が呼称する『深海棲艦』という呼び方そのものが、実態に即していない可能性が高いということ)。
百八十六隻目:遊んでいるばかりではないとして、鎮守府の隣に海の家を建てる。但しメニューはラーメンとたこ焼きばかり。
二百五隻目:遠征に出ていた漣を待ち伏せするも、暑さのあまり海中へ引き返す。
325隻目:吹雪のお勉強攻撃の前に敗北する。
353隻目:揃ってお花見に来る。泥酔していたが、毛虫に驚いて飛び上がる。
366隻目:輸送中に艦娘と遭遇する。が、護衛が駆逐艦二隻だけという無理ゲー。
577隻目:長波が作成した、海で危険なものランキングでは、深海棲艦は13位に過ぎない事が判明。敵ながら見事なまでの強さを誇る深海棲艦はどこへ...。因みに、1位がハブクラゲ、2位がヒョウモンダコ、3位がオコゼで、ヲ級曰く「割と現実的」とのこと。
各キャラ詳細
最も頻繁に登場する。語尾に「ヲ」を付けて喋る。
提督の着任早々、資材を食べ散らかして吹雪と一戦交える、吹雪に怪しい壺を売りつけるなど、割とせこい一面がある。
その一方で、正月に獅子舞として登場する(しかも艦載機の砲弾が門松)、鎮守府に遊びに来るなど、単なる敵以上の存在。
敵駆逐艦。本来は敵の筈なのだが、出撃時にしれっと混ざっていたり、無視されると怒るなど、割とコミカル。
三十八隻目より登場。
提督が吹雪とボウリングをする時のボウルになる。二体登場し、夫婦である模様。
大長編遠征ラーメンの秘密作戦で初登場。
吹雪と漣の任務先であるラーメン屋で、ラーメンを食べていた。ジ級退治の為、2人に協力する。
百八十七隻目では、海の家で出すラーメンを作ったが、完璧過ぎて逆に出せないと言われ、逆ギレした。
ジ級
大長編遠征ラーメンの秘密作戦に登場するオリジナル深海棲艦。敵味方問わず食べ物を食い尽くす(しかも味わって食べようとしない)ため、深海棲艦が処分するほどの凶悪型。
敵駆逐艦。九十一隻目で吹雪に勝負を挑んでくるが、その内容は...。
百八十隻目で初登場。
割と軽い性格であるが、その能力は折り紙付きであり、味方の存在意義をもなくしてしまうほど。
二百二十三隻目で初登場。
ヲ級同様、語尾に「ホ」を付けて喋る。
割と面倒くさがりであり、艦娘が現れても戦おうとしない。
大長編
関連イラスト
第一隻目
二百隻目
2015年
2016年