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それは群れなして深海を邪念の朱に染める恐怖の一欠片

概要

手がなく白い脚だけが後部に生え、艦というよりも魚雷に近い風貌の深海棲艦

とは言え戦闘の際はちゃんと射撃してくるので、外観では確認できないが一応砲塔は持っている様子。口からでも撃ってるのかもしれない。なんて言ってたら「水雷戦隊クロニクル」にて本当に口から砲塔が出てきたアニメ第4話でも同じような描写がある。艦これアーケードでは、魚雷も口から発射する。

提督が初陣で相手することになる相手の1体。他作品で例えればドラクエのスライム、カービィのワドルディのような存在であり、強化版含め所々の海域でザコ敵として出てくる。

能力としても味方側最低クラスの睦月型の初期能力値を下回るレベル。

初陣でもある1-1-1は普通にプレーしていれば艦娘が負けることの方がはるかに難しいくらいの難易度で、経験値もさほど美味しくないので、これが前述のドラクエなら、レベルが上がればわざわざ最初の町周辺に出てくるようなスライムの相手などしなくなるところだが、艦これにおいてはいわゆる「キラ付け」や各種ある任務達成にはうってつけの存在であり、今日も数多くの歴戦の提督たちが駆逐イ級に対し、過剰ともイジメともいうべき攻撃を仕掛けている。

…が、ごく稀にではあるが近代化改修を終え育ち切った艦娘が1-1-1のイ級に攻撃を1発も命中させられず敗北したという事例も報告されている。フロンティアクオリティか。序盤の雑魚ですら慢心は禁物なのである。

人型でないせいか空母ヲ級を始めとする上位種に比べると投稿イラスト数は圧倒的に少ない。

しかし、最初のザコ敵という事もあってか、人型ではない深海棲艦の中では最も多くのイラスト(名取や三日月をやや上回る程度)が投稿されている。

くちくいきゅうなど、可愛くデフォルメ化されて描かれるパターンも多い。

イラストのオプションとして登場する事も多く、深海棲艦から艦娘まで色々な相手とよくセットで出ている。

漫画などで登場する時は、その風貌から人型深海棲艦たちのペットというキャラ付けをされる事も。

駆逐艦はこれ以外にも数種類存在し、二つ目で口を開けているのがイ級、閉じているのがロ級(微妙に全体の形状も違う)、一つ目で上半分が盛り上がっていて髑髏の様に見えるのがハ級、フラットで目の部分が奥にあるのがニ級となる。

ちなみにエリートとフラグシップもいる。特にフラグシップは対潜特化とかなり割り切った設計。

なおゲームのグラフィックと公式ガイドブックに掲載されているイラストに差異があり、ガイドブック版には脚が生えている。そして2014年8月8日からの期間限定イベント『AL作戦/MI作戦』にて、脚の生えた【駆逐イ級後期型】が登場。その性能は、無改造で既に前期型のflagshipレベルに達しており、艤装も5inch連装砲・ソナー・爆雷と、対潜向けのバランス型に仕上がっている。そのためカットインこそないものの夜戦マスで痛打を入れられ、撤退を余儀なくされる艦隊が続出。駆逐艦の底力をまざまざと見せつけられることになった。

大きさについては、作品によって差異がある。たとえば、「強くなるにつれ、小さく、固くなっていく」という設定がある「水雷戦隊クロニクル」では、大型のと見紛う程非常に大きい。しかしその設定がない「side:金剛」では、せいぜい大型犬くらいと「水雷戦隊クロニクル」に比べ小さい。アニメでは吹雪より2回りほど大きなサイズで描かれているが、これが「水雷戦隊クロニクル」の設定を採用したものなのかは不明。

関連タグ

深海棲艦  駆逐イ級後期型

くちくいきゅう…最早別物レベルにデフォルメされたアレンジキャラ

ラブカ…駆逐イ級に似た感じの深海魚。

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