真司「東條じゃない!?」
オルタナティブとは、『仮面ライダー龍騎』に登場する仮面ライダーではないライダーである。
概要
神崎士郎の残した仮面ライダーとミラーワールドに関する研究資料、そして東條が所持していたタイガのカードデッキのデータから、香川英行が創り出した擬似ライダーで、2体が登場する。
いわゆる「13人のライダー」には含まれない。
開発計画の最終段階では、13人のライダーに対抗するため完成型であるオルタナティブを13体開発する予定だった。
ライダーの物とは異なるカードデッキ・カードを用いるが、理論は同一のものである。
しかし、ミラーワールドでの活動時間は8分25秒と短い。
また、他のライダーにはないカードも持ち、カードバイザーの音声もライダーと違い女性声が発せられる。
本作において「仮面ライダー」とは、「神崎士郎の作ったカードデッキで変身する者」を指しており、公式HPでは「擬似ライダー」と区別されている。
スペック
身長 | 195cm |
---|---|
体重 | 98kg |
パンチ力 | 300AP(15t) |
キック力 | 450AP(22.5t) |
ジャンプ力 | ひと跳び50m |
走力 | 100mを4.5秒 |
オルタナティブ
仲村創が変身する擬似ライダー。
基本カラーは黒。
オルタナティブ・ゼロ
オルタナティブのプロトタイプ。
外観はほぼ同じだが、ボディ側面のラインや額のマークなど細部が異なる。
契約モンスターや武器、技等のスペックは両者とも基本的に同一であるため、詳細はオルタナティブ・ゼロの記事を参照。
客演
仮面ライダーではないからか怪人として登場することが多い。
『仮面ライダーディケイド』
「ネガの世界」に登場。世界を支配する怪人の1人で田中という男に擬態する。
複数のレイドラグーンを使役して仮面ライダーディエンドと戦ったが、最後はディメンションシュートを受け纏めて爆死した。
変身時はバックルを使用せずに直接変身する他、あくまで怪人として扱われているからか、他のダークライダー達よりも地位は低いらしく、勝手な行動を取ろうとして首領の紅音也/仮面ライダーダークキバから制裁を受けるシーンもあった。
なお、スーツ本体は通常のオルタナティブのものだが、頭部のみオルタナティブ・ゼロのものが使用されていた。
『仮面ライダーウィザード』
同じくバッタ系怪人のアークオルフェノク、バッタヤミーと行動を共にする(厳密にはオルタナティブはコオロギがモチーフであるが)。
終盤の戦いにて、上記の2体やズ・ザイン・ダ共々ディケイドとウィザードに倒され爆散した。
なお、この三怪人には「仮面ライダーに近い存在である敵」という共通点があり、劇中でアマダムが語った「怪人のなり損ない」「悪と同じもの」という仮面ライダーの本質がより強調されている。
DRAGON KNIGHT版設定
ゼイビアックス将軍がアドベントマスターのデッキをコピーした物で変身した偽者という設定で登場。
詳細はアドベントマスターを参照。