ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

アルコールの編集履歴

2020-02-08 07:26:07 バージョン

アルコール

あるこーる

化学物質の一種で、炭素に水酸基が結合している。お酒の代名詞でもある。

概要

アルコールとは、sp3混成軌道を形成している炭素原子に水酸基が結合している構造を呈している化学物質の総称である。鎖状炭化水素水素のひとつ或いは二つ以上が水酸基に置換されたものとみることもできる。

代表的な化合物として、メタノールエタノールプロパノールブタノールなどが知られている。


一般には「お酒」の代名詞である。これはもちろん、お酒にエタノールが含まれていて、飲むと酔いという作用を引き起こすからである。


用途

微生物による発酵作用でなどから生じたもの(ほぼ全量がエタノール)は、として飲まれ親しまれる。

・工業的に加水分解されたり合成されたりしたものは、燃料溶剤消毒薬などとして幅広く利用される。


消防法上の扱い

日本の消防法では、「一分子を構成する炭素の原子の数が1個から3個までの飽和一価アルコール」(変性アルコール含む)を第4類危険物(引火性液体)の「アルコール類」と定義している。そのため、容器1本の容量が500mLを超える場合は「第4類アルコール類(引火性液体) 危険等級Ⅱ 水溶性」「火気厳禁といった注意書きが必要となる上、総貯蔵量が400Lを超える場合は乙種第4類以上の資格を持つ危険物取扱者を常駐させ、名前を掲示する義務が生じる(要はガソリンスタンドと同様の扱いとなる)。

但し、アルコールの含有量が60%未満の水溶液(蒸留酒も含む)は危険物の対象外となる。


ここから先は酒類の話になるが、通常販売される蒸留酒(ウイスキーブランデーウォッカなど)はアルコール度数が40%程度のため消防法による規制の対象には該当しない。但しスピリタス(96%)は無水エタノールと同様の扱いを受けるため、仮に通常のウォッカなどと同様の750mL瓶で販売しようとするとラベルに上記の注意書きを追加する義務が発生してしまう。スピリタスの瓶の容量が500mLであるのはそのためでもある、らしい(詳細は不明)。


注意!

主にロシア等で見受けられるが、景気の低迷などの理由からアルコール成分が含まれる入浴剤などを飲んで中毒症状を起こす人もいる。…日本ではあまり無いであろうが、いくらお酒が飲みたいけど手が届かないからといっても消毒薬や入浴剤は飲まないように。


関連タグ

 DHMO フェノール アルコールランプ

メタノール/メチルアルコール エタノール/エチルアルコール

ビール 日本酒 ウイスキー/ウィスキー ワイン カクテル 酩酊 酔っ払い

アルコール・ドーパント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました