イナゴ
いなご
全く異なる二つの意味を持つタグとなっています。
昆虫のイナゴ
バッタの仲間(イナゴ科もしくはバッタ科)。漢字では「蝗」ないし「稲子」。
稲を始めとする植物を食べ荒らす害虫として知られるが、佃煮の材料となって人間に食われてしまうことでもまた有名である。
空を覆いつくすほど大量発生し、作物を食い荒らして行くのは実はこいつ等ではなくトノサマバッタ(殿様飛蝗)。たまたま同じ漢字を当てられただけでとんだ濡れ衣である。
あるジャンルの流行に従って一斉に現れ飛びつき一通り騒いで荒らした後は次の流行ジャンルに流れていく一部のマナーの悪いファン層を、畑の作物を食い荒らしては次の獲物を求めて飛んでいくこの虫(正確には上記の通りトノサマバッタの仲間)の習性になぞらえて「イナゴ」と呼ぶこともある。