ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

風雲黙示録の編集履歴

2020-02-27 19:21:49 バージョン

風雲黙示録

ふううんもくしろく

『風雲黙示録 格闘創世』とは、1995年4月25日にSNKからリリースされた 全く新しいNEOGEO用対戦武器格闘ゲームである。

まったく新しい概要

『風雲黙示録 格闘創世』は1995年4月25日に稼働。

餓狼、龍虎、サムスピ、KOFに次ぐSNKのオリジナル対戦格闘タイトル5作目。

とりあえず見ろ! うぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!


徒手格闘技に武器を組み合わせた、既存の剣道剣術槍術のような物とは大きく異なるまったく新しい格闘技の使い手たちが戦う格闘ゲーム。

餓狼伝説のラインバトル方式を採用、多彩なラインアタックやステージ毎に異なるゲームギミックが用意されていたり意欲的な試みが見受けられる。


あらすじ

舞台は21世紀前半の“ジパングシティー”。ここでは世界中のあらゆる人種や文化が混じり合い、ブーメラン空手風雲拳といった全く新しいスタイルの格闘技が次々と生み出されていったのである。

そんなある日、謎の男獅子王の言葉により、各地から続々と格闘家たちが集結。

それぞれの思いを胸に、今、闘いの幕が開く!!

獅子王


ゲームシステム

操作系はNEOGEO筐体にあわせたレバー+4ボタン。

→ →でダッシュ、← ←でバックステップ。更に↙ → →(↘ ← ←)で大ダッシュや大バックステップも可能。

技の強弱はボタンの押した長さで変わるという全く新しくないシステム

餓狼伝説シリーズの2ライン移動と、龍虎の拳のズーム機能、脱衣KOを組み合わせた全く新しい試みがなされている。


ボタン配置

  • A:パンチ
  • B:キック
  • C:武器攻撃
  • D:ライン移動

ラインシステム

  • ラインアタック:攻撃しながら反対のラインに移動する。
  • ステップラインアタック:前後にダッシュしてからライン移動攻撃をする。
  • 攻撃よけラインアタック:攻撃しながら後方へジャンプし反対のラインに移動する。
  • 大ジャンプラインアタック:画面外にジャンプし、反対側のラインの相手を上から攻撃。
  • スーパーラインアタック:スピードが速く、判定が大きいライン攻撃。相手がガードしていても体力を削ることができる。

避け攻撃

ガードモーションを取り始めの際に→+Aを入力で相手の攻撃を躱しながら攻撃できる。上半身無敵。


組み技

いわゆる投げ。投げ返し(or殴り返し)も出来る。


ステージギミック

各種ステージにより異なるバトルギミックが用意されている。


逆転技

いわゆる超必殺技。体力ゲージが減り、ゲージが点滅している状態時のみ使用可能。何度でも使える。


まったく新しい登場人物

風雲スーパータッグバトルからの登場人物

※風雲スーパータッグバトルでは、キャロルとニコラは登場しない。


新しすぎた…

当時(現在も)あまりにも斬新すぎたのか『風雲黙示録』はイマイチヒットせず、延々とデモ画面が流れ続けるという光景も屡々。主張するようにショー疾風の絶叫がいつまでも鳴り響いていた。

うおおおおおおおおお!!


国内でこそヒットしなかった風雲だが、アジア圏では何故かウケたようで翌年にタッグマッチ制の続編『風雲スーパータッグバトル』がリリースされた。

しかし、風雲シリーズはこれを最後にひっそりと幕を閉じたのであった。


風雲拳だよ早く!

稼働から数年後、墓標氏のブログ、動画の影響で風雲黙示録・風雲拳がまったく新しい格闘ゲームとしてネットで注目を集めると最盛期を迎えた。


その後、『KOFXI』でショー・疾風と邪頭の二人がタイムリリースキャラとして登場している。


余談

  • 『キング・オブ・ザ・モンスターズ2』等を手掛けたチームの作品。「ブーメラン+空手」や「ボクシング+剣術」といったアイディアは餓狼や龍虎のような素手の闘いとは異なる特色を出そうとして生まれた。
  • 風雲黙示録の開発期間はおよそ2年かかった。
  • 小田氏曰く「風雲は当時のSNK格ゲーの要素を全部入れようと頑張っていたようです。だからみんな気が狂っていたんです。」とのこと。

関連タグ

SNK 風雲拳 風雲スーパータッグバトル 邪呀

迷作 チャムチャム

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました