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注意
このポケスペのムーンの絵に、単一タグ「ムーン(ポケスペ)」、あるいは「ムーン」「ポケスペ」の2つのタグを付けるように。
検索は「ムーン ポケスペ」で。
「ムーン ポケモン」の使用を避けること。
概要
名前 | ムーン |
---|---|
一人称 | わたし |
性別 | 女 |
年齢 | 11歳(第14章) |
誕生日 | 1月1日(山羊座) |
血液型 | B型 |
身長 | 145cm |
体重 | 38kg |
職業 | 薬剤師 |
特技 | 弓術 |
持ち物 | ポケモン図鑑、薬箱、弓 |
登場章 | 第14章 |
登場巻 | 「ポケットモンスターSPECIAL サン・ムーン」1巻- / シリーズ通巻:未定 |
代名詞 | 調合る(つくる)者 |
第14章の主人公の一人。
一人称は「わたし」。
遠い地方からアローラにやってきたばかりの少女。主人公に舞台となる地方の出身者が一人もいないのは初めての事例。
サンとは彼のナマコブシ投げのアルバイト先で知り合い、服を濡らされたおわびとしてククイ研究所まで運んでもらった。
薬剤師にして弓の名手でもあるという、第11章ほどではないが歴代主人公の中でもかなり独特な設定を与えられている。
むしろ前者二人がまだポケモンの世界観や設定に準じたキャラ付けなのを考えると、ある意味彼女が一番の異例かも知れない。
性格はクール且つ真面目。
目上の者への礼儀はわきまえつつも思ったことは割と口に出すようで、ひとクセある人間ばかりのアローラではツッコミ役に回ることが多い。
本人によれば家は学者の家系らしく、「特別なポケモン」と聞いてカプに興味を示すなど薬学以外に対しても勉強熱心なのがうかがえる。
そして常に論理的思考に基付く現実主義者。
基本的にアローラのテンションとはかけ離れており、自分でも「(アローラ地方は)全てがわたしのキャラと合ってない」と語るほど。
騒がしいのは苦手らしく、昼間よりも夜が好きと語る。
また公式の紹介文でも「自信家で理知的」とあるように薬学の知識には絶対の自信があり、「(材料さえ揃えば)わたしに作れない薬はない」と豪語、弱ったポケモンの面倒を見た後にはその回復を「当然」と約束するほど。
薬の材料となるきのみや薬草などは薬箱に仕分けて持ち運んでおり、材料調達の際には弓も用いる。なお薬学は学校に行って学んだもの。
詳しいことは分かっていないが、過去の経験からあまりポケモンに頼りたがらないらしい。
ただ野生ポケモンの相手などは普通に任せており、公式バトルも楽しんで参加していたところを見ると、あくまで「日常的なことに対して」なのかも知れない。
サンに対してはビーチでの遭遇以来、自由そのものな彼の言動に振り回されっぱなしである。
僅か数ページ足らずで既にツッコミ専門の先輩や真面目さに定評のある先輩よりも忙しいほど。
ストレスだけで言えば歴代一位かも知れない。
その後真面目にツッコむだけ体力の無駄だと悟ったのか、最終的に「もうツッコむ気になれないわ」と呆れ笑いを零し、以降は静かに口を挟みながらも徐々にスルースキルを身に付けつつある
なお、サンとはなんだかんだで普通に声をかけたり気にかけるそぶりを見せたりとそれなりに交流を持ちつつあるが、特に「友達」とは認識していないらしい。
今のところお互いに「運び屋さん」「お客さん」と呼び合っている。(互いに名前を全く呼ばないのは第7章初期以来である)
よく怪我をするサンの治療も行う。無料(タダ)で。
バトル大会終了から翌朝の間(本編では描かれていない)にポケモン図鑑が複数あると聞いてちゃっかり頂いており、読者ですら知らないところでさらっと図鑑所有者入りを果たしていた。
ちなみにサンの図鑑がよほど嫌だったのか、ロトムは現在彼女の図鑑に入っている。
9話にて実は「サンじゃあ見つけられないだろうから」とククイ博士に幻のきのみの探索を正式に依頼されており、その報酬としてポケモン図鑑をもらっていたことが判明。
ただしこのことはサンには隠しており、きのみ探しの手伝いはあくまで彼女のご厚意によるものだということにしている。
なお上記のモノローグ中では「うふうふユカイツーカイ」と不気味な笑顔を浮かべていた。
出会って3日でスルースキルどころか逆にサンを振り回すほどになれたのは頼もしい限りだが、なんだか回を追うごとにキャラがあらぬ方向に向かっている気がしてならない。大丈夫だろうか。
容姿
モデルはポケットモンスター サン・ムーンの女主人公。
だが明るめなイメージをしている元と異なり、上述の通り暗いイメージが強い。(一応後述の使用ポケモンのこだわりにその面影が見える)
またサンと違い、元のデザインから大きく変わった部分は今のところない。
(デザインの違いではないが、第2話〜第3話では帽子に伝票を付けられていた)
目の系統などについてはまだ不明だが、作画の山本先生のツイッターでエックスを参考にしたという彼女のイラストがあるため、彼と同系統の可能性はある。(単にポジションが似ているからという可能性もあるが)
また後記の理由により彼女とも同系統の可能性はある。
使用ポケモン
第5話までは不明。
代役とはいえ自らゼンリョクバトルへの参加を申し出たことから少なくとも手持ちはいると思われていたが、後にこの時点ではまさかの手持ちゼロであったことが判明。
正確には出場を決めた後に捕まえたと言われたのはアゴジムシだけだが、前日アローラに着いたばかりであることとまだアローラのポケモンの知識に曖昧な部分もあったことから、他の2匹もバトル直前に捕獲されたと思われる。
つまりは手持ちがいないにもかかわらずバトル大会への出場を決め、また出場を決めてから大会開始までのわずか数時間の間に3匹も捕獲したことになる。おそるべき行動力。
余談だが手持ちゼロからスタートしたのは第6章のエメラルド以降である。
女性主人公ではプラチナに続いて二人目のニックネームはつけないタイプ。
また前述のように物語開始当初は手持ちがいなかったため、幼馴染みポケモン未所持である。
薬剤師の研究対象であることと単純な好みでどくタイプに思い入れがある。
ククイ研究所で出会ったポケモン。
アシマリとのバトルで長時間バルーンに閉じ込められ冷え切っていたところムーンに薬を作ってもらい、懐いた。
以降博士不在時でも彼女の後を一緒について行ったり、緊急事態でのバトルの指示にも素直にしたがったりと手持ちでない割にはかなりの信頼を置いている。
ちなみにムーンはモクローが夜行性であることを「わたしと同じ」と親近感を抱いている模様。
ククイ博士の勧めから、8話にて正式な手持ちになった。
ウルトラディープシーで過ごしていた間にフクスローに進化していた。
バトル出場を決めてすぐに捕獲したポケモン。
バトルには使われなかったが、左腕を骨折したサンの手当てで糸のギプスを作っていた。
いつのまにか進化していた。
ムーンはアローラ地方に来て日が浅く、初めリージョンフォームのことを知らなかった為、あくタイプを持っているとは知らずに相手のエスパー技を警戒させていた。
そのことをグラジオに教えてもらい反撃に出たが、ゼロ距離のほうでんを受けて倒れた。
ウルトラディープシーで過ごしていた間にベトベトンに進化していた。
同じくグラジオとのバトルで使用。
ベトベター同様相手のエスパー技を警戒して逃げ回りつつ、前座のベトベターによって付与されていたポリゴンのどくが回るまでの時間稼ぎをしていたが、結果的には一つも技を繰り出すことなく相手のでんき技に敗れた。
ちなみに上記のどくタイプへの思い入れを語った際の、普段のクールさとは打って変わったセリフがこちら。
「だって、どくタイプのポケモンってかわいいでしょ♡」
「特にアローラのベトベターの色なんても〜サイコ〜♡」
やはりこの作品に普通の子なんていなかった。
結果サンには『毒女』と評され、あのグラジオをも動揺させた。
手持ちではないが関わりのあるポケモン
アローラ地方まで一緒に来たポケモン。
元々ククイ博士の依頼で転送される予定だったが、弱っていたため薬剤師のムーンが体調管理をしつつ直接届けることになった。
届けられた後はククイ研究所でサンのポケモン図鑑を出され、興味を持ちながら恐る恐る入ろうとしたが図鑑の状態があまりにも酷かったので思わず逃げ出した。
現在はムーンの図鑑に入っている。上記のことを根に持っているのかサンとは仲が悪く下記のように何も悪いことをしていないのに仕打ちを与える一面も。クリーニングが終わっていた彼の図鑑を渡す時も「ていねいにつかってさしあげロト!」と若干嫌味を込めた口調になっていたり、LIGHTNINGの電撃を受けて気絶から覚める際も、直前のサンの嫌味に対し顔面蹴りを食らわすなどアグレッシブ。
ムーンがアローラを訪れた本来の目的。詳細は後述。
現時点では手持ちか不明。
経歴について
知的であるが故に所謂運や想いの強さなどの「非科学的なもの」にめっぽう弱く、それらが要因で勝負に負けた際は頭がショートしてしばらく抜け殻と化していた。
そもそも論理的に成功率の低い選択肢に沿って行動する人の思考が理解できない。
バトル以外でポケモンに頼りたがらない点も含めてこの辺りは、かつてポケモンに日常動作の補助を頼んでいた姿を馬鹿にされてトラウマとしていた頃のエメラルドと似た所があるが……。
必然的にロトムが生息している地域の出身である可能性が高いこと、手持ちにニックネームをつけていないこと、上記の学者家系云々や論理的思考、そして「知識」に関する独特のセリフから、プラチナ・ベルリッツと何か関係があるのではと噂されている。
そうなれば出身もやはりシンオウ地方ということになる。
そして11話。
シンオウ地方でベルリッツ氏の元にいたことが発覚。
研究所には回復マシンに入れられた1匹のポッチャマの姿があり、それについてムーンは「自分の不手際でポケモンセンターでも治せない毒を浴びてしまった」と語っている(ザオボーによれば、これは姉のポケモンだったらしい)。
その治療に必要でありながら、シンオウでは手に入らない材料が「幻のきのみ」と「カプ・テテフの鱗粉」だった。
この二つを採取するためアローラへ向かえるようベルリッツ氏に頼み込んだものの、中々許可がもらえない。
そこへ、アローラに転送予定だったロトムが到着した、ということだったらしい。
この回想にプラチナの姿はなく時系列や彼らとの具体的な関係性(雇われているのか肉親なのか)などは不明のままだが、ムーンというキャラクターの背景が大きく取り上げられた回であろう。
33話ではさらに掘り下げられ、幼少期から優秀だった天才少女であり、6歳で博士号を取得。特に「毒ポケモン」への興味から「毒」の研究にのめり込み「ミス・ポイズン」とあだ名が付いた。
自作の毒で部屋を溶かし、あらゆるポケモンに毒タイプを付与する実験などを行っており、自分自身が毒に侵されることもしばしばだった(その後は薬学の方に転向していたが、上述の事故を起こしてしまった様子)。
最終話ではアローラへ単身引っ越すことになった際に姉らしき人物が登場(もっとも映ったのは足元らしきわずかな部分とエンペルトらしきポケモンの足元、元気になったらしいポッチャマだけではあるが)。ムーンは「お姉さま」と呼んでいた。
他にも上記のとおり弓の名手であり、2話にて矢尻にモンスターボールが装着された矢を放つという芸当を見せている。
これは2章でエリカも披露しており、関連性が見られているが、ポケスペ界における弓道では基本スタイルである可能性もある。