「貴様らが歪めたライダーの歴史を、私が正す!!」
データ
- 身長:不明
- 体重:不明
- 特色/力:不明
概要
『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』にて登場するアナザーライダー。
アナザー1号がゲイツのタイムマジーンを召喚して融合し、更なる変身を遂げた姿。
アナザーアルティメットクウガ、アナザージオウⅡ、アナザーオーマジオウのように進化した果てに誕生したアナザーライダーに分類される。
容姿
アナザー1号同様、オリジナルの仮面ライダー1号を歪ませたような巨躯を持つ。
オリジナルの面影をある程度保った上半身、サイクロン号を模した巨大なバイク型の下半身など、全体の形状は変貌前のアナザー1号と同じである。
違いとして上半身全体が骨を思わせる象牙色、下腕部は白銅色に変化しており、複眼の色も新1号のような赤色に染まっている。
最大の特徴として背中の翅部分から2本、下半身のバイクの両側面から4本のバッタを思わせる真っ赤な節足が生えており、より異形さに拍車が掛かり完全にバッタの怪獣と形容するしかない姿と化している。
また、足が生えたことでバイクの前輪と後輪が車体に収納されている。
骨の要素は仮面ライダーの原型であるスカルマン、真っ赤な足は1号の相棒である仮面ライダー2号(新2号)を連想させる。
一方で、白み掛かった上半身は変身者であるフィーニスの服、赤い足は融合しているゲイツのタイムマジーン(又は仮面ライダーゲイツ)のメインカラーの要素が出ていると言う見方もできる。
また、節足の生えたそのフォルムが蜘蛛のようにも見える事から、仮面ライダー最初の敵である蜘蛛男の要素も入っていると思われる。
能力
アナザー1号同様に巨体から繰り出される攻撃と、口から放つ赤い光弾を武器とする。
また、ゲイツのタイムマジーンを取り込んでいる為、時空を跳躍する能力を持つ。
誕生による改変
アナザー1号同様、オリジナルの1号/本郷猛の歴史に影響が出ているのかは不明である。
結末
ジオウⅡを吹き飛ばし、駆けつけたゼロワンも圧倒するが、変貌の瞬間を見ていたソウゴはある事実に気づいていた。
ソウゴ達と或人はアークの打ち上げ自体を止めるため、タイムマジーンで2007年に向かったのだが、目的が失敗した上に或人が危機に陥ったため、ジオウが自身の機体で全員を拾って2019年に戻っていた。
このためゲイツの機体が2007年に置き去りになり、フィーニスはそれを使って時空を超えていたのである(スウォルツを見ていると勘違いしがちだが、彼が特別なのである)。
つまり、取り込まれたゲイツ機を破壊すれば「フィーニスが時空を超えて現れた」という事実自体がなくなり、存在の根拠が否定された「ヒューマギアに支配された世界」はリセットされる、という理屈である(少々わかりにくいが、フィーニスは劇中時間を2019→2007→2019と移動している。最初に2007年に跳んだ時に使ったのが、「2007年に置き去りになったまま現在まで放置されていたゲイツのタイムマジーン」であるため、「置き去りになった直後のタイミングから呼び出されたタイムマジーン」を破壊してしまえば、フィーニスが干渉したという事実自体がリセットされ歴史が回復する、という話になる)。
グランドジオウによる平成ライダー総攻撃とゼロワンの連続フォームチェンジによる猛攻を受け、最終的には「ロッキングカバンストラッシュ」で突き立てられたままだったアタッシュカリバーをダブルライダーキック「ライジングタイムブレーク」で貫通させられ爆散した。
余談
アナザージオウⅡ等はオリジナルのライダーの強化・最強フォームをモチーフにしているが、昭和ライダーである1号にはフォームチェンジ自体が存在しない。
その為、アナザー新1号はその名の通り、旧1号から変化した新1号に当たるアナザーライダーと考えられる。
関連タグ
仮面ライダージオウ 仮面ライダーゼロワン 仮面ライダー1号 サイクロン号 アナザーライダー
アナザー1号:進化前の姿。
アナザーゼロワン:同じく『令和ザ・ファースト・ジェネレーション』に登場するアナザーライダーで、共にバッタモチーフ。特にアナザー新1号はよりバッタの要素が強まっている。
アナザーアルティメットクウガ、アナザージオウⅡ、アナザーオーマジオウ:上述したように、アナザー新1号はこれらのアナザーライダーに相当する。アナザーアルティメットクウガは、「冬映画のラスボスを務めたアナザーライダー」という繋りがある。
巨大邪神14:白を基調とした巨躯を持つ仮面ライダー映画のラスボス繋がり。こちらも仮面ライダーの力を利用していた。