概要
『仮面ライダー龍騎』に登場するシアゴーストがレイドラグーンを経て成虫となったミラーモンスター。
それまでは人型を保っていた前二種から一転して、完全なトンボ型の形態になっている。
時速900kmで飛行する能力を持ち、鉤爪やミサイルのように飛ばす腕による攻撃を得意とし、遠距離近距離共に隙がない。
シアゴーストもレイドラグーンも単体では戦闘力は大したこと無かったが、ハイドラグーンは仮面ライダーともそれなりに渡り合える程に強くなっている。しかし、装甲はお世辞にも硬いとは言えない模様。
最初に現れた個体はナイトのトリックベントで地上に叩き落とされたレイドラグーンから羽化したが、ナイトによって倒される。そして劇場版の終盤では大量にレイドラグーンから羽化し、ドラグランザーとダークレイダーに乗った龍騎サバイブとナイトサバイブの攻撃に次々と撃ち落とされて行くが、それを上回るハイドラグーンの大群に二人が覆い尽くされた所で物語が終わっている。この二人の生死は不明のままである。(爆風が途絶えているので恐らく…。)
シアゴースト系モンスターがまるで龍騎世界のライダーの進化をなぞっているように思える点や、現実世界に適応し、生き残る為の姿という点から、これがシアゴースト系モンスターのサバイブ体という見方もできる。
また、このような変態を自力で遂げるのは後にも先にもこの種族だけだという。
なお、TV版では進化前は登場しているが、ハイドラグーンは登場していない。
派生作品
『仮面ライダーディケイド』第一話では上空に多数出現し、アミキリやウブメを捕食していた。しかし、ビルによじ登って暴れていたバケガニやイッタンモメンと交戦の末にビルに突っ込んで全員仲良く爆死した。
『仮面ライダーウィザード』の最終回では、平成ライダーたちに追い詰められたアマダムが空を埋め尽くさんばかりの大群を解き放つ。しかしクウガ、アギト、ブレイド、ディケイド、W(ルナジョーカー)、オーズ、フォーゼ、ウィザードの一斉攻撃を受け全員爆死した。
『仮面ライダージオウ』ではEP47で世界の融合が始まり、龍騎ライドウォッチが壊れた影響で他のミラーモンスターと共に無数に出現した。
なお、最終話では仮面ライダーオーマジオウが拳から放った無数のコウモリ型のエネルギーによって大多数が撃破され、最終的にアナザーディケイドが敗れ去った事でハイドラグーンも他の怪人達共々まとめて消滅した。
関連タグ
メガギラス・・・最終形態繋がり。