中東
ちゅうとう
ユーラシア大陸の西アジアから北アフリカの地域。
概要
Middle East(英語)から訳された地域名。この呼び名は西欧から見た距離感によるもの。
前述のとおり「中東」という言葉は「ヨーロッパから見て、近東より遠く極東より近い」という意味なため、日本人からすると多少不自然な単語ではある。
トルコやシリア辺りを含めると「中近東」と呼ばれるが、ほぼ同義的に使われることが多い。
主にイランやアフガン辺りの「ペルシャ系」、イラクからアラビア半島辺りの「アラブ系」、トルコ辺りの「トルコ系」、北アフリカ辺りの「アフリカ系」に分かれる。
又、国境線も直線が多いのは欧米が勝手に線引きを決めたものであり、イランやトルコを除けばその傾向が強い。
主にイスラム教が多く存在しており、国教としている国も多い。石油の産出国が多い。
上記のような線引きの為、とくにアラブ諸国は国粋意識が低く(イランはペルシア人)、グローバル意識が強い。