曖昧さ回避
- コンピューター用語。データを読み込むために目的のエリアまで一気に移動すること。
- アラビア語で長老・族長などを意味する「シャイフ」の英語風読み方。
- 固有名詞。作品のタイトル、団体名、架空の人名や種族名など。本頁に一覧あり。
シークという固有名詞を持つもの
作品
人物・キャラクター
実在
架空
- シーク … ゲーム『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の登場人物。本頁で記述。
- シーク(聖剣伝説2) … ゲーム『聖剣伝説2』の登場人物。
- シーク星人 … 漫画『キン肉マン』の登場人物。
団体名
その他
- ロールプレイングゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズに登場する種族。→シーク族
- 世田谷自然食品が販売する化粧品の名称。シーク(SEAC)。
概要
『時のオカリナ』に登場する、シーカー族の生き残りを自称する謎の青年。
リンクの行く先々でハープを手に様々な調べを奏で、不思議なメロディを授ける謎めいた人物。
赤い瞳に金髪、顔の殆どを布で覆い隠した姿が極めて特徴的。
マスターソードに触れて時を越え、七年後の世界に戸惑うリンクに道を示し、彼を導いていく存在。
登場回数の多さから今となっては後述の『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズで有名になってしまったが、その正体は大魔王ガノンドロフから身を隠す為に変身したゼルダである。
このエピソードでリンクを支えるゼルダ姫の姿に影響を受けたのか、『風のタクト』や『トワイライトプリンセス』などの以降の作品では、リンクとゼルダの共闘シーンが多くなった。
性別については論争もあるが、大抵男装したゼルダ=女性で描かれることも多く、特に海外ではその風潮が強い。
姫川明のコミカライズ版では、インパによって催眠術をかけられ、ゼルダとして人格は封印されているという設定。「シーカー族の生き残りの青年」という人格となり、敵の目をくらますためにガノンドロフの手先となり、幾度もリンクを罠にかけた。劇中ではタロンに化けてロンロン牧場に誘き出し、ゲルド族をけしかけている。
スマブラ
ゼルダやガノンドロフと共に『DX』から参戦。
スピードは遅いが技の威力が高めのゼルダとは対照的に、素早い身のこなしと手数の多さで勝負するタイプのファイター。
仕込み針を飛ばしたり煙と共に姿を消して瞬間移動するなど、忍者のような攻撃動作を見せる。
『DX』では『時のオカリナ』のデザインだったが、『X』『for』ではゼルダと同様に『トワイライトプリンセス』風のデザインに変更。
元々『トワイライトプリンセス』にも登場させる予定はあったようだが見送られ、用意していたデザインをほぼそのまま流用した形となった模様。
スマブラDX
ボタン | ワザ一覧 |
---|---|
B | 仕込針 |
→B | 鉄糸舞 |
↑B | 浮身 |
↓B | ゼルダチェンジ |
『スマブラDX』ではキャラクターセレクト画面にはシークはいないが、ゼルダを選んだ状態でAボタンを押した状態で対戦を始めるとシークで対戦を始めることができる。ゼルダとシークは、『スマブラDX』で唯一変身が可能なペアである。
下必殺ワザ「ゼルダチェンジ」を使う事でゼルダの姿に戻ることができる。
「異国の戦士」のイメージを強めるため、ワザ名の多くに漢字が使われている。ゼルダとは異なりシークは魔法を一切使わないが、仕込針などの道具やしなやかな体術を駆使して戦う。走行やジャンプなど運動性能に優れ、ワザの隙が少なく、追撃がしやすい。一方でパワーは低め。動きは鈍いがパワーのあるゼルダとは正反対になっている。また、攻めより守り、1対1よりも混戦が得意なゼルダとは逆に、シークは攻めに優れ、混戦よりも1対1で真価を発揮する。
しかし『スマブラDX』では「決定打に欠ける」とフィギュアの解説にあるものの、当てやすく復帰のしにくい鋭いベクトルでふっとばす前空中攻撃や得意の復帰阻止で、実際のところはふっとばし力は低くとも撃墜数稼ぎには困らない高い攻撃性を持つ。
スマブラX
ボタン | ワザ一覧 |
---|---|
B | 仕込針 |
→B | 鉄糸舞 |
↑B | 浮身 |
↓B | ゼルダチェンジ |
切りふだ | 光の弓矢 |
スマブラXでは新たに最後の切りふだ『光の弓矢』が登場斜め上に吹っ飛ばすゼルダと違い、こちらは真横に吹っ飛ばす。今作ではキャラクター選択画面でゼルダを選び、下に表示されたシークのイラストにカーソルを合わせAボタンを押すと、シークで対戦を始められる状態になる。
他には前空中攻撃のふっとばし力が大幅に落ち撃墜よりも連携向けのものに調整された。
スマブラfor
ボタン | ワザ一覧 |
---|---|
B | 仕込針 |
→B | 炸裂丸 |
↑B | 浮身 |
↓B | 跳魚 |
切りふだ | 光の弓矢 |
『for』からはゼルダとは別に独立したキャラクターとして参戦し、新たな下必殺ワザとして「跳魚」が追加。さらに横必殺ワザが「炸裂丸」に変更されている。
他の多くのファイター同様に、ワザのダメージが全体的に低下している。だが優秀な空中攻撃・必殺ワザは健在で、依然として各種強攻撃が連携の起点となること、そして前空中攻撃や下投げを当ててからの追撃が繋がりやすくなったこともあって、今作でも連携がしやすくダメージ蓄積能力に長けたファイターであることには変わりない。
また、多くのファイターの空中攻撃の着地隙が増大した中で、シークはあまり変化がなく、前作に近い感触で動かすことができるどころか、全体的に機動力が上昇し空中横移動速度の遅さが大幅に改善されたため、相対的に優位になった。
前作のシークは、ダメージを稼ぐことは容易でもフィニッシュに苦労させられ、結果ジリ貧になることが多かったが、この弱点はいくらか改善された。
強力な撃墜ワザとして猛威を振るった前々作の『スマブラDX』ほどでは無いものの、十分に強化された前空中攻撃に加え、新下必殺ワザの「跳魚」も頼もしい。
とはいえ、相変わらず撃墜に必要な蓄積ダメージは高く、今作で搭載されたほかほか補正との相性が悪いため、試合終了まで油断せずに臨むようにしたい。これらの要素が相まって、強キャラの一人として評価が高い。
スマブラSP
ボタン | ワザ一覧 |
---|---|
B | 仕込針 |
→B | 炸裂丸 |
↑B | 浮身 |
↓B | 跳魚 |
切りふだ | 宵闇乱舞 |
『SP』では初の隠しファイターに。
デザインが再度変更され、『ブレス オブ ザ ワイルド』の「忍びシリーズ」をベースとした『BotW』風のものになった。
最後の切りふだも乱舞ワザの「宵闇乱舞」に差別化。突進がヒットした後、無数の不意打ちを与える。
オンライン対戦でも得意なスピードを活かして手数で翻弄すれば強いが前作より攻撃力低下したせいで撃墜面が弱体化。使用率は低くなってしまい、強キャラの立ち位置ではなくなっている。
今作でも自慢のスピードでコンボで攻撃し続けることはできるがゲームスピードが上がったことによりその強みが減ってしまった。ガノンドロフなどの攻撃判定と攻撃力の高いファイターだとリーチの短さと体重の軽さであっという間に撃墜されてしまう。いかにダメージをくらわないように得意のスピードで攻め続けるのがポイントとなる。
Ver.7.0で必殺ワザの隙減少と吹っ飛ばし力の強化はされている。
勝ちあがり乱闘のお題は「仮面乱闘会」。
シークと同様に仮面やサングラスなどで顔を隠しているファイターが登場する。
ゼルダの伝説シリーズ参戦ファイター
ゼルダ無双
突如リンク達の前に現れた正体不明の人物。原作と同様、「シーカー族の生き残り」と自称する。
黒の魔女の軍勢にハイラル城が落とされた際、ゼルダが身を隠すためにこの姿となった。正体を隠してリンクたちに合流するが、シーカー族の長であるインパには「シーカー族のはずがない」と常に疑惑の目で見られていた。
「時のオカリナ」の次元にて水の神殿を占拠していた偽ゼルダを倒した後、「貴様がゼルダ姫のはずがない。なぜならば――」と告げ、ついに正体を明かした。以降はゼルダの姿のまま戦う。
担当声優
※上記の設定から、全作品でゼルダと同じ人物が務めている。
- 水沢潤:時のオカリナ、大乱闘スマッシュブラザーズDX、大乱闘スマッシュブラザーズX、大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U
- 世戸さおり:ゼルダ無双
- 藤村歩:大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL