基礎データ
ずかん | No.455 |
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英語名 | Carnivine |
ぶんるい | むしとりポケモン |
タイプ | くさ |
たかさ | 1.4m |
おもさ | 27.0kg |
とくせい | ふゆう |
概要
名前の由来はD. muscipula(学:ハエトリソウ)+すきっ歯と思われる。
ハエトリソウ(食虫植物)がモデルのポケモン。
でも残念ながらむしタイプは弱点であるし、ハエポケモンは未だ実装されてはいない。まあ初代ではハエとりポケモンなのに虫4倍って言う前例もあったし気にしてはいけない。
そしてじめんタイプを半減するくさタイプにも関わらず特性はまさかのふゆう。
ふゆう持ちと言う事は隠れ特性に期待できないと言う事でもある。
そのせいで特性があまりにも活きないポケモンと化してしまっている。
おまけに後の世代でとある理由で特性が不利なものへとなるという…。
特性に関してはもっと酷い扇風機もいるけど。
はいだしょうこ画伯が描いたスプーに似ているという指摘もある。マスキッパの姿・イラストを逆さまにして、スプーの絵画と並べると何かわかるかも知れない…。
ステータス面はそれほど悪くはないが、似たような能力のモジャンボがいるため影に隠れがち。
そしてくさタイプの宿命として弱点が多い、進化するときは複合タイプであって欲しいものである。
第五世代では種族値配分のよく似たほのおタイプの後輩が登場した。
余談だが、ハエトリソウは英語でヴィーナス・フライ・トラップと言うが、それは葉の縁にあるトゲを女神の睫に見立てたからだとか、とんでもない想像力の持ち主もいたものだ。
生態
湿地帯に生息し、足に生えた触手(根っこではないらしい)で木に巻きついて植物に擬態、甘い香りの唾液に引き寄せられたポケモンを大顎で捕食する。また、食虫植物らしく、1日かけて獲物を消化するようだ。
ふゆう持ちであるが、移動は浮遊で行なっているわけではなく、やはり触手を小刻みに動かして歩行しているようだ。
ゲーム上の特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
74 | 100 | 72 | 90 | 72 | 46 |
種族値だけを見るとそれなりの配分となっている…のだが、上述したように同世代から存在するモジャンボがいるため、使われることは極めて稀。
草タイプ故に弱点も当然多く、更に鈍足なため先制できる事はほぼ全く無い。
5世代ではいかりのこなを習得したが、目の上のたんこぶであるモジャンボも習得してしまい、6世代でははたきおとすが強化されたもののやはりモジャンボも習得してしまっていた。
そして追い打ちをかけるように、6世代のPGLレーティングバトル統計データに於いてORAS発売後では使用率がガタ落ちしてしまい、シーズン9、17では完全に統計データが非表示になるという憂き目にあってしまう…
その後7世代では猛威を振るっていたミミッキュの対策によく使われていたはがねタイプのポケモンが大幅に増加したため立場が余計に悪化してしまい、ただでさえガタ落ちしていた使用率が更に下がってしまった。
一応USUMではじごくづき、アシッドボムを習得したが、それでも使用率が伸びることは殆ど無かった。…何故ここまで冷遇させたのだろうか?
そして8世代ではとうとういなくなってしまった。使用率故に仕方がなかったのだろうか…
コジロウのマスキッパ
ノモセ大湿原で弱っていたところを、幼い頃のコジロウに助けられてゲットされた。
その後はシンオウ地方にある別荘でよく一緒に遊んでいたらしい。
長年玩具箱の中にモンスターボールともども仕舞われ忘れ去られたにも関わらず、コジロウには非常に懐いており、愛情表現としてよく噛み付く。かつてポジションが似ていたウツボットと同じハエトリポケモンだからなのだろうか?
(一度だけ、マスキッパ自身の意図とは別に他のキャラが噛み付かれたこともあった)