プロフィール
概要
主人公の友人で早乙女優美の兄。
いわゆる恋愛SLGなどにおける「主人公の友人」ポジションのキャラクターでその代名詞的存在。
ときメモシリーズでお馴染みの、女の子の情報を教えてくれるサポートキャラの第一号である。
人物
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入学式でたまたま席が隣になった主人公と知りあい、以来友人となる。「女の子のことなら俺に任せろ」が口癖で、登場キャラの電話番号は彼を通してでしか入手できない。
成績は良くなく、運動神経もマラソンをはじめようとしたは良いが、一日でギブアップという有様。
額面スペックは今一つパッとしない彼だが世話焼きな性格で、親しい人物にはとことん厚くなれる好漢。特にドラマシリーズでは主人公との友情物語が多く語られている。
本編では、主人公が詩織・優美・館林を除いて6人以上と知り合った場合、彼にも恋人ができる。
ED直前に主人公に紹介しに来るが、ここで選ばれるのは主人公への好感度が上から6番目の子である。そのため、続編の友人のように本命を問答無用で取られる可能性は少ない。ただ、一部どう考えても好雄のパラメータでは攻略できないキャラとくっつく事があるが(鏡や紐緒等)どうやって口説いたのだろうか…。
なお詩織と館林、および実妹の優美(あと・隠しキャラ)とくっつくことは無い。
初期のラジオドラマでは演劇を通じて如月未緒と恋人同士になり、『虹色』『彩』のラジオドラマ版や、クイズゲーム『ときめきの放課後』でも下地として引き継がれた。
バッドエンドで流れる「女々しい野郎どもの詩(うた)」は中の人であるうえだゆうじが歌う屈指の名曲である。この曲は元祖であるPCエンジン版においてボーカルの無い状態で先行していたが、PS版以降ボーカルが付いてからも、上記のように好雄に彼女ができた場合は歌ってくれない。
夏休みには、詩織ともう一人(実妹の優美と隠しキャラを除いた)女子キャラを誘ってダブルデートを計画してくれるのだが、何故か両方主人公への評価が最悪でも来る。女子キャラが主人公への好感度が高く主人公に釣られて来たならともかく何で誘えたんだろう…。
修学旅行にて各地に生息する動物系モンスターが襲い掛かってきた時、女の子と一緒に居る場合は一緒に逃げるか女の子を逃がすか選択肢となるが、彼の場合は共に戦うことができる。「スペシャル好雄パンチ」「グレート好雄キック」、更に機種と行先によっては「不動明王唐竹割り」で戦うが……?
(その後、不動明王唐竹割りはときめきメモリアル2にて剣道部の奥義として再登場した。)
クイズゲーム『ときめきの放課後』ではとうとう攻略キャラ(と言っても友情エンド)となったが、このゲームは特殊ハッピーエンドを迎えると、女子キャラと卒業後に会った際に髪型を変えてイメチェンした姿を見せてくれるのだが、クリア後の声優フリートークでCVを担当したうえだゆうじ氏が「好雄もね… ロン毛案ってあったんだけど…さすがにそれは…って事で…やめちゃいました…早乙女好雄は、早乙女好雄のままです…」と語っていた(そもそも好雄には卒業後イベントが無い)。
ちなみに『ときめきメモリアル4』では「アイテムショップ440」という店が登場するが、「440」が「よしお」と読めることを考えると・・・・・・?
また、特技にも「Yの魔眼」という、ヒロインのスリーサイズを調べることが出来る特技が存在しているが、この「Y」というのもやはり・・・・・・。
人間関係
実妹。兄妹キャラを印象付けるためか、前髪の処理が非常に似ている。普段はおちょくり・おちょくられの仲だが、兄が過度に侮辱された際には躍起になって抗議する面も。お互いに素直になれない似た者同士である。
先述の通り、関連作品ではパートナーとして描かれることが多い。二次創作でも少なくない組み合わせだが、いち攻略キャラである為ファンによってはデリケートな事態に発展することもあった。
(補足すると、ラジオドラマは主人公が詩織一筋、その他の媒体も彼女ルートがなり得ない展開や結末であり、あくまでその世界観での出来事である。如月さん役の関根明子氏も、「あれは一つのお話に過ぎない」とフォローをしていた。)
ラジオドラマ版『虹色の青春』、『彩のラブソング』と続いたその関係も、作風の変わった『旅立ちの詩』ではリセットがかかった。
好雄と同じ中学出身の友人。
PS/SS版OPでは彼女に茶々入れをされ追いかけっこに発展。一方で好雄も『対戦ぱずるだま』にて、他の女の子をデートに誘う際は多かれ少なかれ下手に出ている中で彼女にだけは「よぉー朝日奈ぁ!今ヒマだろ?」と気軽い雰囲気。そんな気の許せる仲であり、本編でも彼女が登場する時は基本的に好雄を介したりと絡みが頭一つ抜けていた。
……といったような経緯からか、二次創作でもくっつく展開が多い。拡大解釈されて彼女と幼馴染扱いされることもまれにある。
好雄から取得する情報のコメント欄に「美人で俺好み」と記載がある。このような個人の感想が書いてあるのは彼女に対してのみ。一方、初代ラジオドラマでは「確かに美人だがタカビーな女だぜ?」と一歩引いた評価を下している。
卒業間近において、『旅立ちの詩』では前者と、OVAでは後者とお近づきになろうとする。
初代ラジオドラマにおける、ゲーム版主人公に相当する人物。
ゲーム本編を含めたほとんどのメディアでは好雄の方がお調子者であるが、小野坂昌也氏の怪演により立場が逆転することも。漫才のような会話がほぼ毎回行われた。小野坂氏・うえだ氏は企画CDでもコンビを組み、今なお続く彼らのトークイベントの走りの一つとなった。
後のシリーズの好雄的ポジのサポートキャラ
・坂城匠:『ときメモ2』に登場。入学時から主人公と同じクラスになり、やはり同じクラスとなった陽ノ下光の情報を主人公から聞きに言った事から友人関係となる。ただしゲームの展開次第では、意中のヒロインを巡ってライバル関係となることも。可愛い系の容姿で、文化祭では劇で王女役をやるほどで、卒業式の日主人公に告白する…夢を主人公は見ることになる。
・大倉都子:『ときメモ4』に登場。主人公の幼馴染で女の子の情報を教えてくれるが、実は攻略対象で「ときメモ4の真のメインヒロイン」とも呼ばれるほどの人気を誇り、本来のメインヒロインの存在が忘れられてしまうくらいであった。ちなみにキャラクター的には主人公の男友達の小林学の方がより好雄に近いが、残念ながら都子が女の子の情報を教えてくれなくなっても彼から情報を教えてはもらえない。
・尽:『ときメモGS1』に登場。主人公の弟。生意気な性格でプレイヤーからの人気もあるが、残念ながら攻略対象ではない。
・音成遊:『ときメモGS2』に登場。主人公・デイジーの隣の家に住む小学生の男の子。実は彼も都子同様何気に攻略対象。
・宇賀神みよ:『ときメモGS3』に登場。主人公・バンビの女友達の一人で、星占いと情報収集が得意な「不思議ちゃん」系キャラ。実は彼女も都子や遊同様、攻略対象だったりする。