レキューム人
れきゅーむじん
概要
第26話(最終回)『虚無の扉』に登場。
想像力を無くし、挙句の果てに肉体が電波となって宇宙を彷徨う宇宙人。再びかつての栄華を取り戻さんと繁栄を続けている地球人に目を付け、彼らの想像力を奪い取るために電波に乗って地球へと進行して来た。
その際、偶然にも想像で自分達の正体を漫画として書き上げた漫画家「笹山」に興味を持ち、彼の想像力を利用(そもそも彼らは想像力を失っているため、彼の様な想像力豊かな人物が必要不可欠だったと思われる)し、地球を自分達の都合のよい世界に作り替える計画に変更(早い話が地球侵略)、着々と計画を推し進めていく。
人間を亜空間に閉じ込める能力を持っている他、頭部から赤いレーザー光線のようなものを発射し、レキュームガス(大脳新皮質にあるとされる人間の想像力に深く関わとされる架空の微弱なイオンガス)を奪い取ることが出来る。
なお、このガスを奪われた人間は想像力を無くし、顔が描けなくなる(レキューム人と同じような顔しか描けなくなる)という弊害が生じる。
上記の様に意思を持った電波がその正体である為、その点を突いた渡来教授の提案で電波を浴びせされ、数百メートルの巨大な姿に実体化。
その電波を発信する第二東京タワー(東京スカイツリーとは別物であり、東京タワーの相似形に近い666mのタワー。なお本作の放送はスカイツリー建設開始の4年前となっている)を破壊しようと上半分の部分をへし折るが、最後はそれと同時に至近距離から放たれた電波を浴び、肉体が溶けるように崩壊して絶命した。
しかし、倒された個体以外にも既に何体かのレキューム人が既に地球へと侵入しているようで…。
ナレーション「想像力を奪われたらどうしよう。いいえ、そんな心配は要りません。今の人類には宇宙人に狙われるほどの想像力などありませんから。これは隣人への労りに満ちた遠い未来のお話なのですから」
その後の登場
首と手袋を取り付けるだけで「はい宇宙人です」と言い張れるため、『オーブ』以降は等身大の怪人として登場することが多い。ただし『タイガ』出演時は原典と同じ長い爪のついた手が付けられていた。
ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!
宇宙魔女賊ムルナウ配下の宇宙人の一体として登場。
サーペント星人と共に「かき氷のシロップが全て同じ味」であることについて話ながら捕らえた大空大地を監視していたが、ジャグラーの不意打ちを受けて倒された。
セミ女に続いて『ウルトラQ_darkfantasy』に登場する怪獣からの客演となった。