曖昧さ回避
一般的な心霊現象についてはポルターガイストを参照。
本項においてはポケットモンスターシリーズの技についての解説する。
データ
初出 | 第8世代 |
---|---|
タイプ | ゴースト |
分類 | 物理 |
威力 | 110 |
命中率 | 90 |
PP | 5 |
範囲 | 1体選択 |
直接攻撃 | × |
効果 | 相手が持ち物を持っていないと失敗する |
概要
第8世代から登場する技。鎧の孤島にて新しく追加された教え技。
威力の高い技に恵まれない物理のゴースト技ながら、専用技かつ溜め技の「シャドーダイブ」に次ぐ威力110を誇る。
ただし「相手が持っている持ち物に襲わせる」というコンセプトであり、持ち物を持っていないor既に消費してしまっている相手には技自体が失敗するデメリットも持つ。
また命中率が90%と絶妙な値なため、単純に外す場合があるのも難点。
なお攻撃の際に「はたきおとす」のように持ち物を無力化する訳ではない為、持ち物本来の効果で消耗させたりしない限りは何度でも攻撃に利用することは可能。
また、技が成功した際には道具名が表示されるため何を持っているのかが分かるメリットもある。
ちなみに「なげつける」のように相手の持っている物で威力が変わったりということはない。
ストーリー上で使うには相手ポケモンは道具を持っていない場合が多くて使いづらく、トリック等とのコンボが必須となる。野生ポケモンの場合は道具のあるなしを調べられるが、PPが少ない為実用的ではない。
扱いに癖はあれど、高い攻撃力を持ちながら「ゴーストダイブ」、「シャドークロー」などをメインに添えざるを得なかったゴルーグ、オーロット、ダダリンなどにとっては待望の技であり、ヨノワールに至っては初登場から約14年越しに得た、「シャドーパンチ」を上回る威力の物理ゴースト技となる。おみとおし持ちのヨノワールとの相性は良く、明確なサマヨールとの差別化を遂に果たしたといえる。
その他、元々優秀な専用技はあれどアローラガラガラの新たなメインウエポンとしても扱え、同作教え技の「トリプルアクセル」や「こおりのつぶて」と合わせてユキメノコが本格的に物理型としても動けるようになった。
なお、ゴーストタイプであれば登場済みのほぼ全ての系列が習得可能な中、ミミッキュ、ヒトツキ系列、ドラメシヤ系列(+フワンテ系列)は習得不可と、露骨なまでに上位陣の物理ゴーストタイプには配布されていない。
ゴーストダイブと同様にバランス調整の為か、フォルムチェンジ前がゴーストタイプであるロトムを除き、ゴーストタイプ以外で覚えるのはミュウのみ。
「マジックルーム」状態や特性「ぶきよう」のポケモンにこの技を使った場合にも持ち物を持っていれば成功する。
余談
ポケモンコンテストライブ!のアピールの一つやダイマックスわざのダイホロウのエフェクトもポルターガイストが使われていたりする。